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2020年04月11日19:53

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無言歌は続く

 朝からいい天気 明日以降雨があるようなので ミツバチさん 分封するなら今日が限りよ と謂ふことで昼過ぎに一つ分封した その前にタケノコを掘って茹でる 大釜 今年はブロックを購入して 大きな窯でも炊けるカマドを作ったので どうやら試運転 やはり早く茹で上がる 作った甲斐があった

 今宵の音楽は シューベルト:SACD Single Layer
 交響曲第3番ニ長調 D.200
 交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カルロス・クライバー(指揮)

 録音時期:1978年9月  昨日は久しぶりに昔の映画 「未完成交響曲」を見た 古いが 懐かしい映画だ DVD所有 2年ぶりくらいで見た

 今宵二枚目は エリーザベト・シューマン EMI録音集(6CD限定盤)
 一枚目 主にシューベルト
 
 さて 午後の一時過ぎ ゆずの木のしたのが分封 三度目 結構大きな蜂玉になった 偵察が来ていた竹山に入れた 竹山にも五つ置いてある 夏は光が入らず涼しい場所だ あとは裏の小屋とその後ろのふた群れ 小屋のはようやく王台ができた頃だろう 20日くらいかな これは出ればとんでもなく大きな群れになると思われる 唯一重箱式で7段ある 毎年分封が遅い群れだ 環境が良すぎてのんびり屋さんだな 雨も風も当たらん 小屋の中だからな

  梢ふく風もゆうべはのどかにてかぞふるばかりちるさくらかな

 と江戸後期の歌人香川桂月が歌った いい歌なので好きな歌だ

 私の愛読書 小林秀雄の生まれた日である 幾年か前も書いた記憶があるがいい文書なので再掲する 出典 「当麻」

 現代人は どう謂ふ了簡でいるから 近頃能楽の鑑賞と云ふようなものが流行るのか それはどうやら解こうとしても労して益のない難問題らしく思われた ただ 罰が当たっているのは確からしい お互いに相手の顔をジロジロ観察しあった罰が
 誰も気が付きたがらぬだけだ 室町時代と云ふ 現世の無情と信仰の永遠とを聊かも疑わなかったあの健全な時代を 史家は乱世と呼んで安心している
 それは少しも遠い時代ではなひ なぜなら僕はほとんどそれを信じているから そして 僕は 無用な諸概念の跳梁しないそう云時代に 世阿弥が美と云ふものをどう云ふ風に考えたかを思い そこになんの疑わしいものがないことを確かめた 「物数を極めて 工夫を尽くして後 花の失せぬところを知るべし」 美しい「花」がある 花の美しさと云ふようなものはない 彼の花の観念の曖昧さについて頭を悩ます現代の美学者の方が 化かされている過ぎない


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