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オーケストラコミュの指揮棒を使わない理由

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記事では、小澤征爾さんが27日のNHK「あさイチ」で、指揮棒を使わない理由を明らかにした、とあります。

小澤さんのコメントは、半分冗談みたいで使わない積極的な理由とは受け取れませんが、半ばバラエティに等しい情報番組なのでこんなしゃべりをしたのでしょうか?

合唱指揮では指揮棒を使わない人が多い様に思います。
対するオーケストラや大きな器楽合奏では、指揮棒派の人が大多数のようです。

昔は、たしかに無茶苦茶な棒の振り方の指揮者が多かったのですが、音楽大学にも指揮課が設置され棒の技法も理論的に習得した指揮者が増えてきました。

棒を見ていて打点のはっきり分かる指揮者が今風だとすれば、あの棒はやはり単なる見栄や権威の象徴だけではなく、合奏をまとめるための必需品だと思うのですが?

さて、小澤さんの本心はどうなのでしょうか?
忘れたことがあったから、とは漫画みたいな答えでしたね。
 ↓
http://www.barks.jp/news/?id=1000113147

コメント(21)

単純に、「奏者から見えやすいように」かもしれませんね。
オーケストラの場合、奏者は指揮者をまともに見ていませんから。変な意味でなく。とにかく、視界の隅で「動いていることを感じている」程度ですよね。
棒を持てばその分、手は長くなる。しかし、あまり大きくて重いものは長い時間振れない。また、目立つ色のものは鑑賞の妨げになる…という感じで今の形にたどり着いたかな。

オーケストラ団員に比べたら、プロでもアマでも合唱団員の指揮者に対するガン見は別物です。みんな指揮者に正対しているし。
だ・ぽんたさん
コメントありがとうございます。

私は、今はフルートですが高校時代にチューバを吹いてました。
つまり、指揮者から一番遠い位置にいました。
その経験からすると、指揮棒は持って欲しいというのが遠い楽器からの願いでした。

小澤さんほどのプロならばともかく、アマチュアの指揮者で棒なしの場合、概して格好つけだけのことが多く、非常に見難かったことを覚えてます。
(もっともそのレベルの指揮者は、棒を持っても打点が見えなかったともいえますが… (笑) )
指揮棒はあるべき。アマチュアにおいてはですが、そう書いてある本がありましたね。
規模によって、指揮棒の長さを変えるとよいなど書いてある本もありました。

合唱部の顧問に聞いたら、合唱で指揮棒を持つと器楽的になりやすいことから、指揮棒を持たないって聞いたことがあります。

故に合唱部出身の音楽教師は指揮棒を持たない方が多いと思います。
>>[3]
コメントありがとうございます。

私も個人的にはそう思います。
アマチュアの合奏で縦の線を合わせるには、指揮棒は必要不可欠のような気がします。

合唱の場合に、棒を使うと器楽的になるというのがよく理解できませんが、ちょっとふわっとした感じで出だしをボヤかせるというようなことでしょうか?
たまに、口を開けて一緒に歌って指揮してるのを見ます。
これは前にもどこかで書いたのですが、合唱指揮者がオケを振る現場を見たことがあって…、とにかく酷いことになったんです。

一言で言えば、その合唱指揮者の指揮には予備拍が無くて、前に出した手をいきなりストン!と落として始めるものだから、オケの奏者達は、全く入れないのです。弦楽器は振りかぶれず、管楽器は息を吸えない。
それで、指揮者はオケに、
「ちゃんと棒に合わせて入って!」
と言っていました。
オケの方でなんとか指揮者の呼吸を読んで、入りに成功しても、今度は…。
指揮者は、音を聴いて振ろうとするので、音が出てくるのを待ってしまう。棒はどんどん遅くなる。
オケは棒に付けようとするから、棒が進むまで音を出さない。
お互いに「お見合い」になって、どんどん遅くなり、延びたラーメンのような演奏が繰り広げられ…。

この指揮者、本当に(合唱指揮者とはいえ)音楽のプロなの?と言いたかった。

個人的な考えですけど、合唱とオケの指揮の違いというのは、音の出のタイミングを合わせる「せーの!」のエネルギーの差のように感じます。器楽は、予備動作というのがあるし、人も多い、距離もある。また、指揮を「まともに見て」いない。
その状況では、指揮棒で、ある程度明確な(大きくて強い)打点の提示が必要なのでしょう。
あ、トピックの趣旨は、「指揮棒を使わない理由」でしたね;^_^A
>>[6]
おはようございます、コメントありがとうございます。

延びたラーメンのような演奏、最高の表現ですね ! (笑)

合唱の指揮者に限らず、基本を習得していない人に予備拍を振らない、振れない指揮者がいますね。
仰るように、「せ〜の」がない指揮者。
管楽器などはブレスの準備もできず、吹けたものではありません。

鍵盤楽器(ピアノなど)しか経験のなかった指揮者にも、もちろんこういった人が多いようです。
息をする必要のない楽器しか演奏してこなかった人に、予備拍の認識がない人がいますね。
恐らく先生には、「もっと息をして〜!」と教えられたと思うのですが…

私も脱線しました〜 (笑)
結論は、やっぱり棒は持って欲しいなというのが、アマチュアとしての意見です。
>>[8]

かなり昔のことですが、社会人団体で合唱コンクールに出ていた先輩が話してくれたことです。
先輩の団体は、団内の指揮者がいたのですが、その指揮者の人脈で、オペラの演出家(声楽出身)の方に一度練習を見て頂いたそうです。

団内指揮者の指揮での演奏を一通り聴いた演出家の方は、

「大変素晴らしいんだけど、ちょっといい?」

と、いくつかポイントを挙げると、

「じゃ、それを踏まえて始めから歌ってみよう。フンッ」

という感じで、何も持っていない両手で指揮を始めた。
先輩は、「すごく歌いやすい指揮だったんだよ!」と教えてくれました。

先輩はその時の指導の様子を録音していて、それを聴かせてもらいましたが、演出家の方の指揮が進むにつれ合唱の声がどんどん大きくなるのが聴いていてはっきり分かる。指揮というのは、まず「しっかりと歌わせる」「しっかりと踏み込ませる」技術なのだと感じました。(前述の、オケを振った合唱指揮者が「入りのタイミングをあわせられなかった」などというのは、本当に酷いことです。)

先輩の話では、この方の指揮は明確な図形ではなく、ほとんどゼスチャーに近いものだったそうです。この境地までいけば、指揮棒は関係無いのでしょう。ゆめゆめ、技術のない人が格好だけ真似してほしくはないですね。
>>[9]

もうまったくそのとおりだと思います。
技術のない人が格好だけ真似て、棒なしでやることほど酷い指揮はありません。

出だしの前の、「んっ 」で出ることができる。
小澤さんもそのことは、学生指揮を指導する場で強く言ってましたね。
それは綺麗に図形を描くとか言うレベルではなく、まさに「気」ですね。

奏者にその「気」を伝えることができれば、自ずと出は合うはずです。
合唱は基本的に細かい動きがないので流してフレーズを重視する。そのため指揮棒はむしろないほうがやりやすい。
楽器のほうは細かいうごきが多いのであわすことがまず一番大事。そのためにはよく見える指揮棒が必要。ただし少数の合奏では指揮棒がなくっても見えるし、また曲によってはないほうがやりやすい。ただ、小澤さんのようにベートーベンの第5番を指揮棒なしで振るのはあまりお勧めできないですね。
>>[11]
おっしゃるとおりですね。

これまでいただいたコメントでは、すくなくとも規模の大きい器楽合奏では指揮棒が必要とのご意見に集約されるのではないかと思います。

特に、ベートーベンの第5番などは、限られた高性能のプロオケ以外は指揮棒なしでは対応が難しいということも同意が多数だと思われます。
>>[11]

運命を棒無しで振るのは、小澤征爾のように魔法が使えるようになってから、ということですね。

故岩城宏之さんが、音楽番組の中で、

「指揮棒を一切振らず、体も動かさずに、顔だけで『指揮』が出来るか?」

という企画を試みたことがあるそうです。

結果は、顔だけで指揮は出来ました。

指揮台の上で直立で体と首を固定した状態で、目と気合いでキューを出し、カッと目を見開いたり、悲しそうな表情をするだけで、オーケストラの演奏は、ほぼ意思通りにコントロール出来たそうです。

岩城さんほどの指揮者ならば、顔だけでも指示にブレはないだろうし、また気心知れた手練れ揃いのオーケストラならば、岩城さんの顔を見て、「ああ、こういうことでしょ?」と表情を付けることが出来る、ということでしょう。

ちなみに、同時に、逆のパターンで、

「顔の表情を一切無しにしても指揮は出来るか?」

というチャレンジもしたそうです。岩城さんはわざわざ顔の型を取ってお面を作って指揮しましたが、オーケストラ側から、

「表情が無いと、指揮している姿が気持ち悪い」

と不評で、こちらは不可能だったようです。
>>[13]

その企画、面白いですね。
見たかったです (笑)

しかし、仰る通り気心の知れた関係であったからという条件つきですよね。
初めまして。
面白いですね、このトピ( ´ ▽ ` )

指揮棒無しだと表情豊かに振れると思うので、私は場面によって使い分けています。
交響曲だと、緩徐楽章だけ指揮棒を使わない方もいますね。
あるプロの指揮者は緩徐楽章等は指揮棒を真ん中へんで人差し指と薬指に中指で横向きにはさんで指揮をすると聞きましたね。こうすることによって打点がはっきりしないので柔らかに流すことができますね。
>>[15]
おはようございます、コメントありがとうございます。

曲や場面によって使い分けるというのが大事かもしれませんね。
>>[16]
おはようございます、コメントありがとうございます。

緩徐楽章だけ指揮棒なしというのも、興味深いです。
>>[17]

緩徐楽章だけ指揮棒を使わないというコメントが続きましたね。
場合によって使い分けるということがあり、すべての器楽曲に指揮棒なしを適用するのには無理がありそうだということに異論はないように思います。

指揮棒の持ち方自体を変えるというのもよく見ます。
持ち方にすでに表情を与えているということなので、これも興味津々ですね。

これまでのところは、やはり急速なパッセージや複雑が絡みがあるような曲では指揮棒はあったほうがよいということに意見が集約されるようです。
たくさんのご意見・コメントありがとうございます。
このトピも丸く収まったところですが、指揮棒を使わない指揮の番外編としてこぼれ話をひとつ。

エフゲニー・スヴェトラーノフが手兵のロシア国立交響楽団と、グリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲を演奏する際には、スヴェトラーノフは腕を組んで100%オケ任せ!あの猛烈な早弾きを、「どうだ、俺のオーケストラの上手さは…」とドヤ顔で眺めていたとか。

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