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2015年10月09日09:20

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波茨坦公告

わが国の総理はつまびらかに存じ上げていないというポツダム宣言。

正式名は「米中英が日本へ降伏を促し、命令するポツダム宣言」。

以前も読んだことがあるが、第12条[占領軍撤収の条件]は見落としていました。

ここには、こうあります。

「前期諸目的が達成せられ且つ日本国民の自由に表明せる意思に従い平和的傾向を有し且つ責任ある政府が樹立せらるるに於いては、連合国の占領軍は、直ちに撤収せらるべし。」

賢明な諸氏には、この条項が達成されていないことがお分かりでしょう。

占領米軍が在日米軍という形に変わり70年間駐留し続けているのです。

かつてソ連が占領軍の撤収を北方領土返還の条件にしたのも当然です。

これをどう解釈すれば良いのでしょうか?

まだ「責任ある政府」が樹立されていない?

国際関係の変化により、安保条約下の在日米軍は占領軍とは質的変化を遂げた?

恐らく政府の見解は後者でしょう。

しかし、米国の本音は「責任ある政府が樹立されていない」という事なのではないでしょうか。

だからこそ、度重なる無理難題を課せられ、政府も官僚も唯々諾々とこれに従っているのでは。

もはや「戦後ではない」と言われて、はや30年余。

まだ「戦後」という気がするのは「気のせい」なのでしょうか?
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