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2015年08月14日20:24

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無言歌は続く

朝も早よから親戚廻り 一件目はご近所 自転車で五分 小一時間話をする ここの娘も結構話し好きで なかなか帰れなひ それでも適度に切りあげて 今度は車で隣町の親戚へ きのふ五件ほど廻ったので 今日は比較的楽だ それでも 午后から雨の予報なので のんびりしているようなちょっと早いような 昼は中度 ディスクユニオンに寄ってみたが あんまりいいものがなかったので 年に一二度行く百歩ラーメンで普通のラーメンを食う 普通を云っても豚骨ラーメンで 個人的に太い面が嫌いなので つけ麺は基本的に食わなひ 細麺は縮れていてもストレートな麺でもいけるが 中華での太麺は勘弁だ 焼きそばにも云えるのだけれど うどん以外は太麺は苦手だ スープをすこし薄くしてもらっていただく 豚骨ラーメンは 基本的に具が少ないので どうやら一人前を食すことが出来る 好きなものだと食べられるようである しかし 腹一杯で 帰りかなり眠くなって 運転に支障がある 腹が膨れると眠くなる 昼に一人前はちょっときつい されどラーメンはうまし

 午后もやはり親戚廻りをして 坊さんを待つ 棚経の日だが俄の大雨と雷 予報があったのだから 俄 ではなひか

今宵いち枚目のCDは手持ちのCD SACD以外では最後のベートーヴェンの第九 1989年12月 ベルリンで行われた クリスマス・コンサート 東西ドイツが音楽で結ばれた第九である 声楽陣も合唱団も オーケストラも豪勢な布陣 こんなコンサートはもうないだろう 是非映像で残っていれば 記録しておきたいものである

 今宵二枚目は べ−トーヴェンも交響曲 室内楽を終えて ピアノ曲へシフト 最初のピアノ曲は ソナタ8番 13番 そして14番 演奏はエミール・ギレリス

 忙しいお盆も一息 元禄二年の今頃 七月上旬 旧暦での話 奥羽地方の旅を終えた芭蕉 越後は出雲崎にさしかかり 海の向こうに見えしは 当時罪を追うて配流されたひとが恨みつらみを残した佐渡島 読んだ一句が

   荒海や佐渡に横たふ天の川

 と云ふからには 出雲崎に着いたのは夜と云うことになる 昼間ぢゃ 天の川は見えん この当時の星空は如何様に見えたのだろう 美しい星空であったのだろう ひとが便利な生活と快適な環境を手に入れると 美しい自然が減って行き 不様な文明が残る 芭蕉の句には いろいろと議論すべき要素があるようだが 例えば「横たふ」と云ふのは他動詞なので 自動詞でなくてはいかんとか つまらん 名句を台無しにするたわけた議論である ただし間違っていないなひけれど

 折角江戸時代の話を書いたので 序でに一八二二年 文政年間である の今日 日本で初めてのコレラ患者が出た 欧羅巴の病気が何故日本に来たかと云えば 当時アジアは欧羅巴の植民地が多かったので この船舶交通によってこの国に上陸したらしい 因みに文政五年壬午三月一日 と云へば 吾が愛書の石川英輔著 大江戸シリーズ第一作にでてくる日付である 以前テレビドラマ化されたことがあったなあ と思ひ ネットで調べたら 来月の15日に時代劇チャンネルで放送するようである 1985年の作品 久しぶりに見てみるか
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