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2019年09月10日01:40

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頑張る倅たちへ

・月曜日 ボクシング
・火曜日 空手
・水曜日 ボクシング
・木曜日 ボクシング
・金曜日 空手
・土曜日 サッカー & ボクシング
・日曜日 サッカー (& ボクシング)

毎日学校へ行き、帰宅と同時に宿題に取り掛かり、そのあとはボクシングの練習か空手の稽古に向かう2年生の豪騎と1年生の魁盛。
週末はサッカーで、試合の無い日は午後にボクシングに向かう。

こうして犠牲を払って取り組んでいるからお前らは強い。

打ち合いに慣れているし、試合での勘もいい。

そんな中でお父ちゃんはお前たちにラグビーを教えてしまった。

人によって違った意見もあるだろうが、俺から言わせればラグビーは男のスポーツだ。

正面から向き合い打ち合う格闘技と違い、横や背後からもタックルを受けるラグビーの方がはるかに怪我のリスクは高い。

そんなスポーツをお前たちに教えてしまった。

なぜなら、数ある集団スポーツの中でもとりわけ仲間への信頼が試され、チームワークが要求される競技がラグビーだと思うからだ。

社会に出て働く日が来た時、単に生活のために働くよりも、何らかの社会的な意義を持って働く方が幸せだと思う。

その意義をカタチにしたり推し進めたりする際に、個人で辿り着けるゴールよりもチームでなければ辿り着けないゴールの方が、より高みにあったり大きい場合が多いことに気付くだろう。

チームに愛され、必要とされ、リーダーシップを期待される人間でありたいと願うならば、ラグビーから学べることは多い。

だから俺はお前たちにラグビーというスポーツを教えたんだ。

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 ヤマハラグビースクール体験時の様子

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 初めてのタックル練習(魁盛 白ユニフォーム)

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 初めてのタックル練習(豪騎 紺ユニフォーム)

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 初めてのゲーム(豪騎 中央でボールを持ち、この後にタックルを受ける)

お前たちはどちらもラグビーの魅力を体で感じ、嬉しそうに「やりたい!」と言ったな。

俺はとても嬉しかった。

恐れずにタックルに向かい、ボールを持って駆ける様は清々しかった。

幼いはずのお前たちが立派な青年のようにさえ見えた。

ただし、大事なことも忘れずに伝えておきたいと思う。

お前たちはまだ幼い小学生だ。

もっと遊んでいいんだ。

それから勝つことにこだわるのはとても大切だが、今は楽しむことも大切だ。

空手、ボクシング、サッカー、ラグビーをすべて今のままのペースで続けることは難しいと思う。

専門的に学ぶことはしないまでも、せっかく音楽の街 浜松が隣りなのだから、クラシック音楽やオペラにも触れてもらいたいし、絵画をはじめ芸術作品にも親しんでもらいたい。

こうしたものから受ける刺激を過小評価してはいけない。

それからキャンプやトレッキングなどで自然に親しむことも忘れてはいけない。

人間は土から離れて生きることはできないんだ。

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限られた時間の中で何を選択するかはとても重要だし、決断には経験に基づいた的確な判断能力が求められる。

でも今は、自分がしたいと思う競技を選んでくれればそれでいい。

今の様子からするとボクシングとラグビーかな。

ソニー・ビル・ウィリアムズも二足の草鞋だったぞ。

 ⇒ https://rocketnews24.com/2015/10/22/652528/

もっと遊べ。

友達とも遊び、家族で楽しむ時間も大切にしよう。

スポーツに捧げる時間も大切だが、大切なのは本質を見誤らないことだ。

すなわち、スポーツはあくまで手段であって、最終的にはお前たちが幸せになることがゴールなんだ。

ゴールに向かうために必要な知識と経験をスポーツから学んでくれればお父ちゃんは充分満足だし、それは成功と呼んでいいことだと思う。

近々行われる各競技の試合を大切にしながら、そのあたりを基準にいったん方向性を決めよう。

いつか一度離れた競技に戻りたいと思う日が来るかもしれない。

それもいいさ。

お父ちゃんもお母ちゃんもできる限りのサポートをするから心配するな。

それからまだ出会っていない競技を知って転向することを望む日がくるかもしれない。

それも構わない。

自分たちの願う道を進んでくれればいいと思う。

ただし、厄介なことに世間にはある尺度でみると「報われる競技」と「報われない競技」というのも存在するんだ。

俺は親としてその辺のアドバイスはするかもしれない。

それでも決めるのはお前たち本人であるべきだと思う。

いずれにしてもやってみたいと思うことにチャレンジしてほしい。

キラキラと輝き、眩しいようなお前たちを誇りに思う。

男の子だろ。

じゃぁ、少年らしい少年時代を精一杯送ってくれ。

頑張り過ぎなくていい。

楽しい少年時代が、豊かな将来を作ってくれるはずだ。

お父ちゃんもお母ちゃんも精一杯応援するからな。

父 健正
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