僕の住む街の総合体育館で行われたBリーグの残留戦を見にいく。一応ホームのチームということで便宜上応援している横浜VS北海道の試合。北海道から応援に来ているファンの方も大勢いてご苦労なことだ。ともにBリーグの最下位を争うようなチーム同士だから、まあ泥仕合ではあるのだが、プロはプロ。実力伯仲の好試合ではあった。お互い普段からこれくらい気合い入れて試合していれば、今のポジションってこともないんだろうけど、そういうものでもないんだろうな。
穿いているジーンズに穴が開いてしまい、新しいものを買う。気がつけばもう20年以上、リーバイスの505、W32を穿き続けている。別にこだわっているつもりはない。ただ選ぶのが面倒臭いだけだ。が、一応試着してみるとなんか履き心地が明らかに違う。どうもペラペラした感じで頼りない。ん？と思ってタグを見ると今までは見かけたことがない中国製の表示が。今までの穴の開いたジーンズを見るとこれはベトナム製。
そうか、どういう事情か知らんがチャイナに変わったのか。こんなペラペラのジーンズをいいお値段で買うくらいなら、いよいよユニクロで十分か。そもそも現在の俺はチャイナとコリアはどうも虫が好かん。と、そうは言わず「どうも履き心地が変わっちゃった気がして」と店員のねーちゃんにジーンズを返す。すると「少々お待ちください」とねーちゃんが店の奥から「これも505です。で、メイドインU.S.Aです」と持ってきてくれた。試着してみるともうはっきり穿き心地が違う。しっかりしているというか、やっぱりこれだよねという感じ。値段は2千円高くなってしまったが、1,000円の割引券とポシェットまでおまけにつけてくれたので、まあいいだろうと。
でも、だからと言ってU.S.Aが好きかと言うと、子供の頃からロックとかディズニーとかピーナッツブックとかに洗脳されてきた弱みはあるものの、そうでもない。DA PUMPの「U.S.A」とかあちこちで流れているのを聞くたびに不快な気分になったし、３月11日の東日本大震災の追悼の際には、それはそれで大切だが一日前の３月10日の東京都平和の日はどうなんだとか思ってたしね。
ジーンズ一本買うにも理屈をつけたがるのは親父の悪い癖だな。
今週の映画は「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ�掘廖福粉篤帖Щ嚇塚亮�/出演：橋爪功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優）を観ました。平田家の人びとが直面する大騒動をユーモアにたっぷりに描いた山田洋次監督による喜劇映画シリーズ第3弾。熟年離婚、無縁社会に続く今回のテーマは主婦への讃歌。
こういうどこにでもいそうな平凡な人々の生活をしっかり描く山田洋次監督の手腕は、やはり素晴らしい。芸達者な実力派俳優たちの演技も堅実だ。こういう普通の映画っていうのが実は一番すごいことなんだと思う。
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