フラーコ・ヒメネスの「He’ll Have To Go」
http://www.amazon.co.jp/Hell-Have-Go-Flaco-Jimenez/dp/B0018TJQM0/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=music&qid=1226852144&sr=1-2
オーギーのベスト盤も出ましたが、全15曲中9曲もFinally In Lightsからというよくわからない選曲。
逆になぜ全10曲のFinally In LightsからDeep in the Heart of Texas だけ外したのか気になります!
http://www.amazon.co.jp/Through-Years-Augie-Meyers/dp/B00108RSU6/ref=sr_1_8?ie=UTF8&s=music&qid=1226852549&sr=1-8
訃報もありました。
8月15日に亡くなったジェリー・ウェクスラー。
数あるプロデュース作品のなかに「Doug Sahm and Band」がありますね。
はやいもので10周忌です。
あー、もう10年たつんだ。
ということでトリビュート・アルバム「Keep Your Soul: A Tribute To Doug Sahm」が出ましたね。
http://www.amazon.com/Keep-Your-Soul-Tribute-EXCLUSIVE/dp/B001PJ7TTK/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1258474803&sr=1-1
リンク先のamazon.comは1曲オマケ(Sarah Borgesの I Wanna Be Your Mama Again)がついてくるので、アカウントをおもちの方はここで買うのがおとくかと。
1. Be Real - Neal Casal (Return in Kind)
2. (Is Anybody Going To) San Antone - Orange County Brothers (Orange County Brothers)
3. I’m Not That Kat Anymore - Shandon Sahm (Knock Yourself Out)
4. Too Little To Late - The Tex-Mex Experience (The Tex-Mex Experience)
5. Texas Me - James Luther Dickinson (Killers from Space)
6. At The Crossroads - Mott The Hoople (Backsliding Fearlessly)
7. I Wanna Be Your Mama Again - Mother Earth (Living With Animals)
8. Mendocino - Wilko Johnson (Pull The Cover)
9. We'll Take Our Last Walk Tonight - Clarence "Frogman" Henry (I Like That Alligator, Baby)
10. Give Back the Key to My Heart - Uncle Tupelo (Anodyne)
11. Just Let Her Go - Sid Griffin (As Certain as Sunrise)
12. Texas Ranger Man - Loco Gringos (Loco Gringos)
13. Dealer’s Blues - Mentanpin (めんたんぴん)
14. Soy Chicano - Flaco Jimenez (My Mexico)
15. Revolutionary Ways - T.K. Hulin (I'm Not A Fool Anymore)
16. Sunday Sunny Mill Valley Groove Day - Frank Black (Honeycomb)
17. Cowboy Peyton Place - Freddy Fender (Best of Crazy Cajun)
18. She’s About A Mover - Steve Earl (Shut Up And Die Like An Aviator)
19. Stoned Faces Don’t Lies - Shawn Sahm (Shawn Sahm)
●伝記本 “Texas Tornado: The Times & Music of Doug Sahm”
ついに出た、伝記。Jan Reidというライターとご長男の共著。
わたくしの周囲(含わたくし)でも、英語も読めないのにとりあえず買っとけって人が続出。
もちろん内容はわからないので、ご紹介のしようがありません。
だれか訳して!
●He's About A Groover - An Essential Collection
2枚組ベスト。Takoma時代以前の音源が元になってるみたいです。Crazy Daisy [Unissued Version]というのがあったのでサンプル聴いたけど、どこが違うんだか??
●Augie Meyers “Country” “Trippin Out on Triplets”
トーネイドスのCDに「オーギーが腎臓の提供者を求めています」というカードが入っていて驚かされましたが、その後本人のサイトで無事手術したとの報告アリ。
よかったですね!
“Country”は、Western Head Band時代を思わせる埃っぽいカントリー・アルバム。
出たばかりの“Trippin Out on Triplets”は、なんと12曲すべて3連のロカバラードというスワンプ・ポップ集。“Juke Box Music”すきな人は必聴でしょう。
●Freddy Fender “Mi Corazon Espanol”
全編スパニッシュの編集盤。
“Dias Y Noches Perdidas (Wasted Days And Wasted Nights) ”などなど、おなじみの名曲も言語が違うとまた新鮮です。
しかし出元がどこなのか…この他にもなんかベスト盤出てましたが、フレディ・フェンダー、各国版、編集盤、出所不明のライブとかが多すぎ!(しかも曲はめちゃめちゃダブってるし)
●Flaco Jimenez “Fiesta Del Rio” “Ya Volvi De La Guerra” “Squeeze Box King”
どれも買ってませんが、お元気そうでなによりです!
●Louie And The Lovers “Complete Recordings”
SDQやトーネイドスのギターとコーラス、“I Know You Know”などの曲提供でおなじみルーイ・オルテガのバンド。
サームがプロデュースした彼らの唯一のアルバム”RISE(1970)”に、なんと未発表曲を13曲もくっつけて出ました。
うち2曲はサーム作曲。コンフント・スタイルで演奏される素朴なコリードと、Knock on Woodみたいなかっこいいソウルナンバーです。
Doug Sahm
San Antonio Hipster
http://www.amazon.co.jp/San-Antonio-Hipster-Doug-Sahm/dp/B00470MCP0/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1320856424&sr=1-1
Sir Douglas Quintet
The Mono Singles '68-'72
http://www.amazon.co.jp/Mono-Singles-68-72-Douglas-Quintet/dp/B004KEMHL2/ref=sr_1_2?s=music&ie=UTF8&qid=1320856424&sr=1-2
Doug Sahm
He's About a Groover: An Essential Collection Vol. 2
http://www.amazon.com/Hes-About-Groover-Essential-Collection/dp/B004QEZRFE/ref=sr_1_2?s=music&ie=UTF8&qid=1321535066&sr=1-2
vol.1と同じジャケで中身が違うみたいです。
なんで、日本アマゾンは扱わないんだろう?
ヒューイ・モーが亡くなったのは4月23日。
かなりシャレにならない問題(classic example of a child molesterだそうな)を抱えていた人でしたが、Crazy Cajunレーベルのオーナーとして作曲家として生み出したものは、確実にアメリカ南部音楽史に残ると思います。
ダグ・サームに関しては「The Best Of Sir Douglas Quintet」「Together After Five」「Texas Rock For Country Rollers」をプロデュース。
そういえばイギリスのビートバンドをイメージしてSir Douglas Quintetなんて名前つけて、ビートルズの「She’s A Woman」をマネて「She’s About A Mover」をアレンジさせたんですっけ。
作曲家としては「Rains Came」「Wasted Days Wasted Nights」「Please Mr. Sandman」などの曲提供がありましたね。
「You’ll Lose A Good Thing」なんて、サームでも聴いてみたかった。
あちらでまたサームとの名コンビが復活するんでしょうか。
悪癖なおして。
奇しくも今年はその路線の傑作Border Waveが初CD化。
その他、再発ものとしては、ソネット時代の音源を中心にまとめたコンピレーション〈The San Antonio Hipster〉と〈Texas Gold〉が登場。
この2枚と2008年の〈Scandinavian Years〉はそれぞれダブリもないので、3枚そろえれば〈Quintessence〉〈Midnight Sun〉〈Rio Media〉〈Luv Ya’ Europa〉のかなりをカバーするのですが…だったらオリジナルの形で出してほしいですね。
一方、最近出たばかりの新作〈The Last Real Texas Blues Band Live In Stockholm〉は驚きでした。
こんないい音が残ってたなんて!
1997年のストックホルムのライブ。
(あ、ドラムはジョニー・ペレスじゃありません=ファビュラス・サンダーバーズのFran Christina)
なにがすごいって、ダグのライブというとラフなセッションのりのものが多いですが、ここでの演奏はきちんとアレンジされていて聴き慣れた曲も新鮮、まさに「新譜」といえる印象です。
ギターにはご長男のショーンを起用し、売り出しのニュアンスもあったんでしょうか。
この日(ツアー?)のライブにかけるダグのヤル気が伝わってくるようです。
あと、今年のトピックとしては、7/21 ピーター・バラカン NHK FM「ウィークエンド・サンシャイン」でJukebox Musicのオリジナル盤との聞き比べ特集実施というのがありました。
http://www.nhk.or.jp/fm/sunshine/archive/WS1207.pdf
すばらしいの一言です。
マヌケなタイミングですが、一応、じぶんの備忘録も兼ねてるもんで追記しときます。
ダグの遺作「Return of Wayne Douglas」が、新しいジャケのLP盤で再発されてるのを書き漏らしてました。
これ、ジャケも新しいデザインだし、デジタルデータのダウンロード・カードもついてる親切っぷりで、CDもっててもちょっと惹かれるところです。
この1年のダグ関連のアルバムというと、ついこの間発売されたライブがありました。
Inlaws And Outlaws / Doug Sahm & His Band
http://www.amazon.co.jp/Inlaws-Outlaws-Doug-Sahm/dp/B00EUAOZ52/ref=sr_1_3?s=music&ie=UTF8&qid=1384788121&sr=1-3&keywords=doug+sahm
ところで、昨年、SDQメンバー等ではありませんが、ボビー・ブルー・ブランドが亡くなったのを記録しておくべきでした。
いったい誰がいまだにこんなところをご覧になってるのか存じあげませんが、すみませんでした!
なにしろサームのカバーも"Ain't That Lovin' You", "Farther On Up The Road", "I'll Take Care Of You", "I Pity The Fool", "Turn On Your Love Light" …他にもあったかも…と数多く、これらの曲からブランドの存在を知った方も多いと思います(私も)。
大変遅ればせながら、RIP。
ダグの生涯を描いたドキュメンタリー映画「Sir Doug and the Genuine Texas Cosmic Groove」が制作され、現在アメリカ国内でフィルムサーキットが実施されています。
(たぶんプロデューサー兼)監督はジョー・ニック・パトスキ。
https://www.kickstarter.com/projects/504936151/join-the-new-doug-sahm-documentary-in-spreading-th
「A Little Bit Is Better Than Nada Prime Cuts 1990-1996」
Texas Tornadosの2枚組ベスト盤で、未発表インスト(というかカラオケ?)6曲を含む全39曲が収録されてます。
http://www.amazon.co.jp/LITTLE-BETTER-THAN-NADA-PRIME-1990-1996/dp/B011PIA8BG/ref=pd_sim_sbs_15_1?ie=UTF8&dpID=61iT5mKlqgL&dpSrc=sims&preST=_AC_UL160_SR160%2C160_&refRID=0ZHWZP4KVXZ0TMRWA3WX
オーギーのアルバム「The Real Tex-Mex」は、Western Headband時代をほうふつさせるホーン・セクションの入ったオルケスタ・スタイルのアルバム。
オーギーはこのところ、こういう自分の足跡をたどるようなつくりのコンセプト・アルバムが多いですね。
埃っぽいカントリー・アルバムだったり、三連だけだったり。
大病を患っただけに、人生の総決算をしておきたいのかなぁと想像します。
http://www.amazon.co.jp/Real-Tex-Augie-Meyers/dp/B00VASPCQI/ref=sr_1_fkmr0_1?s=music&ie=UTF8&qid=1447741973&sr=8-1-fkmr0&keywords=Augie+Meyers+real+tex-mex
「Doug Sahm, Kevin Kosub... And Friends」
そのオーギーの親戚で、最近ではいっしょにアンチ・オバマ・ソングを発表したりしてるKevin Kosubが、その昔つくった「Deep in the Heart of Texas」なんてオムニバス(自分も参加)と、同じような企画の友達バンド・オムニバス。
ダグが歌う曲が4曲含まれてますが、残念ながら既発です。
http://www.cdbaby.com/cd/dougsahmkevinkosub
SDQの後期メンバーとして、ギター、フィドル、ときにボーカルもとったアルヴィン・クロウが、ダグへのトリビュート・アルバムを発売しました。
カバー集で、タイトルも「TO SIR DOUG WITH LOVE VOL. 1」と愛情いっぱい。
おなじバンドメンバーによるカバー集というのは、とてもめずらしいのではないでしょうか。
ライブでも頻繁にクレジットされていた人ですが、曲目をみるといっしょに演奏したとは思えないものも。
クロウ自身のフェイバリットを集めたのかと想像します。
http://diskunion.net/jp/ct/detail/RS160802-01
オーギーの新譜は、カントリー・アルバムの「When You Used to Be Mine」。
ダウンロードは各所でできますが、CDはいまのところCD-Babyだけのようです。
http://www.cdbaby.com/cd/augiemeyers2
…………
さて、例年より早くこれを書いていますが、というのもダグ・サーム追悼イベントの告知をしたくて
“WE LOVE THE WAY SIR DOUG LOVED”と題しまして、2週にわたってDJ会とライブイベントを開催します。
●Los Paradise Groovers2016
Los Royal Flames、Zydeco Kicks、Rockin' Shoesの3バンドからの混成メンバーによる、このイベントのためのスペシャル・バンド。
3バンドともダグをレパートリーにしており(ザディコ・キックスは飯田雄一氏のバックを通じて)、このコラボはいわば必然。
ダグの持つ多面性をワンステージで表現してしまおうという強引な選曲もウリとなっております。
「Live Paul's Mall Boston MA」
https://www.amazon.co.jp/1973-Live-Doug-Sahm-Band/dp/B01MRSDJDU/ref=cm_cr_arp_d_product_top?ie=UTF8
こちらは、73年3月のライブということで、「Doug Sahm and Band(73)」に収録され、その後ライブでは必ずと言っていいほど演奏される「San Antone」の初期ライブ録音などが聴けます。FM放送のラジオ音源としてブートでは出回っていましたが、やはり公式盤はもっときたいですね!
なお、ブートをあたってみると「San Antone」は、72年にAWHQでジェリー・ガルシアらとセッションしたテイクが最古のライブ音源のよう。これが11月で「Doug Sahm and Band」は翌年3月の発売ですから、アルバム用に録音してすぐのライブだったのかもしれません。
「Who Are These Masked Men?/The Masked Men Live In Bremen 1987」
https://www.amazon.co.jp/Who-Are-These-Masked-Men/dp/B01MRD5AIP/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1510669802&sr=1-1&keywords=doug+sahm
こちらは覆面バンドのヤツですね。正体はDoug Sahm、Alvin Crow、John Reed、Speedy Sparks(bass)、Barry "Frosty" Smith。
以上のメンバープラスαで出した唯一のアルバムと、ドラムがMike Buckに入れ替わって行ったツアーでの録音をセットにしたものです。
いつものメンバーによるいつものレパートリーが並んでいますが、謎の覆面バンドがメンドシーノをカバーしてると思えばそれもまた一興。
このライブも出回っていた音源ではありますが、やはり公式盤ですから。わたくしももちろん購入しました!
あと「Doug Sahm and Band/Texas Tornado/Groovers Pradise」の3 in 2なんていうのも出てたんですね。
https://www.amazon.co.jp/DOUG-TEXAS-TORNADO-GROOVERS-PARADISE/dp/B01JUNBG2S/ref=sr_1_3?s=music&ie=UTF8&qid=1510669802&sr=1-3&keywords=doug+sahm
これはわたくしは買いませんでした!
毎年新譜を出してるオーギー。毎回「スワンプポップ」とか「カントリー」とかテーマを絞っていますが、今年の作品「Monkeys On Cocaine」は、ブルージーなロックンロールあり、ポルカあり、ロカバラードありと、初期のごった煮感をほうふつさせる内容です。
たぶんそのへんの意識があるのか、2ndアルバム収録の「Sugar Blu」を、Texas Tornadosに続き2度目のセルフ・カバー。とてもよいです。
それにしても、このアルバムタイトルはどういうことなんですかね?
https://www.amazon.co.jp/Monkeys-Cocaine-Augie-Meyers/dp/B06XT8XZNH/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1510672825&sr=1-1&keywords=Monkeys+on+Cocaine&dpID=61Kiqw-E2jL&preST=_SY300_QL70_&dpSrc=srch
今年は、Austin City Limitsの2種類のライブ(DVD/CD)のアナログ盤、
そして、既流出音源ですが「Texas Radio And The Big Beat」が出ました。
https://www.amazon.co.jp/Texas-Radio-Beat-Doug-Sahm/dp/B07HGRPX47/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1542004874&sr=1-1&keywords=doug+sahm
DISC1は「Inlaws And Outlaws」としてすでにCD化されたもので、本命は初CD化のDISC2。
74年8月にヒューストンのリバティ・ホールで録られたもので、メンバーは、、
Doug Sahm - vocals, guitar, piano
Augie Meyer - organ and piano
Link Davis Jr. - vocals, alto saxophone, tenor saxophone, baritone saxophone, piano, organ
Doug Clifford - drums
Stu Cook - bass guitar
ということは、やはり74年に発表されたGroover's Paradiseのメンバーですね。
なのに、同アルバムの収録曲はナシ。
収録前のライブだったんでしょうか。
ダグのGeorgia On My Mind を聴きたい方はぜひ。
この他、盟友アルヴィン・クロウによるトリビュート第2弾もありました。
To Sir Doug With Love 2
https://store.cdbaby.com/cd/alvincrow5
このところ、この時期毎年なにかやってる新橋アラテツ・アンダーグラウンドさんでは、
19日(月)20時より「IN MEMORY OF DOUGLAS WAYNE SAHM」として
追悼DJ会を開催されるそうです。
セレクターは、COUNT D.(LOS ROYAL FLAMES)
タコス屋台:ARATETSU
入場無料 要DRINK or FOOD ORDER
今年も出ましたオーギーの新作「I Know I Could Be Happy, If Myself Wasn't Here」。
掉尾を飾る「Candy Kisses」は、ダグが「The West Side Sound Rolls Again」で歌った曲。元はGeorge Morganによるウエスタン・スウィングで、ダグはこれを三連にしてましたが、オーギーはシャフルにアレンジしています。なんか聞き覚えのあるアレンジなんですが、どこでだれがやってたのか思い出せません。そんなのないかもしれません。お心当たりの方は教えてください!
全体にシャッフルが多めです。あと三連とロックンロールと、黒っぽいサウンドを意識?ボビー・チャールズなんてやってますね。
わたくが気になったのはタイトル曲。オリジナルのようですが、Western Headband時代の「High Texas Rider」を彷彿させる曲調。
この曲はじめ、オーギーのアルバムはホーンが入っていればアタリという定説どおりの…うそです、私見です…いい出来栄えです。
https://www.amazon.co.jp/Know-Could-Be-Happy/dp/B07N3RVMYT/ref=sr_1_17?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=augie+meyers&qid=1573973490&sr=8-17
今年も新橋アラテツ・アンダーグラウンドでダグ・サーム追悼イベントがあります。
いつものロス・ロイヤル・フレイムズとともに、足利から本格コンフント「CONJUNTO ASHIKAGA DE JAPON」が初参加。
DJと生演奏でダグを偲びましょう。今年は20周忌です。
まず最初に、昨年のこのトピックに、ロッキー・エリクソンの訃報が抜けていたのをお詫びしなければいけません。
昨年5/31に亡くなったと、弟さんのFacebookへの書き込みで明らかにされました。享年71歳。死因は公表されていません。
ダグの音楽性というと、ブルース、カントリー、ソウル、テハーノ、ケイジャン等々と幅広いですが、ロッキーはその中のガレージ〜サイケデリック関連人脈。
13th Floor Elevatorsのボーカリストで、代表曲「You're Gonna Miss Me」はダグも「Border Wave」でとりあげてました。この曲はロッキーへのトリビュート・アルバム「Where The Pyramid Meets The Eye」にも別の演奏で収録されています。
オールディーズチックな「Starry Eyes」もライブではよく演奏されたようで、「Live Love」とTexas Marvericksのブレーメンでのライブ盤で聴けます。そしてこの曲を含むロッキーのアルバム「Clear Night For Love」には、アーニー・ドゥラワらダグ・サーム周辺のミュージシャンが大挙参加と、たどっていけばまだまだ関連性がみつかりそう。
ブルー・アイド・ソウルシンガー、ロイ・ヘッドの訃報は、記憶に新しいところです。
9月21日、心臓発作のため79歳で亡くなりました。あら?ダグと同い年ですね。
代表曲といえば、世界かっこいい曲ランキングベスト10に入っているのではないかと言われているとかいないとかの「Treat Her Right」。今年公開された映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の冒頭がこの曲でした。ダグもカバーしています。The Last Real Texas Blues Bandのストックホルムのライブ盤でどうぞ。
また、「The Complete Mercury Masters」には、ダグのプロデュースによるロイ・ヘッドの2曲も収められています。
「Live in Boston 1973 Part1,2」
https://www.amazon.co.jp/Live-Boston-1973-Part/dp/B08HGY8WC4/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=Live+in+Boston+1973&qid=1605515167&s=dmusic&sr=1-3
https://www.amazon.co.jp/Live-Boston-1973-Part/dp/B08HGQ7JQ2/ref=sr_1_4?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=Live+in+Boston+1973&qid=1605515167&s=dmusic&sr=1-4
Stockholm Broadcast 1983 / Sir Douglas Quintet
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B085RP5SN5/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1
「今年は」と言いつつ、いきなり2年前に出ていたブート。SugarMegs音源ではないので貴重です。
ヒットしたてのMeet Me in Stockholmをご当地ということでラストにもってくるところが、このアルバムの味わいどころ。
Texas Tornado: Live From The Troubadour 1971 / Sir Douglas Quintet
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BVSVJT4Z/ref=ppx_yo_dt_b_asin_image_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
ナイトクラブ、トルバドールで録られた未発表ライブ、、、ではなくてライブ前のリハをサウンドボード録音したもの。全8曲と収録曲は少ないものの、この時代のSDQの未発表録音が出てくるなんて、Now And Thenどころではありません!
On The Honky Tonk Highway With Augie Meyers & The Texas Re-cord Co: High Texas Rider / Various
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BZ4QWD9Y/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
オーギーのレーベル Texas Re-cord Co. のコンピレーション。
元お師匠さんのDenny Ezbaや元嫁のCarol Meyresなど、オーギーを語る上ではずせない音源満載。必聴です!
Day Of The Doug / Son Volt
https://www.amazon.co.jp/Day-Doug-Son-Volt/dp/B0BXHL3VFX/ref=pd_sim_sccl_2_1/357-7498403-0707459?pd_rd_w=idHlS&content-id=amzn1.sym.3358af69-7a91-4da0-bee0-8ad305065545&pf_rd_p=3358af69-7a91-4da0-bee0-8ad305065545&pf_rd_r=PZDEPNARMKGGSHRJZB99&pd_rd_wg=NAVkv&pd_rd_r=49fe445b-a3e6-47a7-813c-d7d68d7bf6d6&pd_rd_i=B0BXHL3VFX&psc=1
Jay Farrar 率いるSon Voltによるカバー集。この人、Uncle Tupeloでもサームをカバーしてましたね。
Moon And The Stars: A Tribute To Moon Mullican
カントリー系SSWピアニストへのトリビュート。オーギーのほか、マーシャ・ボールやテックスマニアックス等たまらん名前が集結。わたくしこのムーン・マリカンという人、知らなかったのですが、いい曲だらけです!
元AATWのJohnny Nicholasが音頭をとったようですが、そういえばこの人の編集で「Texas All-Star: Big Band Bash」というコンピがありました。あれもオーギーやカラスコ、ジミー・ヴォーンなんかが参加してて、テキサス・ミュージックの楽しさ満載。「Johnny Nicholas presents」は要チェックです!
「特にJJがネイティブ・アメリカンであることを知っているだけに、心に残るんだ」とパトスキーは言う。私の友人の息子が『リザベーション・ドッグス』というテレビ番組のクルーなんだ。She's About a Mover』は第1シーズンのテーマだったんだけど、第3シーズンでは70年代のフラッシュバックをやっていて、ダグ卿のポスターを頼まれたんだ。でも、その曲も聴かせたよ!JJは、レッドボーン("Come and Get Your Love")、バフィー・サン=マリー、ジェシー・エド・デイヴィスとともに、ネイティブ・アメリカン・サウンドのメインストリーム化の真っ只中にいた。
ストーリングスによれば、2人は親密で、サームが住まいの合間を縫って数ヶ月間一緒に暮らしたこともあったという。
「彼は昔、私のガレージに自分の服を全部置いていた!私たちはみんな若くて、ガツガツしていて、とにかく一緒になろうとしてたのよ!" ストーリングスは笑う。「ダグに初めて会ったのは、彼が白いキャデラックに乗ってやってきたときだった。数日後、ベースを弾かないかと誘われた。サー・ダグラス・クインテットのことは何も知らなかったんだ!"
誘われた2、3日後、サームとペレスがやってきて、サームが書いていた曲を演奏し、スタリングスにレコーディングしないかと尋ねたことを覚えている。ストーリングスはその曲を気に入り、"今すぐカットしよう!"と言った。その曲が、バンドで2番目にヒットした「メンドシーノ」だった。
現在、80歳のジミー・ストールス/JJ・ライトは、いくつかの健康上の問題があるにもかかわらず、いまだに精力的に活動しており、最近3枚のレコードを自主リリースした:70年代のコンピレーション『Heya』、ブルース・レコード『God Loves the Blues』、カントリー・レコード『I'd Rather Be a Has Been (Than a Wanna Be)』である。これらはBandcampで購入できる。しかし、テキサス・トルネードの新譜に対する彼の熱意は、まさに情熱的で本物だ。
「ダグは個性的な人だった。唯一無二の存在で、とても才能があった。私が知っている中で最高の男のひとりだ。「彼が恋しいよ。