愛と正義が彼を動かす。

12月、師走と言うだけのことはあってちょっと忙しくなって参りました。その上昨日の朝は雪が降っていることに気付かず、しばらくフツー通りに過ごしていました…明るくなってきてからカーテン開けたら、

ゲエッ!!!!!!!

ってなった（笑）。
冬場の朝は、暗くても起きたらすぐに外を確認しましょう…。
なもんだから、雪の為早出をせねばならなくなったので最近の楽しみであった仕事前の鬼太郎さんの視聴もできませんでした（泣）。今日も道路凍ってるかも…と心配して、鬼太郎さんを見ずに泣く泣く家を出てきたのに、ずぇんずぇん凍結してなければ（まー一部凍ってたけど）渋滞もなく、どちらかといえば普通の日よりスムーズに走れて不必要に早く会社に到着できました…結果論だけど、こんなことなら鬼太郎さん見てくればよかったよーーーっ!!!次は「大髪様」の回なんだよ…

そんなわけでここ数日、全然アニマックス3期鬼太郎さんの録画を見ることができません
数えてみたら8話分たまっていたよ…もうシーサー登場したんじゃないのー!?
そろそろ80話に到達しようとしております。早いなぁ…本編はあと28話分で終わってしまう…（泣）。その後「地獄編」、放送するかなぁ。でも今度ばかりはキチンと向かい合って見る覚悟です！

そもそも3期鬼太郎さんの放送を改めて見るにあたって、視聴前は鬼太郎さんのキャラクターの変遷を確認しようと思っていました（あの時は「成長」と言っていたな笑）。
70話強を過ぎた段階で、どうでしょう、鬼太郎さんのイメージの変化ってありましたか？と考えると、途中から悪い妖怪との係わりかたが「ケンカ」から「戦い」に変わってきたかなということと、それに伴って鬼太郎さんの立ち位置も「いい子」よりになってきたかなって感じです（鬼畜なのにネ笑）。ワンパクで熱血のイメージはあるけれど、ちょっと落ち着いてきたというか？3期初期に比べて立ち居振る舞いが大人になった感じもあります。言葉遣いにもその節が感じられますね。
守るものが明確になってきてしっかりしてきた、そういうところでしょうか。
しっかりしてきた感じもしますけど、コワさも増してきています！（笑）
でもちょっと寂しい気もする。初期の頃の比較的ホンワカしていた3期の鬼太郎さんは、人間の味方をしてくれていたけれどまだそんなに人間よりじゃなかったようにも思えるからです。人間と触れ合う機会の多い3期だからこそかもしれない鬼太郎さんのこの立場を考える時、人間である自分たちに近い存在になってしまうことが少し寂しいなんて、複雑な心境です。

「愛と正義が俺を動かすんだ」

との言葉通りに鬼太郎さんには鬼太郎さんの心のままに生きて欲しいですね人間の味方をしてくれていても、決して人間の犠牲になりませんように

今ではもしかしたらチープになってしまっているかもしれない「愛と正義」。
けれど鬼太郎さんが言うととても輝く言葉になるんだよなぁっていつも思う。
ある時、ヒーローがヒーローをやめるって内容の歌を聞いたんです。
ヒーローはいつも自分の身を挺してみんなを助けているけど、助けてもらっている人たちはヒーローに頼りっぱなしで自分ではなんにもしようとしない、だから正義の味方なんてやめるっていうような歌詞でした。
この歌はこの歌でカッコイイんですけどね、鬼太郎病のわたしはこれを聞いて思ったもんです。

鬼太郎さんはきっと正義の味方をやめないだろうなって。

歌のヒーローは多分、「みんなのため」に戦っていたんだと思います。でも鬼太郎さんて誰かのために戦っているんじゃないから、多分正義の味方をやめることはないだろうって思うんです。
鬼太郎さんは「愛と正義」のために戦っているから。見返りは求めていない。それに反することを見るのが許せないから、だから戦う。だから困っている誰かや弱い立場の誰かを救ってもそれを褒め称えられなくたって構わない。むしろ人知れず去って行くことができる。

なぜなら、誰かのために戦ったわけではないから。

鬼太郎病が再発する前は、原作のラストシーンでゲゲゲのうたに讃えられながら去って行く鬼太郎さんの後ろ姿が物悲しく感じられたのですけれど、今では逆にその後ろ姿が頼もしく大きく見えるようになりました。
鬼太郎さんの偉大さにようやく気付いた今日この頃なのであります！

好きをつきつめてきてヨカッタ！
いや、まだまだ全然ちょっとも鬼太郎さんを理解なんてできてないけど（ムリでしょうねぇ…）鬼太郎さんの奥深さがどんどん分かるようになってきてホント嬉しく楽しい毎日

明日は「大髪様」見られるといいなぁ