15日の中国中央TVで放送された『独占禁止の真実』という番組。
日本の自動車部品メーカーやクアルコムに対する独占禁止法違反での摘発。
そうしたものへの中国政府からの解説の意味合いらしい。
独占には横の独占と縦の独占がある。
横の独占というのは価格カルテル。
企業が価格を不当に釣り上げ、消費者の利益を奪うことになる。
縦の独占はメーカーから販売店への価格指導など。
これまた価格が不当に高値でFIXし、消費者が高い商品を買わされることになる。
ただ現在では外資系企業が狙い撃ちされている嫌いがある。
それでは外資が中国市場から逃げていってしまうことになりかねない。
しかし中国企業を取り締まった場合、「外資は取り締まらないのか」という突き上げも。
現状、海外で独占禁止案件が発生した企業を狙い撃ちしている感もある。
中国当局による独占禁止取り締まりが本格化するのはこれからだろう。
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