先日、こんな作品にであいました。
里好さんの作品『踏切時間』(双葉社)
この作品なのですが、
踏切で足を止められた女の子たちの
なにげない日常を描いたショートショートの
オムニバス作品になっています。
「踏切」を待つ人それぞれにドラマがあり、
その人たちの1ページを切り取ったかのように
楽しいものもあったり、切ないものもあったりと、
人間模様が描かれていて楽しめる作品になっています。
踏切で待っている間って
急いでいる時には早く電車が通りすぎないかな〜
なんて思うことが多いのですが、
時間があるときって
のんびりと電車がくるのをのぞきながら待ったり、
周りの人がどんな感じで待っているか・・・
なんて眺めていることがよくあります。
(マンウォッチングが好きなので^^;)
最近では街中には踏切というのが少なくなり、
踏切を渡る機会をなくしてしまった人もいるのではないでしょうか。
京都の中心部も昔は踏切なども多くあったのですが、
高架にしたり、地下にもぐったりして、
踏切が少なくなってしまってるんですよね。
京福電鉄(嵐電)ぐらいかな?踏切があるのは・・・
踏切でのなにげない風景を描いてあるこの作品なのですが、
こういったヒューマンストーリーも好きなので、
今後、注目していきたい作品です。
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