先日、こんな作品に出合いました。
三津キヨさんの作品『ほぼねこ 私のお母さんには肉球がある』(講談社)
猫型(二足歩行する猫)しかいなくなった世界・・・
一年中暖かな気候で、
海のうしろにはすぐに段々畑と山が広がる田舎町に
人の姿でうまれてきたましろ。
小学生になり集団で生活することになり、
自分だけがみんなと違うことに気がつくんです。
母親も父親も猫型なんだけれども、
数万人に1人、人の姿で生まれてくると言われており、
人として生まれてきたましろが
猫の町で悩みながら生きていく姿を描いた作品になっています。
自分だけが違う・・・ということで友達もできず、
陰口のように噂されたり・・・
ちょっと可愛そうなのですけど、
初めての友達ができたり・・・と、
ほのぼのする作品になっています。
また、これとは逆で、
母親が人として暮らしており、
夫や子供が猫型という
「僕のお母さんは肉球がない」という話もあり、
こちらはお母さんが人ということで、
息子(たすく)が友達にいじめられたり・・・と、
2つの話が楽しめます。
これは猫の世界に人間・・・という感じですけど、
日本人の町に外国人が・・・なんて見方を変えると
考えさせられる作品になっていました。
この作品ではハッピーエンドで終わっているので
よかったですけど、
この作品のように差別の無い世の中になればと・・・
おまけ
今日の晩御飯は豚肉と厚揚げの五目炒めでした。
ちょっと野菜を切りすぎて量がかなり多くなりましたが、
野菜&厚揚げがほとんどなので
ペロリ・・・と食べちゃいました。
ログインしてコメントを確認・投稿する