日本の警察は立派。職業全体に偏見をもつことは愚か

警察官による犯罪が報道されれば、日本の警察はクズだの警官は悪人ばっかりだの、
みんな、簡単にレッテルを貼って、全体を一概に決めつけたがる。
教師や医者、僧侶、政治家、などなど、高い職業倫理が求められる職業に同様の傾向がある。

外国の警察を見れば、賄賂を受け取ることが当たり前になっているのが常である。
どこの国でも警察とはそんなものなのだ。
先進国ですら例外では無い。
日本のレベルで清廉な警察組織が運営されている国は少ない。

日本の警察官の総数は約25万人。
それだけの人間がいれば、中には出来損ないがいるのは当然である。
これは、どんな職業・業界でも同じ。
どんな立派な職業であっても、務めているのは全て生身の、煩悩を持った人間なのだ。
それがない人間などいない。

だから、誰だってたまには出来心で失敗を犯すこともある。
それにだって間違いはあるのだ。
そのレベルが人によって違うだけである。
落ちている100円玉を拾って警察に届けない程度の小さなものから、果ては殺人まで。

世の中、どんな職業にもいろいろな人がいる。
個別のニュースで、職業全体を判断するのは愚かなことである。
日本の警察は、客観的に見て、よくやっている。
責めるなら、こんな個人の犯罪よりも、むしろ、高知の白バイ・スクールバス衝突事故の冤罪など、組織ぐるみの不正をせめるべきである。
そういうことも時折あるけれども、総じて見れば、日本の警察の清廉度は世界でも群を抜いて高い方だろう。
日本の警察官の皆さん、いつもご苦労さまです。ありがとう。
ただし、卑怯なネズミ捕りはしないでください。

車上荒らし、19歳巡査を逮捕
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3649438