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2016年12月26日07:43

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哀しき看板〜悶絶!どんでん返し〜。

12月25日(日)。
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今日も良く晴れた。
このまま晴天が続き、会社や学校が休みに入り、車の騒音などが消えて厳かな空気になって新年を迎えるのだろう。

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今まで街の間違い看板を見つけるのを楽しみに散歩していたが、この映画の看板を見落としていた。
閑散とした商店街に掛かっている古色蒼然とした看板。
映画館もないのに、映画の看板。
これは不思議だし涙を誘う。笑。

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12/25
12月-18 悶絶!どんでん返し
1977年 日活 73分。
脚本 熊谷禄朗
監督 神代辰巳
出演 鶴岡修 谷ナオミ

東大卒のエリートサラリーマンがふとしたことから、オカマになってしまう悲喜劇…。

一体、どうなってしまうのか?
これで作品として成り立つのか?
笑いながらもあまりのバカバカしさに、幾らかの危惧を感じていたが、さすが神代辰巳監督。
ラストはきっちり着地して、それなりの余韻を残してくれた。

しかし、相変わらず音楽の使い方が上手い。
矢野顕子から藤圭子まで。
画面に合う曲もあれば、正反対の曲を使って見ているこちらの想像力を掻き立てる。実に見事だ。
1970年代後半、ポップスと演歌と童謡が渾然一体となれるある意味幸福な時間とメディアがあったのだな。




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