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2019年04月15日11:58

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オーディオ店の立地と繁盛していること

このところ熱心に試聴会を開催されているオーディオ店は上田市という新幹線も停まる上田駅から歩いて15分の立地です。

最近よくレポートさせていただいております。

その前のお父上の代ではさらに一駅先での営業でした。二代目は40歳。

お父上当時からオーディオ店内容も立地も一新。

お父上のオーディオ店の頃のイチオシスピーカーはオンケンという会社のドライバーホーンと、オンケン推奨ボックスとALTEC38センチウーハーの定番。

アンプも自社ブランドを立ち上げて、トランジスターアンプを設計販売。
一時期はあの寺島靖国さんのJAZZ喫茶MEGに納められていたと言ったら、ああ、あのメーカーかとわかる方もおられるのでは?

もう一軒上田市にあったオーディオ店はGOTOホーンか一番の売りでしたから、上田市界隈に棲息するオーディオマニアは大型ホーンスピーカーが必然的に多いようです。

自作真空管アンプ発表会を開催すればすぐに満員になるわけです(笑)

今は完全に息子さん経営でお父さんの姿は見かけません。

置いてあるオーディオもB&W、モニターオーディオ、YAMAHA、FOCAL.、ESOTERIC、ソナス・ファベールらオーディオ雑誌でよく見かけるメーカー中心。
ONKENの陳列すらありません。

セッティングも壁から離して置いて、音場表現にも気を遣った現代方法もお父上ではなかった。

お父さん時代にはなかったQRD、シルヴァン、アンクら音響パネルらルームチューンもしっかりです。

これだけしっかりやれば、お父上時代のオンケン、ALTEC世代のご高齢者も興味津々に試聴会にやって来られます。

長年やってきた音世界とはまるで違う、広いレンジ、低歪、ホーン臭さのない、音数、音場らに驚いて買い換え欲求喚起に十分な環境です。

さらには軽井沢に近いこと!

軽井沢といえば、ジョン・レノン、オノ・ヨーコも皇室も毎年来られた日本最高峰の別荘地。
夏の避暑シーズンには、軽井沢のスーパーは松阪牛、神戸ビーフ、生簀が登場して全て活きた伊勢エビ、アワビ、本ミル貝、本マグロの柵らがズラリ。

お酒も当地地ビールにワインはあの数万のロマネ・コンティがスーパーのお酒コーナーに並びます。

非日常となれば、音楽好きもゆったり楽しみたい。
軽井沢大賀ホールは夏はしっかり毎日音楽会。
そうして上田のオーディオ店。

なにせ、超お金持ちばかりの旧軽井沢銀座あたりの軽井沢別荘族。

オーディオマニアでなくとも、B&W800D3を店に勧められるままお買い上げ。
アンプらもデザインにも優れる内外の一流品が勧められます。

セッティングまでやってくれるので、後は、好きな音楽を広い別荘リビングで聴くだけです。

宣伝は不要。別荘族どおしの行き来が自然の口コミ、耳コミのようですね。

口も肥えておられれば、お耳も東京、ドイツ、オーストリア、スイス、ニューヨークら海外旅行も普通で、本物のホール、JAZZクラブで、世界一流の音楽家の演奏を耳にしていますから、どこかの真空管アンプ店のような嘘は通じないようです。

都会マンションや密集住宅地ではない別荘地。
隣が見えないほど遠くですから好きな等寸大の音量も何その。

立地と品揃え、さらに使いこなしのテクニック込みで決してオーディオ不況には見えません。

平蔵も漁夫の利。東京の有名オーディオ店に行かなくても、現代最新ハイエンドとはどんな音か、空間の良さからは東京フォーラムのあの劣悪環境ではないベター空間で味わえています。


地域のオーディオ水準はその地域のオーディオ店が支えていますね。

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