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2024年02月27日12:46

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遺跡発掘調査の現場「猫の絵がかわいい」と地域で話題に 土を掘ったり測量したり

今朝の新聞で見っけ

工事の工程表
これは良いですねぇ〜〜

https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202402/0017371715.shtml?p=0

 「垂水小の工事現場に描かれた猫がかわいくて、毎日楽しみ」。神戸新聞の読者投稿欄「イイミミ」に1月、こんな声が寄せられた。記者が神戸市立垂水小学校(同市垂水区日向2)に向かうと、グラウンドは発掘調査中。ヘルメットをかぶった猫2匹が、愛らしくおじぎする姿を見つけた。調査予定を記すホワイトボードに描かれており、小学校などに尋ねると、1月末の調査終了まで毎週、新しい絵に更新されていたという。なぜ、猫の絵を−。(千葉翔大)

 ボードそばの学校掲示板によく似た猫の絵を見つけた。「地下にねむる垂水日向遺跡のひ・み・つ」と題したパンフレットに登場しており、2021年秋に児童向けにつくられたものだという。

 考案したのは市文化財課の学芸員、石島三和さん。2匹には「イセキにゃん」と「レキシにゃん」という名前もある。石島さんに2匹のキャラクターが誕生した秘話を聞いてみた。


 きっかけは、垂水小があるJR垂水駅北側で実施された、縄文から中世にかけての遺跡「垂水日向遺跡」の発掘調査。その一環で石島さんが垂水小での調査を担った。すると、低学年くらいの男児に声をかけられた。「工事をやめてください」。校庭の遊具を撤去する必要があり、石島さんは「学校が壊されているように見えたのかも」と考えたという。

 「調査が楽しい記憶として残してもらえるように」と、石島さんら有志3人が、調査を解説するパンフレットを製作。「単純に猫が好き」という石島さんが猫の原案を考え、メンバーの女性がイラストに仕上げた。遺跡にちなみ、イセキにゃんとレキシにゃんと名付けた。小学校周辺で縄文時代からの遺跡や出土品が多く見つかったことを解説させる形にし、子どもたちにも好評だったという。

 猫の絵は、垂水小での調査が再開した昨年10月から予定表に登場。石島さんが下絵を示し、メンバーの女性が毎週月曜の朝に描いた。おじぎしたり、「人力掘削」が予定されているときは地面を掘ってみたり。今年1月末に調査を終了するまでに、合わせて20種類近いパターンを考えた。

 反響は想定以上だった。石島さんは「大規模な発掘調査で、子どもや住民からも心配の声はあった。それを地域の歴史への理解や愛着などにつなげたいと思っていたので、手応えを感じることができた」と話した。

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