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2018年05月27日10:48

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アドラー 「やる気がなくなった」のではない


小倉広「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」(ダイヤモンド社)は、アドラーの言葉を紹介し、解説しています。アドラーの言葉をその著書より紹介します。


「やる気がなくなった」のではない。

「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。

「変われない」のではない。

「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。



刺激(Stimulus) 反応(Response)モデルという考え方があります。「叱られた」という刺激に対して、「腹が立つ」という反応(感情、思考、行動」がある、という単純な考え方です。しかし、現代心理学ではこのような考え方を否定します。刺激と反応の間に「認知」という主観がある。それがアドラーを源流とする現代心理学の考え方です。

叱られた時にそれをどのように「認知」し「意味づける」かは、人それぞれです。腹が立つ、という人もいれば、悲しみ落ち込む、という人もいるでしょう。しかし、一方で「なにくそ!」と発奮する人もいれば、叱ってもらってありがたい、と感謝する人もいるでしょう。

人は「認知」や「意味づけ」を変えることで、いかようにも反応すなわち、思考、行動、感情を変えることができるのです。

叱られたから腹が立ち、やる気がなくなった」のではありません。叱られた時に数多くある「認知」と「意味づけ」の中からあなたが自分の意思で怒りを選択し、勝手に自分で言い訳にしてやる気をなくしたのです。上司のせいにしてはいけません。すべては自分の選択の結果であり、いくらでも選択を変えることは可能なのです。



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