ラ・ママ新人コント大会250回スペシャル〜20年越えちゃいました〜

『ラ・ママ新人コント大会250回スペシャル〜20年越えちゃいました〜』に行きました。ラ・ママの新人コント大会。1986年から始まったのですね。今まで続いて来たワケです。スゲエ・・・。
以前も書きましたが、私がまだ、ラ・ママに通っていた頃は、ウンナンが若手として舞台に上がり、ピン芸人であったウド鈴木氏が謎の芸をやり（本当に謎のネタだったんだ(^_^;)）、ＡＢブラザースやら、ダチョウ倶楽部が舞台に上がっていた頃です。あ、忘れちゃいけないジャドーズもいました♪
皆、皆若かった。十把一絡げの若手芸人でした。

会場に行ったら、マイミクさんや、ポップスターの常連のお嬢さんなどにも会い、ちょっとしたプチオフ会のような雰囲気になっておりました。
マイミクさんと、お笑いの話も色々しました。

他の曜日の出来事も教えてもらいました。何でも、合同コントで刑事コントをやったらしいのですが（ゲスト芸人が、色んな刑事役で登場したんだって）、ネプチューン・ホリケン氏は舞台上にアイス食べながら登場。そして、その食べかけのアイスを、最前に座っていたお客さんに渡したそうです(^_^;)。そんなのただの嫌がらせじゃねえか！（爆笑）お客さん、大迷惑！！
相変わらず、自由でキチガイで、ホリケンさんは素敵だなぁ〜と思いました。

あと、私の大好きなジャドーズは、どうやら、コーラスラインのＭＣを担当したらしいです。しかも、ちょっとだけネタもやってくれたって。見たかったぁ〜！！(T_T)見たかったよぉ〜ジャドーズのネタ。
私の中で、ショートコントの王様って言ったら、ジャドーズとウッチャンナンチャンだもの。見たかったぁ〜。『紙を切る音』とか『妊婦ネタ』とかサ〜。
もう、復活してくれないかなぁ〜・・・。多分、無理だよね・・。今回限定だもんね・・・。ダンス☆マンとしては見られるケド、やっぱりジャドーズが好きなんだ。

※以下、『ラ・ママ新人コント大会250回スペシャル〜20年越えちゃいました〜』の感想を書きます。ネタばれになる部分もあるかと思うので、ネタばれがお嫌な方は、読まれない方が宜しいかと存じます。

それでは、ネタばれＯＫの方のみいらっしゃいまし〜。

『ラ・ママ新人コント大会250回スペシャル〜20年越えちゃいました〜』
会場：俳優座劇場

※以下お品書きです。
・前説（シーランド）
・ＯＰダンス
・準１本ネタ
・１本ネタ
・ＳＰゲストダチョウ倶楽部のネタ
・コーラスラインダンス
・コーラスライン
・ＳＰゲスト・・というか主催者リーダー率いる、コント赤信号のネタ（コレ、スゲエ！）

前説。シーランドが担当。「たまごっちも切って下さい」などと、笑いも散りばめ、上手く前説してました。拍手の練習などをしました。楽日だから盛り上がりましょう！と。

・ＯＰダンス。
曲がかかり、黒い海パン一丁の男性芸人達登場！
×−ＧＵＮ、シーランド、オキシジェン、ランチランチ・・・他、誰がいたかな？
皆、沢山練習したであろうダンス。でも振り付けがちょっと可笑しい（笑）。何か、セクシーポーズっぽいのとか、武富士ダンスっぽいのとかあった。
ＭＣのリーダー登場。黒いマントを羽織った姿。悪の大王みたい（笑）。
リーダー「カンペ、オン！」カンペ登場。カンペに書いてあるラ・ママ新人コント大会の歴史を読む。「1986年から、ライブが始まり〜」一頻り読み終わると、最後にリーダー「ここまで続いたのも、ひとえに私のおかげです。」
リーダー「私も、ここで一踊りしたいと思います。」
リーダー、おもむろに、マントを脱ぐ。下は、若手と同じく、黒い海パン一丁の姿。リーダーはセンターへ。若手と一緒にダンスを踊る。

ダンスが終わると、舞台下手に移動。リーダー「この姿で喋ってるのって、お客さんに失礼だと思うんですが・・・。」ランチランチ（個人名が分からない。ボケの方ね）がダンスが変だと。リーダーに「オマエちゃんと合わせろよ！」と文句を言われる。振り返り方も変だと。確かに、１人だけ、身体から振り返らず、顔だけ振り返ってた。リーダー「それじゃ、『どうもスイマセン』みたいだろ！」

・準１本ネタ
ＨＥＹ！たくちゃん
顎物真似。政治家シリーズが結構好きなんだ。

ランチランチ
絶叫漫才（絶対、そんなタイトルじゃねえ！）

風藤松原
「やだねぇ」漫才
リーダーに「ローテンションで癒される漫才」と言われ、風籐氏「癒してあげたいねぇ」と言っていた（笑）。

・・・あと１組いたのですが、スイマセン。１日経ったら失念してしまいました(-_-;)。ネタがつまんなかったから忘れたんじゃないからね！私、本当に記憶力ないんだ・・・残念なコトに・・・。

お客さんの拍手で優勝を決める。風籐松原が優勝でした。

・１本ネタ
５番６番
ドラえもんの実写化。
“渡鬼ヴァージョン”のドラえもん。「カメハメ波をこしらえるから」という一言が好き。こしらえるんだ、カメハメ波（笑）。

ダーリンハニー
ミュージシャン。
変なミュージシャンのネタ。最後、「ＭＤ３枚組で80曲（だったかな？）入ってます」という台詞が好き。ＭＤで売るの！？
冒頭の紹介。「いつも変なネタでスイマセン。でも、ラ・ママでは、変なネタの方がウケるので、変なネタばかりやってしまいます。」と言っていた。なるほど。

スマイリーキクチ氏
漫談。
中学校１年の英語は、普段は使えないが非常時に使えると。
「イズ、ディス、ア、エッグ？コレは卵ですか？卵ですか？って訊いてるんですよ。コレ、どんな時に使うんだって考えたら、そうだ、食品偽装だなって思って。」
「アナタは私のお母さんですか？って、イキナリそんな複雑な家庭環境を言われても・・・。」
スマイリー氏。本当に、漫談上手いよね。で、いつも思ってしまうのが、この人は非常〜に常識人なのだろうね。だから、こういう細かいところが気になるのかな・・と。

さくらんぼブービー
ショートコントなど。
私が好きな“アトラクション・ヤンキー学園”が見られました。ヤンキー学校を遊園地のアトラクションに見立てたコントね。カリブの海賊風のアトラクション。途中、アンパン吸ってる人が２回出てくる（笑）。木村氏「さっき、オマエいただろう！」

キングオブコメディ
自動車教習所
教官（高橋氏）と生徒（今野氏）の妙なやりとりのコント（詳しくは、どこかに単独のレポがあると思うので、気になった方は、探して読んでみて下さい）。
高橋氏「最初に車に乗ったら何をするんでしょう？」今野氏「歯を磨く！」高橋氏「はい。シートベルトをするですね。」今野氏、高橋氏のシートベルトをし、高橋氏、仕方なく、今野氏のシートベルトをする。
高橋氏「次は？」今野氏「布団を敷く」高橋氏「次は？」今野氏「電気を消す。」高橋氏「さっきから今野さん、着々と寝る準備してますよね。」このやりとりが大好き。

Ｘ−ＧＵＮ
オバチャン漫才（絶対こんなタイトルじゃねえ！）
因みに、Ｘ−ＧＵＮは、丁半コロコロから、Ｘ−ＧＵＮに名前を戻したそうです。なので、漫才の冒頭、久しぶりに「バツ、グ〜ン」のポージングを見ました。

他にも出演芸人がいたような気がするのですが・・・。スイマセン。やはり記憶が欠落を(^_^;)。

ＳＰゲストダチョウ倶楽部のネタ。
ダチョウ倶楽部登場！上島氏は、ちゃんと「クルリンパ」や持ちギャグをやってくれた。「取り乱しました」や「ヤー！」もやってました。
コント。色々やってくれたのですが、私が１番懐かしかったのは、“こだま”のネタ。
上島氏と、ジモン氏が舞台から飛び降りて、客席に走った瞬間、私は「あ、“こだま”のネタだ！」と分かりました。
肥後氏が舞台上にいて、「ヤッホ〜」って言って、他のメンバーがこだまのように「ヤッホ〜」って続けるネタ。この変り種ヴァージョンでＦ−１もあるのですが、それもやってくれました。
このネタの正式タイトル“感じるコントシリーズ”って言うのですね。知らなかった。
あとは定番の“ゲームセンターのような靴屋さん”と、その変り種“ゲームセンターのようなおでん屋さん”。出てきた熱々おでんのコンニャクがデカイ！（笑）切ってないの。丸のままなの。上島氏「丸のままじゃねえか！」って怒ってた(^_^;)。

コントが終わった後、ちょっとトーク。
肥後氏は緊張で、最初ネタフリを間違えてしまったらしい。私は、気が付かなかったケド。
あと、上島氏が「今日のおでんはガチで熱かったよね。」と言っていた。湯気出てたもんね(^_^;)。

ラ・ママ時代の話。リーダー「最初、４人で出てたんだもんね。」上島氏「うん。南部さん（現電撃ネットワークの南部虎弾氏）いたから。南部さん、リーダーが紹介してくれたんじゃないですか。」
上島氏曰く、最初４人でやっていたが、ある日、深夜に南部さんから電話がかかって来て「竜ちゃん、パチンコ玉飲めるか？」と訊かれたと。そんなコト出来るワケねえ、冗談じゃねえや！と思って、ダチョウ倶楽部は南部さんを外したそうです。（南部氏は、身体を張ったネタがやりたかったみたい）
肥後氏「で、僕らはもっとポップなネタをやりたかったから、ダチョウ倶楽部と電撃ネットワーク（南部さん）で、こう行く道が分かれて、で、結果“お笑いウルトラクイズ”で再び出会うんですよ。」（私、爆笑。結果、又、出会っちゃった。）

ダチョウ倶楽部を久しぶりに生で見て思ったコト。
このトリオ、ＴＶで見ると、上島氏がギャグ担当なので、１番非常識人に見えますが、１番の常識人が上島氏なのですね。
で、リーダーの肥後氏は半キチガイ。そして、寺門ジモン氏は完全にキチガイです。面白いトリオだなぁ〜。でも、リーダーは多分肥後氏が１番合っているんだよね。

・コーラスラインダンス
コーラスラインに行く前に、海パンダンサーズによるコーラスラインダンス披露。

・コーラスライン
コーラスラインは、本来はお客さんが×の札を持っていて、それが５本上がったらネタを打ち切られる・・というシステム。今回は、１本ネタで出た芸人さんとＳＰゲストのダチョウ倶楽部が舞台下手に登場。コーラスラインのジャッジをする。前列２列のお客さんもジャッジに参加。

ＳＰＭＣとして、はしのえみさん登場。か・・可愛い・・・。

以下、コーラスライン参加芸人
モンブラン（漫才）
チェリーパイ（パイパイポリス）
高橋工房（色んな発明品）
サカヅメススム（あれ？こんな名前だったかな？）（原始人）
冷蔵庫マン（ヒエヒエ漫談）
夜ふかしの会（交響曲風マリオの音ネタ）

最後までいったのは、モンブランと高橋工房と夜ふかしの会だったと思った。

でも、私の個人的なツボは、冷蔵庫マン（笑）。ヒエヒエ〜。
拍手で優勝者を決める。優勝は、夜ふかしの会でした。

いくつか、気になったコト＆面白かったコト。
チェリーパイの衣装がいつもの上下ビキニではなく、下にジーンズ地っぽいミニスカを履いていた。リーダーからのアドバイスで「上下ビキニだと目のやり場に困るから、下に何か履いた方が良いよ」と言われたからだそうだが・・・。ネタ見せに来た時は、上下ビキニだったと訊き、他の芸人メンバーが「自分だけビキニ姿を見てズルイ！」と怒り出す（笑）。
でも、キャラキングの時は、上下ビキニだよね。衣装を使い分けてるのかな？

モンブランの時だったか。ネタで“クワガタ”が出てきたら、ジモン氏、「そんなクワガタはいない！」と、自分でクワガタを再現していた。ジモン氏、キチガイの本領発揮！
ジモン氏は他にも、若手芸人に、マジダメ出しをしようとして、肥後氏に「お客さんいるんだから！」と止められたり、冷蔵庫マンへのコメントで、「モーターの声が良かったよね」と言ったり（モーターの声って何？・(^_^;)）、本当に「この人、人として大丈夫なんだろうか？」という部分が多くて、楽しめました。
肥後氏が最終的に、ジモン氏の扱い方に困り「スマイリー。オマエ、ジモンの扱い慣れてるだろ？」と言って、ジモン氏の世話を丸投げしていた。
スマイリー氏「ジモンさん。僕はこういう人、人間的には苦手ですが、扱いには慣れています。」
ジモン氏が何かする度、半笑いだったスマイリー氏が可笑しい。「あぁ、やっちゃって・・・」みたいな感じで(^_^;)。

コーラスラインの合間に、コージー富田氏も登場。タモリさん、紳助氏、とんねるず・石橋氏の物真似を披露。
タモリさんの物真似の時、大してオチのない会話に、芸人がコーラスラインで使う“×”を出していたのが可笑しかった。５本以上上がったので、素直に引っ込むコージートミタモリ。
他、何回かそんな場面がありました。

Ｘ−ＧＵＮ・西尾氏が「自分の意思で、札を上げたいのに、ジモンさんがいちいち皆に『どうする？上げるか？』と訊いてくるからやりにくくて仕方ない」と愚痴る。ここでも、ジモン批判（笑）。

ここで更にＳＰゲスト。コント赤信号のラサール石井氏と、小宮氏登場。
コージー氏「本物出て来ちゃうんだもの・・・」と言う。

リーダーは小宮氏と久しぶりに会ったらしい。ＭＣコミヤの『倦怠期』の話が懐かしかった。
あと、ラサール氏が「俺ら、新人コント大会で、何のネタやったかな？って思ったら、俺ら出てないんだよね。アナタ（リーダー）が作ったライブだもんね。」と言っていたのに何か感慨深いモノがあった。
もう1986年当時は、あまりコント赤信号としてコントはやっていないはずなのに、ラサール氏の中では、まだバリバリ３人でコントをやっていた意識があったのかなぁ〜と。

因みに。小宮氏は、新人コント大会に出たコトがあるそうです。
俳優の近藤芳正氏とコンビ（というかユニットだね）を組んで、ボクシングコントなどをやっていたそうだ。

キングオブコメディ・今野氏の「久しぶりに赤信号のネタが見たいな〜」という一言がキッカケで、舞台袖にコントの準備をしに行く赤信号。

コントは定番の『不良コント』でした。
小宮氏＆ラサール氏「アニキ〜、アニキ〜」　リーダー「待たせたな！」
な・・・懐かしい・・・・。
「イェ〜イ」とリーダーがＶサインをやるも、お客があまりノッてくれず、不貞腐れて舞台袖に引っ込むアニキ。
今度は客席も「イエェ〜イ」とＶサインを作るが、それでも、まだ不満らしく、結果、３回、「アニキ〜、アニキ〜」をやりました。

あの「福助の足袋」とかも懐かしいんだよなぁ〜。

練習の後がキチンと見えていたのが可笑しかった。ちゃんと練習したんだねって思って。たとえベテランとはいえ、ブランクがあったら、練習しないと出来ないよね。
あと、小宮氏は髭面だった為、どう見ても、学生には見えなかった（笑）。ラサール氏に「オマエ、髭くらいどうにかして来いよ！」と言われていた。

ＥＤ。舞台上に、芸人大集合。
リーダーが「単独ライブやれよ〜」と若手芸人から言われるも、リーダー「単独は無理だよ」と返される。でも、リーダー。コントやるの好きでしょ？凄く楽しそうだったもの。

あと、流れを忘れたが、キング・今野氏が高橋氏から物凄いツッコミを貰ってた。顔面にヒットしてしまうツッコミ。本気で暫く痛がる今野氏。

最後に何故か『ドライヤー』が当たる抽選会があったのですが、私、それでドライヤーが当たりました。10名様に当たるの。
普通のドライヤーとくるくるドライヤー（巻き髪を作る為のドライヤー）があったのですが、アンケートを書いていて１番最後に貰いに行ったら、“くるくるドライヤー”しか残っておらず、ベリーショートの私の髪型を見て、半笑いになるスタッフさん。
うん。私、“くるくるドライヤー”どころか“ドライヤー”すら使わないからね(^_^;)。必要ないから。
私の番号を引いて下さったのは、“ジモン氏使い”コト、スマイリー氏だったと思う。スマイリーさん有難う。

２時間半があっという間のライブでした。
最後、マイミクさん達と「お祭り終わっちゃったね。」「寂しいね。」と会話を交わしたのが心に残っています。

でも、又、300回のＳＰライブをやってくれるかも知れないよね。
そしたら、今度はそれこそ今回１本ネタをやっていたコンビが、ＳＰゲストになるかも知れない。
コーラスラインに出ていた芸人が大ブレイクして、ＳＰゲストになるかも知れない。
そう思ったら、楽しいよね。
続くといいな。ラ・ママのライブ。

あと、ちょっと思ったのは、多分、仕事の都合で無理だったんだろうケド、海砂利（くりぃむしちゅー）も出たかったんじゃないかなぁ〜と。
有田氏と仲良しのＸ−ＧＵＮ・さがね氏もいたしね。

帰りに、マイミクさんと色々お笑いの話をしました。ワンスターの解散の話の時、色々思い出して、ちょっと悲しくなったけれど、その方から、今の状況などを聞いて、自分なりに納得したりしました。
やっぱり、リアルで話すのは楽しいな。