神山雄一郎に滝沢正光を見た

　今日は競輪で養分だった。養分なのは毎度の話なので、今日は立川Ｓ級シリーズの負け戦７Ｒで神山雄一郎が勝ったことにちょっと触れたい。
　神山の出走レースはできるだけ把握するようにしているが、立川に出ていることは全く知らず（意識が足りないだけ）、今日の勝利もラ・ピスタ新橋でのライブ映像のゴール後に初めて認識したという次第である。

　で、今日の神山の中割り強襲を見た私の脳裏に１９９３年立川グランプリの滝沢正光が浮かんだ。もちろん、今日の神山は捲った幸田望夢に付いていけなかったことが幸いしての強襲なので、レース内容は全く違うが、ゴール前の雰囲気は９３年グランプリの感じとなり、立川の直線の長さを感じた。決勝戦でも岩本俊介が捲り追込みでの優勝を飾ったが、やはり立川は最後まで分からない競輪場である。

　明日は高松記念の決勝戦だ。四国が４人乗り、他は２人・２人・単騎というラインなのに、競輪ＨＰで印が付いているのが「注」の香川雄介だけというのが泣けてくる。一見、明日あたりは単騎の中川誠一郎の捲りが炸裂する雰囲気を感じるのだが、私は中川との車券の相性はないに等しい。私が買うと、レース後に「このバカ川が」という慟哭が響き渡るような気もするから悩ましい。