■【神戸新聞杯結果】コントレイル完勝！ 無敗3冠へ向け視界良好！
(netkeiba.com - 09月27日 15:50)
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今日も競馬と競輪で養分だった。競馬ではコントレイルが神戸新聞杯の勝利で無敗の三冠馬に王手をかけたのだが、私が見た限りヤフーニュースでトップになっておらず、世間はそんなことより竹内結子の自殺に意識が向いているようである。それにしても、韓国の話かと思っていた芸能界での自殺の連鎖が日本でも起こるようになってしまった。人の目には見えないコロナウイルスの威力を感じるしかないところである。ということで、今日はコントレイルと正代について。
○コントレイル
コントレイルが神戸新聞杯の勝利で親子二代での無敗の三冠馬に王手をかけた。単勝１.１倍の人気を背負って危なげなく勝ったので、世間的には「三冠間違いなし」といった感じになるだろうが、どうも私の中ではピンとこないところもある。これは令和の世も関西馬に負け続ける予感がする関東人の妄言になるだろうが、ひとついえるのが、勝ち方がスマートすぎる点だ。競馬観に関しては、まさにファンがそれぞれ持っているものになるので、私の考えが必ず正しいとは思ってもいないが、オグリキャップの晩年あたりから競馬を見始め、トウカイテイオー、ミホノブルボン、ナリタブライアンといった二冠馬・三冠馬が考え方のベースになっている立場からすると、どうにも暴力的な強さといった「何か」が足りないのである。これが「スマートすぎる」に関する私の違和感で、その「何か」はシンボリルドルフやナリタブライアンといった馬が自ら動いて圧勝するようなレースを見せていない点だと感じている。
その違和感が正しかったかどうかは、アーモンドアイやクロノジェネシスといった古馬との対決や世界での戦いの結果で分かることになる。あと、５ちゃんねるで「コントレイルは本当に強いのか」的なスレが立つのは、単にアンチファンがいるだけということでもないような気がしている。競馬ファンの素朴な目というのは案外当たることもあるのだ。
ちなにみ、ＪＢＩＳサーチのデータによると、ディープインパクトは１２年で２，７７１頭に種付けを行っている。サンデーサイレンスによって日本競馬の光景はガラッと変わったが、まさにコントレイルはその最後の砦のような感じになっている。ちょっと話は変わるが、昨年からの古馬王道Ｇ�気寮�績を振り返ると、牡馬が勝ったのは１９年大阪杯のアルアイン、１９〜２０年天皇賞（春）のフィエールマン、１９年ジャパンＣのスワーヴリチャードだけで、今年の古馬のＧ�気撚看呂�勝っているのはフェブラリーＳのモズアスコットとフィエールマンだけとなっている。こんなに古馬Ｇ�杵�線が牝馬に負け続けているのは初めてだ。仮にコントレイルがこれから残す成績が期待に添うものではないと、１９９４年のサンデーサイレンス産駒のデビューから２６年間は何だったのかということになるのかもしれない。
○正代
両横綱不在の大相撲秋場所で関脇正代が優勝を果たし、大関に昇進するそうだ。最近の５回の本場所で１０勝以上を４回挙げての優勝ということが評価されたようだが、果たして大関としての務めは果たせるだろうか。今年で２９歳となり、もう上がり目がそれほどある年齢ではないし、あの鶴竜に１３回も対戦して１回も勝ったことがない実力は大したものではないと思うのだ。近年、大関からの陥落は事件にもならなくなったが、それでよいのだろうか。ま、日本相撲協会がいくら「相撲文化の継承」などの高尚なことを謳っていても、結局は興行組織でしかなく、両横綱がいなくなった後のことを考える場面にきているということだろう。
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