木登りを卒業して、危険な草原へ降り立った類人猿から人類への道。
道具を使うことを覚え、言葉を操り、死者を悼む心が芽生えた。
旧人類のお墓に愛犬と思しき遺骨が一緒に埋葬されているものが発掘された。
人とその他の生き物の絆も古くからある。
握手してももの別れになるとしても、やはり人は誰かを支えるために、助け合いながら時には譲り合いの精神で生きるのが良い。
核兵器や原発を手放せないまま、狂った世界の歯車に押しつぶされそうな庶民の暮らし。
みんな苦しい時だ。
こんな時こそ、世界の1%の大富豪たちが私財を投げうって環境整備を行うべきなのに、貧富の格差どころか思想の違いでテロや犯罪が後を絶たない。
人として、人の可能性に賭けるために、一人一人が地球人としてできるテロや戦争以外の社会参加を考えてほしい。
人の本質が善と悪のコインだとしても、愛するものを守りたいという気持ちは同じはず。
食べ物を食べて美味しいと感じる心は国境を超える。
料理こそ世界を救うキーワードなのかもしれない。
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