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2015年03月31日22:11

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辛かったときに出会った言葉

1.悪人正機

煩わしい悩み(煩悩)が、非常に多い(具足)人ほど、来世では救われる
・・・・と中学2年の時に解説されました。
イジメられ続けていた自分が、救われることを信じた瞬間でした。
それからは、変な言い方ですが「悩みを悩まない」というか、
「死んだら、来世では救われるのだから、今生は思い切り生きてダメだと思ったら死ねばいい」
と考えるようになりました。


2.仮の宿り

この世なんて言うのは「仮の宿り」に過ぎない・・・というのは、高校1年の古典の授業。
方丈記の一節
「かりのやどり、誰が為に心を悩まし、何によりてか目をよろこばしむる」
嫌われないように、他人に媚びるなんてことをしなくてもいい。
自分を精一杯出して、嫌われるのならそれでいい・・・
不思議なことに、そう思い始めたら友人ができました。


3.自然法爾

23〜4歳の頃は、親鸞に関連する書物を色々読んでいました。
その頃は彼女の親から自分を否定されるようなことを言われ、
結婚することが危ぶまれていた頃です。
再度「媚びるか、貫くか」という状況が出てきました。
その頃に読んだ、親鸞聖人から関東の弟子への手紙の一節が「自然法爾」


  「自」はおのづからといふ、行者のはからひ(自力による思慮分別)にあらず
  「然」といふは、しからしむといふことばなり。しからしむといふは、行者のはからいにあらず、
  「法爾」といふは、この如来の御ちかひなるがゆゑに、しからしむる
  およそ行者のはからひのなきをもつて、この法の徳のゆゑにしからしむといふなり
  (親鸞聖人御消息 正嘉二年(1258年)十二月十五日)

自分の中の仏(仏性)に従えばいい・・・・計らいを止めれば真理に従うようになる。
それで再度「媚びない」を選択します。


自分が「活きる」場所で「生きる」ことができれば、それでいいじゃないですか。




自分を励ますための15の名言
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=112&from=diary&id=3346458
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