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2014年07月01日17:44

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『アウトロー』

映画『アウトロー』を観た。

(2012年 米 監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ ロザムンド・バイク リチャード・ジェンキンス デヴィッド・オイェロウォ ヴェルナー・ヘルツォーク ロバード・デュヴァル マイケル・レイモンド=ジェームズ)

旦那のチョイス。そういえば、まだ観てなかったっけ…。

【真昼のピッツバーグ郊外で無差別に6発の銃弾が撃ち込まれ、5名が命を落とすという事件が発生。警察は事件発生後1時間という早さで、元軍人で腕利きスナイパーだったジェームズ(ジョセフ・シコラ)を容疑者として拘束する。だが彼は容疑を全面否認し、かつて軍の内部で一目置かれていたジャック(トム・クルーズ)への連絡を求める。(シネマトゥデイより)】

原作は、リー・チャイルドのハードボイルド小説。

これ、シリーズ化されるのかしら。だったら、主人公のキャラを立てておかないと難しいかも。なんせ、トム様には“イーサン・ハント”という確立されたキャラがあるので…。

…ふーん、こんな感じなんだ。ド派手なアクションシーンはあまりないのね。
どちらかというとクライム・サスペンスっぽいなあ。犯人探しを前面に押し出している。

なかなか興味を引く冒頭のシーン。人が次々に殺されていく。誰かを狙ったもの? それとも無差別なの? そして、あっという間に犯人は逮捕され…。

まあよくある展開で、珍しくはない。そこに、トム様がどうやって色をつけていくのか…。

うーん、悪くはないかな。トム様がちょっとワイルドで、いい感じに枯れてきているのよね。特に若く見せようとせずに、実年齢のままのトム様って感じ。必要以上の躍動感がない。それが落ち着いた雰囲気を作っていて、なかなかのかっこ良さなのだ。

フォト


ツボはロバート・デュヴァルよね、やっぱ。これまた等身大のおじいちゃんって感じで、いい渋みを醸し出していること!

監督のクリストファー・マッカリー。なんか聞いたことあるような、ないようなと思ってたら、『ユージュアル・サスペクツ』の脚本でオスカーとった人だった。監督経験はあまりないのかな。

もっと大雑把な作品かと思ってたんだけど、意外と丁寧な脚本だったので驚いた。トム様が一つ一つ事柄を検証していくので、分かりやすい。

ストーリーとしては普通だと思うが、いい人感満載のトム様が、硬派な渋いオトコを演じることで、ちょっとした物珍しさみたいなものはあるかもね。もしシリーズ化するならば、より渋い作品であってほしいなあ。

思ってたよりは面白かったかも。次があるならまた観たいな。



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