episode1から遡ること9年
1992年7月から9月にかけて、次のようなことがありました。
(1)7月・・・離婚
(2)8月・・・転職(学校から会計事務所へ)
(3)9月・・・解雇
転職して2週間で、辞めるように圧力がかかりました。
その2週間も、先輩からはいじめに近いことを受けてます。
(4)9月・・・再転職(次の会計事務所に就職)
(5)9月・・・転居
子どもの保育園や母親(元妻)の仕事の関係で、
私が引っ越した方がいいと判断して、転居先を探しました。
(6)9月・・・借金
引越の時に本棚以外のものは置いていったので、
家財をそろえるために新たな借金をしました。
そんな頃、一人の友人から「彼女とうまくいってない」と電話がかかってきて、
友人も「いやぁ、他人のことに関わってる時じゃないかもしれないけど」
と言ってましたが、
真剣に話を聞いて、アドバイスもしました。
友人はカウンセラーにも相談していたらしくて、
「カウンセラーもその方法ともう一つのどちらかだと言っていたよ」
と言ってました。
結局私のアドバイスした方法ではなくて、もう一つの方法を選んだのですが、
「わざわざアドバイスしたのに・・・」とは思わなかったですね。
自分に相談してくれたことだけで嬉しかったんです。
ホームズという社会学者が「ストレスレベル」の研究をしていて、
一つ一つの事柄を数値化しています。↓のページに紹介されてます
http://charm.at.webry.info/200507/article_19.html
この数値の合計が半年で200、一年で300を超えると
重症の精神症状が出るとされています。
私の場合は上記の3ヶ月で300を超えていて、
普通に考えると「危険」な状態だったわけです。
友人自身も心理学を学んだ人なので、ストレスレベルのことも知っていて、
後で「お前、あの時よく生きてたよね」と笑ってました。
私も一緒に「そうだよねぇ。普通は自殺も考えるよね」と笑っていたのですが、
「他人が自分を必要としている」という意識が助けになりました。
他人が自分を必要としているという意識は、
(実際に他人の役に立つかどうかは別として)
私を活きさせ、私を生きさせます。
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