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2021年09月20日17:04

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山口拳矢の優勝と世代交代

 この日記で山口拳矢について書くのは久しぶりである。一時期、「有限の可能性」といったことばかり書いていたが、いつぞやのレースぶりから「お、何か変わってきたな」という印象に変わり、今日は地元の共同通信社杯を単騎戦で制するというビッグなことをするまでに至ってしまった。ヤマコーコラムによると、自動車デビューでいきなりロールスロイス(中古)を買ったらしいが、そのあたりも含め、昭和の人間には分からない新人類的な若者なのだろう(と書く私のオヤジぶりも嫌になる)。

 今日の山口の優勝は、正直なところ「新田祐大死ね」という話で、最終バックで新山響平→新田→守澤太志→清水裕友という展開になり、3→15→15を持っていた私は、「できれば3→1→5がいいなぁ」なんて(結果的に)トボけた配当計算をしてしまい、マヌケ以外の何物でもなかった。はっきり言って、新田はバカである。守澤に差されるのが嫌だったのか山口をナメていたのか、できもしない横の捌きをしようとするから、ミジメな結果になる。

 もしかすると、新田のこういう仕掛けの誤りも含めて、競輪界にも世代交代の雰囲気が出ているのだろうか。とはいえ、山口より無限の可能性を感じた吉田拓矢のダメさぶりもあるので、どうにも信用はできない。今日の決勝戦はあくまで「山口は番手捲りの新田をさらに捲ったというより、先行した新山を捲って」優勝した感が強いということを忘れないようにしよう。ただ、中野浩一がかねてから主張する「勝つ競走」を貫いたという意味で山口はすごいと思う。こうなってくると、さんざん苦渋を味わった金子貴志や吉田敏洋は何を思うだろうか?
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