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2024年03月19日23:24

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遠い昔の話しだが

■【速報】大手銀行が預金金利20倍に引き上げ発表 三菱UFJ・三井住友が0.001%→0.02%
(TBS NEWS DIG - 03月19日 15:41)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7793111

ま、お若いの、お待ちなせい。年寄りの戯言なんだけど、嘗ては、この国では、多くの国民は、「投資より貯金を望んでた」んだよ。

日米プラザ合意以前、所謂高度経済成長期の頃の、預金への金利って、果たして如何程か、貴方はご存じかいな。

答えは「年利6%」だ。

そりゃー、多くの人が、貯蓄に励んだわいな。当時、学校の校長先生とかだと、退職金が1億くれー出た。

で、これを定期にしとくだけで、年間600万円の不労所得。こんだけ有れば、年金と併せて、元金に一切手を付けず、死ぬ迄、安楽な老後だったので。

今の、「老後迎えるに、〇千万の現金が必要」なんざ、無縁の時代だよ。

でも、当時の米国は、貿易摩擦の最中だった。アメ車なんざ、OEM生産(他国で部品生産して、自国産で売る)で、ポンコツばかり。クライスラーは倒産したし、ハーレーは破産迄48時間で、やっとこさ生き残った状況。

手前等がろくな工業製品や、農薬ポストハーベスト塗れのオレンジだのしかこさえられねーのに、「米国製品を日本人が買わないのは、彼等が、預金の利息が高いので、財布の紐を締めてるからだ。ならば、日本人の銀行の預金利息を下げろ!」と。

こいつが、前述の「プラザ合意の中身」でな。時代は宮沢内閣。

で、これが原因で起きたのが、「バブル経済」だよ。

預金利息が下げられた日本人の多くは、そのカネを、米国製品を買うよりも、株だの土地やゴルフ場の会員権だのに、果ては借金して迄、注ぎ込んだんだ。

ま、その後は、皆さんご存じの通り、バブルはすっかり弾け、30年以上に渡る、永い不況を迎えて、今に至る。

その間、日本は、米国の「年次改革要望書」ってな、実際は「アメリカ様の命令」を、唯々諾々と飲まされ、小泉・竹中の「郵政民営化」から、今の増税メガネの「旧式トマホーク数百発爆買い」と。

結果として、この国は、「国内の上場企業の大株主の大半が、青い目の機関投資家ばかり」に為り、仕事は派遣や請負に代表される、「不安定で過酷で、そして薄給な仕事」が、国内に蔓延したので。

だから、現在、すげー勢いで、国内に、相対的貧困が拡散してる。

シングルマザーの貧困率が、OECD加盟国で最下位や、子供の6人に1人が、毎日三食が食べられねえとか・・・てか、何時迄、かような植民地状態、続ける積りなのかいな。

ま、この記事に関してだけど、僅か0.02%の金利だろ。意味ねーし、寧ろ、被害は「家賃と、さして変わらん」てな振れ込みで、住宅ローン組まされた人達を、変動金利に誘導したい思惑」も、透けて見えるのでねえ。

この国の経済政策の殆どは、「庶民を騙して、借金の重さを増して、それで得られた儲けを、過去も現在も働いた経験もねー、大半は世襲の富裕層に献上して、今も至る」のだからさ。

こんなくそ経済、何時迄続ける気なんだろ(溜息)、
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