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オーケストラコミュのイギリスのオケは淡白?

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少しなりともクラシックを聴いていくと、いろんな媒体から情報が入ってきて、なんだか知らぬうちにイメージができていることがあります。

ドイツのオケは重厚で、アメリカのオケはノリが軽くてギラギラで、カラヤンは冷たくてムード音楽的で、バーンスタインは熱い‥。
初めて音に触れる際にも、そんな先入観が印象を左右しかねない、そんな感じがします。

イギリス(ロンドン)のオケは。
LSO、LPO、FO、RPO‥、国際的なオケは数あれど、よく聴く評価としては「淡白」で「中庸」。技術は第一級なれど個性がないとか。

でも、なんだか好きなんですよ、イギリス(ロンドン)のオケが。

最近買ったのが、マリナー指揮のアカデミーオブセントマーティンインザフィールズのチャイコフスキー交響曲第5番。
マリナーこそ、「ザ・中庸」と評される人です。

先入観を巡らしつつ聴いてみました。やや早いテンポながら、音は冴えているし、しっかりと鳴っているし、いい演奏だと思っていました。

そして終楽章。終結部の、よく拍手が来る、決めの場面!
ほとんど止まらずに流してしまった!!
これが淡白か!中庸か! なるほど、風評にも一理ありです。とても一面的な聴き方なんですが、これからも勉強です。

コメント(24)

イギリスのオケは定期でも練習時間がとても少ないんですよ。
1日+GPしかないところもあります。

レコーディングでも可能な限り短時間で行わなくてはなりません。

例えば、チェリビダッケみたいな人が来て、
今までと全く違う音楽をやろうと思っても
難しいと思います。

なので、どこかで聴いたことのある様な演奏ばかりになるのではないでしょうか。
力は十分あると思うんですよ。テンシュテットとロンドンフィルは評価高かったですし。
少ない練習でやりきるのは、器用ではあるんでしょうね。 また、薄味が国民性とも関係しているのかな。いや、イングランドのサッカーなんかはダイナミックだな…。
ゲルギエフとロンドン響がどんな風に結実するか楽しみです。
確かにテンシュテット&ロンドンフィルは素晴らしいと思う。マーラー全集を愛聴してますが、まさかあれを中庸と言う人はいないでしょう。
たしかに、フランスや旧東ドイツ、旧ソ連といった、ある意味“ローカル”な独特の響きはしないですね。
(とはいえ、それらのオケも、いまや“インターナショナル”な響きになりつつありますが…)

でも、イギリスのオケって、「ああ、なんだか“イギリス”だなあ」という感じの、滋味溢れる演奏をする気がします。エルガーやウォルトンの noble な感じといいますか。
それに、特にホルン、トランペットは、他の国とは違う音色だと思います。自分は、そこがイギリスのオケの特色・個性と感じていますよ。
インバルとフィルハーモニアの「春の祭典」なんかは、かなりの力演です。そのあたりの柔軟性というのも、イギリスのオケの特徴かもしれません。

前述のチェリビダッケも、ロンドン響との来日公演でイズム炸裂の「展覧会の絵」を聴かせましたね。
地方に目を向けた方がイギリスらしさのヒントが見つかるかもしれませんね。

バルビローリとハレ管のコンビは、決して優秀という訳ではないけれど、何とも言えない味わいがあるし、シベリウス作品などの説得力は、他では得られないように感じます。

ラトルとバーミンガム市響の成功は、ハレ管とは全然違うと思いますが、やはりイギリスらしい音楽のヒントにはなるような気がします。
と言いつつバーミンガム市響の録音は、正直あまり聴き込んでないので、ぜひ詳しい方に解説願います。
少なくとも俺はイギリスのオケを聞く気はないね。
だって面白みに欠けるし、目立った特徴もないから。
そこが、初めのマリナー&アカデミーのチャイ5に通じるのですね。そんなあっさりいくの?という。
まあこうして話していると、改めてイギリスのオケを聴かなきゃという気になってきます。
そういや、ロンドンと東京のオケの状況って、似ていなくもないかなぁ、と思えてきます。

ひとつの都市にこんなに、プロオケが乱立すれば、力量が平均化しがちじゃないでしょうか?他にないですよね?5つ以上のコンサート主体(オペラじゃなく)のオケがある都市って。

異論があるのは承知で...(ほんのお遊びですので)

LSO ⇒ N響? (押しも押されもせぬ代表格)
LPO ⇒ 読響?(本当に、LPOのコンマス D.ノーラン氏を輸入しちゃいました!)
PO ⇒ 都響?(安定した力量。)

個人的には、クラリネットのビブラートを聴くのがどうしても、苦手です(笑)
ロイヤルフィルは日本フィルですね。全くの主観です。
ロイヤルフィルは、逆境に負けない逞しいオケというイメージです。そして、個性的なマエストロや新進気鋭との共演に慣れている、柔軟なオケだと思います。
切り口違うけどロイヤルフィルは結構昔から(1970年代くらいからだったかな?)ロックバンドと競演したりロックのヒット曲をオーケストレーションした作品をとりあげたりしてて面白いな〜と。
メキシコの鬼才バティスが指揮するロイヤルフィルは、その逞しさ、柔軟性、(そして雑食性?)を十全に発揮していると思います。
9: ♯あんパ♭さん

> LSO ⇒ N響? (押しも押されもせぬ代表格)

代表格という意味合いではそうかもしれませんが、
放送局のお抱えオーケストラという意味合いでは BBC Symphony なのかなぁとも思います。

それにしても、BBCは(運営形態は詳しく知りませんが)

- BBC Symphony (London)
- BBC Philharmonic (Manchester)
- BBC Scottish Symphony Orchestra
- BBC National Orchestra of Wales

と、地域ごとに4つもオーケストラを持っているところが凄いですねぇ。

NHK大阪交響楽団とかNHK北海道交響楽団とかNHK九州交響楽団とか、絶対にありえないですもんねぇ・・・。


本題ですが、そもそも主観的な問題なのであまり議論しても仕方が無いトピックのように思いますが、
どれもイギリス人の聴衆が「それでよし」として愛聴してるオーケストラなので、まぁ地元の支持を得ているという意味では日本人のクラシックマニアが何を言おうが関係無いような気はします。
国民性だとか地域性も確実に影響していると自分には思えます。

学生時代、北イングランドにある大学に留学していたことがあるのでハレ・オーケストラ、BBCフィル、
バーミンガム市交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・オーケストラなどのコンサートを格安の学割チケットで楽しませていただきましたが、
どこもそれぞれに特徴があり楽しかったです。
南部で活動してるボーンマスのオーケストラなんかも特徴的だと思います。

当たり前ですが、指揮者によってもずいぶん変わるもんだなぁと感じたものです。
ハレなどはホームで2・3回公演やったりもする為、ちょっと気合入ってないんじゃないかと思ったこともありますが。笑

ノセダがBBCフィルの監督に就任した時にやったマーラーの交響曲第8番の演奏会などは、
さすが会場全体が熱気に包まれるような感じで素晴らしかったです。

自分は聴くだけで演奏は全くやらないので、演奏者の立場は全くわかりませんが、
聴衆の反応ってのもコンサートを成功させる為には大きな要素なんだなぁと思います。
感動する演奏会というのは、なんというか、会場全体に一体感が漂っているようです。

あと、なんとなくホームでの公演よりも演奏旅行でやる公演(とくに国外公演)のほうが、
旅先で気分が高揚しているせいか、ギャラが高いせいか、よくわかりませんが、よい演奏が多いような気がします。

歴史的経緯が全く異なるのであまり比較してはいけないとは思いますが、日本のオーケストラよりは社会的地位が高いというか、
存在意義がちゃんとしているというのがイギリスに限らずヨーロッパでオーケストラを聴き歩いていて感じるところです。


それはそうと、客観的に「淡白」といえば北欧のスウェーデンあたりのオーケストラはとても淡白な感じがします。
17. いちたすにひくぜろわ 様

私のお遊びに、お付き合いいただき感謝いたします。
おっしゃる通り、放送局付きのオケというカテゴリー分けもありですね。
日本も、(私は詳しくはないですが)旧・日本フィルが、フジテレビ付きだったりした時代もあったようですしね。

BBC Symphony = NHK Symphony?
London Symphony = Tokyo Symphony(東京交響楽団)?
London Philharmonic = Tokyo Philharmonic(東京フィルハーモニー交響楽団)?

という業種や名前でのカテゴリー分けもできそうですね(笑)


欧州への出張時に、飛び込みでコンサートに行く程度で、在住経験がない私にとっては、大変勉強になるお話を伺うことが出来ました。

真面目な観点からすると、オケあるいは、オペラの文化的位置づけと、歴史・伝統の深みが、ロンドンと東京では決定的に違うように感じました。それは、公的、私的な資金援助の状況を見ても、明らかではないでしょうか?(たとえば、某・大阪府知事は文化予算を大幅削減し、在阪オケの数を減らしたいようですし)

すみません、論点がずれました。

ぽんたさんご指摘の、国ごとのオケの特徴を語ろうと試みると、どうしても英国オケって、そういえば何だろうと、即答が難しいですよね。
ブラスセクションの個人とアンサンブルレベルの高さは特筆されるべきだと思います。特にフレンチホルンは、D.ブレインを代表とする名プレーヤーの宝庫という印象があります。
だけれど、じゃあオケ全体としての特徴は?と問われると、やはり困りますね。

世界的な傾向として、ビジネス優先で、年間の本番本数が過密になっていますので、初見でもそれなりのレベルで演奏できるプレーヤーが生き残り、譜面をじっくり読み込み、練習を重ねて理想の演奏に練り上げるタイプの努力型プレーヤーは、淘汰されてしまう傾向もあるのかなぁと、思いました。指揮者も同じですね、きっと。

乱文ご容赦を!
では。
お詳しい方が何人も出てこられますが、ロンドンと言えば夏の名物プロムス…と自分は雑誌で読んだだけですが、プロムスに行ったことがある方はいらっしゃるんでしょうか。
故柴田南雄先生のネヴィル・マリナーの紹介文に、次のような記述があります。

「ドルメッチ以来、古楽の研究・演奏の主流がロンドンにあることも見逃せまい。短く切る弦の奏法は、伸びやかに歌わせるイタリアのそれの裏返しだ。」

私はイギリスのオケは好きですよ。ロンドン交響楽団なんて、世界でも「一流」の部類に入るんじゃないっすか。るんるん
マリナーと古楽、正直言うとかなり遠い印象がありました。
マリナーのような「誠実」な演奏者がいるからこそ、他の「個性的」な演奏にも気付くわけですね。
マリナーが「ザ・中庸」ならば…、転んでもただの演奏では終わらない人は、マゼールです。

マゼールがVPOを指揮した「ラ・ヴァルス」を持っています。
ただでさえ曖昧模糊としたあの曲を、一筋縄ではいかないオケと、ただの演奏では終わらせたくない指揮者がやっているものだから…、正直、何がなんだか分かりません。馬鹿しあいの様相です。

話が逸れましたね。

イギリスのオケは確かに強烈な個性には欠けるようですが、その分、指揮者の個性と反発しあうことが少ない。その要求にしっかり答える技術もあるから、場合によっては、その指揮者の芸術が十全に発揮されることもあるのでしょう。
最近少し事情が違うのかもしれませんが、少なくとも90年代初めまで、ロンドンには常設のオケは3つか4つ(BBC、ロンドン響、コヴェントガーデンなど)しかなく、その他はみんなTelephon book orchestraといって事務局しか無く、仕事の度にフリーの音楽家(や常設のオケの団員の空いている人)を集めてコンサートや録音を行っていました。
イギリスの音楽家は素晴らしく演奏技術が高く、初見が強く、少ない練習時間で最大の効果を上げる様に訓練されています。しかし、如何せん常設の団体以外は、その都度誰が来るかもわからず、録音によってメンバーも全く違ったりするので、個性が乏しい様な気がするのは仕方がありません。
また、ドイツのオーケストラの様に常設が基本で定期のときは3日も4日も練習をやり、オケによってはそのプログラムで4回も演奏会がある(ミュンヘンフィルなど)団体に比べるとそのオケの音が作りにくい、指揮者の考え通りの演奏にならない、などのことが起こっても不思議は無いと思います。
個人的には70年代のイギリスのオケのホルンがF管ばかり揃ったときの音は好きですが。
テレホンブック・オーケストラ!
俄かには信じがたいお話ですね。録音用のオーケストラとか祝祭の期間限定ならば分りますが‥。
そんな状態で世界的な指揮者を呼んで国際的な水準で(単に演奏だけではなく)仕事ができるのかな?

通常、オーケストラの団員は、オケの仕事と平行して他の仕事もこなす訳だから(演目によりエキストラが入ることもよくあるだろうし)、定期的な公演の多寡によっては、仕事の都度に演奏者が集められている、という解釈もできるかも。
僕の地元のオケなんか、定期演奏会が年に2回ですから、ある意味で典型的。

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