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2019年03月23日12:20

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バス停で出会った人

　　　　　若草　　　　　　　久しぶりに作ったぼた餅　　　　　　辛子明太子炒め

知人から頂戴してあった　裏千家

「利休忌」のお茶券二枚

あてにしていた人が行けなくなって　大慌て！！！
代わりに　誰か誰か？？？と
急きょ　お隣りさんを尋ねてみると　奥様も娘さんも外出中！！！

思わず（失礼ながら）半分冗談交じりに　〝ご主人様でも　どうですか？
ただ飲むだけですから・・・〟と　伺うと

　　「まるこさん !!　気を使ってくれてありがとう」とニコニコ

庭の芝生では　愛犬ロンがのんびりと　春の陽に当って寝そべっていた

さてさて時間も無いので　大急ぎでバス停へ向かった私

昔　銀座で催された「草月展」を観に行った時のこと
会場窓口で入場券を買おうと並んでいたら　つかつかと近寄って来た
人がいて　余っているからと一枚の入場券を下さった

恐縮していたら「同じ草月人ですもの　気兼ねなくね」と優しい言葉

そんなことを思い出しながら　これから誰かに出会えるかもと期待し
ながら先を急いでいると　後ろから子どもたちの声

聞こえて来たのは「君が代」の歌・・・
＜君が～代は　千代に～八千代に＞までは良かったのですがﾈ

　　　〝

な

だ

れ～　石の～

〟と　

　

〝今日は卒業式だから休みなんです!!〟と
子ども達は自転車に乗って　楽しそうに通り過ぎて行った　（笑）

　　　　明治・大正・昭和と続いた時代は　今まさに新しい御世を迎える時
　　　　「さざれ」の言葉も　だんだん遠くなりにけりみたいです

横断歩道を渡ってバス停が見えてくると　そこに立っていたのは一人のご婦人

もしかしたらと到着ざまに　ぶしつけに〝お茶券が一枚余っているんですが〟
とお誘いすると　まあまあなんとすぐさまに＜ＯＫ!!＞の返事

（偶然にも）出で立ちは「利休忌」にピッタリの黒っぽい洋服姿
おまけに学生時代名古屋でお茶を習った事があると　とても喜んで下さった

　　　私　決して　日頃の行いが良いとは思いませんがﾈ