今日も競馬と競輪で養分だった。
普段とちょっと違うのが、夜に松戸の裏記念「燦燦ムーンナイトカップ」をわざわざ観に行ったこと。決勝戦で脇本雄太が出走するので、ちょっと観てみようというものだった。
面白かったのが、決勝戦の発走台で選手が整列している時に一番声援の多かったのが脇本ではなく、(私の肌感覚では)久木原洋だったこと。それは、ファンの多くが菊池岳仁が駆けて、久木原が番手から抜け出すという展開を想定していたからだろう。ただ、それは「脇本が単騎でも優勝する」という前提での2着争いとしての声援だったはずで、選手紹介時でもそんな野次が飛んでいたりした。
で、レースは得てしてこのような想定は外れるという典型的な展開となった。青野将大が高橋晋也を切ったところで菊池が動かず、高橋が3番手にハマって打鐘を迎え、そこですかさず高橋が先行態勢をとったところがよかった。
ここで私の買っていた車券だが、脇本→菊池・高橋・久木原という王道(?)の車券に加えて、「青野と菊池がやり合って、高橋の先捲り炸裂」の7(高橋)⇔4(阿部拓真)→1(脇本)というエロ車券も入れていたので、私の想定していた展開ではないが、最終バックで菊池が不発になり、その影響で脇本が外に振られた3コーナー付近の映像に私も思わず声が出てしまった。
しかし、そこからはダービー王の底力で、脇本は松戸の外バンクを一気に追い込んでの優勝という離れ業を演じてくれた。いつもはハズレ馬券・車券に文句ばかりを言う私だが、さすがにこのレースで「脇本死ね」「高橋死ね」とは書けないくらい納得感のある結果だった(「菊池死ね」とはちょっと思うけど)。
ということで、最終的にガミっての養分となった私だが、それほど憤ることなく、JR北松戸駅に向かい、松戸駅で快速電車に乗り換え、東京に向かった。そして、ちょうど東京駅で「サンライズ瀬戸・出雲」が停まっていたので、最後尾から先頭車両まで眺めてしまった。コロナ禍でもあり、すっかりサンライズもご無沙汰しているが、また乗りたくなってしまった。
ということで、松戸でちょっとだけ夢を見た夜の一時だった。
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