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2014年07月03日18:04

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『未知との遭遇 ファイナル・カット版』

映画『未知との遭遇 ファイナル・カット版』を観た。

(2002年 米 監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:リチャード・ドレイファス フランソワ・トリュフォー テリー・ガー メリンダ・ディロン
ボブ・バラバン ケリー・ギャフィ ランス・ヘンリクセン ロバーツ・ブロッサム)

まだ1度も観たことがなかったので、BSプレミアムで録画。
後で気づいたんだけど、これ、ファイナル・カット版だったのね。ありゃりゃ。

【ある日、ラコーム(フランソワ・トリュフォー)率いる調査団がメキシコの砂漠で第二次大戦時の
戦闘機を発見する。それは、消失当時と変わらぬ姿で残っていた。一方アメリカのインディアナ
州では、町一帯の停電を調べていた電気技師ロイ(リチャード・ドレイファス)がUFOのような光を
発見。以来、彼はこの不思議な光にすっかり魅了され、その正体を探っていく。
やがて、光が行き着く先はワイオミング州のデビルズ・タワーという山だと判明するのだが…。
(allcinema ONLINE)】

言わずと知れた、SFの金字塔作品の一つ。…といっても、公開当時、SFは敬遠されがちで
なかなか難しいものがあったらしい。今では名作の誉れ高き『2001年宇宙の旅』が、当時は
製作費を回収するのに5年もかかったこともあり、SFはウケが悪かったのだとか。

ところが、いざ公開されてみると、同じ年に公開された『スター・ウォーズ』と共に大ヒット。
今ではスピルバーグもジョージ・ルーカスも大御所となり、ほんと、チャレンジって大切よねえ。

で、このファイナル・カット版は、劇場版(1977年)と特別編(1980年)のミックスバージョンと
いうことらしい。製作25周年を記念して、スピルバーグが再々編集したものだとか。

フォト


1977年の公開当時のことはあまりよく覚えてないんだけど、音楽だけは知ってたな〜。
何の音楽かもわからずに、とりあえずUFOの音楽だって思ってた(笑) 
あの短いメロディーって、こんなにも重要で、暖かいものだったなんて知らなかった。

冒頭から、あの年代のパニックものっぽい臭いがぷんぷんしていた。好奇心をかきたてる。
後で知ったんだけど、トリュフォーが出てたのね。俳優もやってたんだ…。

途中、ロイの様子がおかしくなっていくあたりは、あまり観ていて気分がいいものではなかった
んだけど、なんでそうなったのかが分かっていくうちに、なんだかドキドキしてきちゃった。

今の時代に家の小さなTV画面で観ると、そんなに驚きもしないんだけど、あの当時に
スクリーンで観たとしたら…、とんでもない衝撃を受けていたかもしれないな〜。
ラスト20分くらいはもう圧巻の映像だわ…。美しさと、迫力で腰抜かしてたかも?(大袈裟…)

フォト


そっか、こういうストーリーだったのね。あまりひねりのない、分かりやすい内容だ。
それだけに、スクリーンで観たら、映像の迫力がストレートに伝わってくる感じかな…。

なるほと、スピルバーグが撮りそうな暖かいSFって感じだわ。
これが『E.T.』なんかの原点だったのね…。

でも、やっぱり初めて観る時はオリジナル劇場バージョンを選ぶべきね。



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