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欧州連合コミュの基軸通貨になるユーロ

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最近はやや落ち着きましたが、今年の夏まで、円に対する欧州連合のユーロ高は、すごかったですね。

ドルに対するユーロ高は今も続いており、先日は最高値を記録しました。

ユーロ高がピークの頃に書いた文章です。

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今年に入ってから、円に対するユーロの交換レートは、上昇する一方だ。

6月初めには、1ユーロが164円に達したこともあった。1999年にユーロが誕生した直後(1ユーロ=97円)に比べて、69%も上昇したことになる。

この背景には、日本だけでなく中東、ロシア、中国などの投資家が、ユーロを積極的に買っているという事実がある。

国際通貨基金(IMF)の統計を見ると、10年前から、世界各国の外貨準備高の中身が、大きく変わりつつあることが理解できる。

たとえば1999年には、ユーロが全世界の外貨準備高の中で占める比率は、17・9%にすぎなかった。

ところが、去年にはユーロの比率が25・8%に上昇したのである。

これに対して、基軸通貨として地位が低下しているのが、ドルと円。2006年までの7年間に、ドルの比率は71%から64・7%に、また円の比率は6・4%から3・2%に下がっている。

つまり、世界中の機関投資家たちは、資金をドルと円から、ユーロに移しているのだ。

このことは、ユーロがドルと並ぶ国際基軸通貨としての地位を築きつつあることを、示している。

興味深いことに、外貨準備高の中に英国のポンドが占める比率も、2・9%から4・4%に上昇している。

このことは、ロンドンの金融市場がここ数年、世界中の投資家から大きな注目を集め、ニューヨークに勝るとも劣らない活況を呈していることと無縁ではない。

IMFによると、世界の外貨準備高は、2001年からの5年間で150%増えて、5兆ドルになった。

特に外貨準備高の成長率が大きいのが中国で、日本を追い抜いて1兆ドルの大台を突破している。

中国マネーは、今後米国だけではなく、ヨーロッパにも投資されるに違いない。そうなると、ユーロ高はますます進行する可能性がある。

また、欧州中央銀行は、6月初めに金利を4%に引き上げた。

ヨーロッパ各国で景気が回復しつつあるため、インフレ傾向を抑えるのが目的だ。9月には、4・25%に再度金利を引き上げることが予想されている。

すでに、ドイツの銀行は最もリスクが少ない、1年物の定期預金にすら、4%の利息を提供している。

このため、各国の投資家は今後も積極的にユーロ圏に投資するものと予想されている。

ユーロ圏に旅行する日本人観光客や、ユーロ圏で商品を生産して、圏外に輸出する企業にとっては、頭の痛い日々が当分続きそうだ。

みなさんは欧州連合のユーロの今後について、どうお考えになりますか?

コメント(1)

イギリスのジョンソン首相が、
EUから合意なき脱退を
表明しています。

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