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2008年08月10日23:57

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バナナマン単独ライブ〜疾風の乱痴気〜

『バナナマン単独ライブ〜疾風の乱痴気〜』を見て来ました。
マイミクさんにも会えました。Kさん、Nさん、Aさん。
Aさんとは、ゆっくりお話も出来ました。
人のお笑い話を聞くのは楽しいですね。お笑いフリークになったきっかけとか分かると「なるほど〜」と思います。

お花が色々なところから届いておりました。鳥居みゆき嬢のお花が、とてもみゆき嬢らしい、耽美な色使いでした。黒薔薇が美しい。

※以下、『バナナマン単独ライブ〜疾風の乱痴気〜』の感想を書きます。
多分、バナナマンの単独はDVDになって、発売されると思いますので、ネタばれがお嫌な方は読まれない方が宜しいかと存じます。

それでは、ネタばれOKの方のみ、いらっしゃいまし〜。

『バナナマン単独ライブ〜疾風の乱痴気〜』

会場:俳優座劇場

※以下、お品書きです。

・Fu
・Bad Karma
・風の如く
・絵本
・Confunded
・赤えんぴつ
・Wind Chime

映像ネタとして(タイトルは忘れてしまったので、適当です)
・不良。設楽氏が不良の発音(分かるのかコレで)で、喋っていく。まんじゅうに、点を付けるバイトをしていたが、小さい上司が出てきたので、文句を言ったら、辞めさせられそうになったので謝った・・という内容を、ヤンキー発音で言う。

・日村流NOの言い方。
NO寄りのYESを、「アリっちゃアリだが、ナシである」のように表現していく。NO=ナシ。YES=アリ。

・冷蔵庫のあまりモノでスニーカーを作る。
ご飯や野菜、チーズ、ちくわなどを使って、本当にスニーカーを作っていた。ちくわで出来た、紐通す穴が見事。食べられます。

・クリップで摘んでも痛くないところ。
クリップで挟んでも痛くないところを、日村氏が検証。肘は痛くない。なら、肘のちょっと上は?のように、色々なところをクリップで挟んでみる。
足(痛いらしい)、舌(物凄く痛いらしい。日村氏、滂沱の涎を垂らす)などなど。結果、金玉にクリップをしてみる。当然痛い!と思いきや・・・。日村氏「全然痛くない!」
暫く、クリップをしたままパンツを履いていた日村氏。
設楽氏「本当にしてるの?」と言って、金玉を日村氏に見せてもらう。ちゃんと挟んでいたらしく、設楽氏「何か、干し柿みたい・・・(笑)。」
多分、皮が多目の部分なので、痛くないのではないかと。ボールが当たれば、死ぬほど痛いだろうし。

・Fu
指揮棒を振る設楽氏。歌いながら入って来る日村氏。
良い話風の話をする。ちょっと『〜風』と変えただけで、どうでも良い話が感動的に変わったりする。

設楽氏「『地球は青かった』この、ガガーリンの当たり前の言葉は、人を感動させます。私の祖父は死ぬ前にこう言いました。『地球は青かった。でも、ひろ子のアソコはピンクだった』」
日村氏「そう!このただの下ネタも、格言を付けるコトにより、感動する話風になります!」

設楽氏「俺が、まだ、若かった頃、ハンバーガーを食べ、コーラーを飲んで生活してた。でも、俺にはデッカイ夢があった!」
日村氏「はい!見事にアメリカンドリーム風になっていますね。ファーストフードで飯食ってただけなのに!」

“ファーストフードで飯食ってだだけ”というのがツボ。

・Bad Karma
オフィス内。仕事をする日村氏と設楽氏。
日村氏「何か面白い話をして」と設楽氏に頼む。
設楽氏、椅子から立ち上がり、後ろを向く(何か作業をしているらしい)。日村氏に目を瞑らせ、手に何かを握らせる。日村氏「コレ何?何?スゲエ怖えんだケド・・。」目を開けて、手に乗ったモノを見る日村氏。日村氏「チン毛じゃねえか!何、チン毛握らせてるの!あって、虫とかだろ!」

日村氏は、幸運を呼ぶブレスレットを購入したという。値段は100万円。高いという設楽氏に、日村氏「高いっ!でも、コレはホ・ン・モ・ノだから!」日村氏「だって、コレで、不細工な男が、女2人侍らせて、札束の風呂に入ってるんだぜ。」設楽氏「だって、それは・・・」
しかし、日村氏に、このブレスレットの効果はまだ現れてはいないらしい。
日村氏「この100万のブレスレット、何と今なら、5万円で購入出来ます!」設楽氏に、ブレスレットを売ろうとする日村氏。
日村氏「俺に、2万円入ってくるコトになってるんだケド・・。でも、コレは言っちゃいけないコトだから・・・」設楽氏「何で、言っちゃいけないコトを言っちゃうの?」

設楽氏。不幸が起こると、その分の幸運が訪れる・・というが、それは間違ってるという。不幸な奴はずっと不幸だが、幸せな奴はずっと幸せだと。
設楽氏は、ここで、部長と、会社のマドンナが渋谷の円山町を歩いていたところを見た・・と言う。

会社のマドンナと部長のカップル発見の時、2人とも、PCを物凄い速さで打つ。テンション高めに会話。ちょっと、ヲタクっぽい用語(ネットの掲示板でのやりとりのような感じ)も使ったりする。
日村氏「このテンションやめねえ?」

・風の如く
青年(日村氏)がいる。舞台上手にベンチ。日村氏「武田信玄は『風の如く行動する』と言った。だから、俺も速く行動するコトにする。ノロマな豚にはなりたくねえ!」
設楽氏登場。ベンチに座り、あんぱんを出し、袋から、謎のオブジェを出し、雑誌を見出す。日村氏「俺は、あのパンと謎のオブジェを、素早く取ってみせる。まず、アイツの前で素早くタップを踏む。するとアイツは『何だコイツ』ってなる。次に、更に早くタップを踏む。アイツは『コイツ、怪しい奴だ』と思う。しかし、俺は『僕は、別に怪しいモノではありません』と言う。アイツが『あ、コイツは怪しいモノではないんだ。』と安心したら、その隙に、(ごめん、失念)アイツは、後ろをチラッと見る、俺も同時に見る。その隙に取る」ベンチを見やる日村氏。設楽氏はすでにいない。日村氏「いないっ!」

場所変わって、変なオブジェがある公園。青年(設楽氏)が人を待っている。
設楽氏「俺は、女を待っている。その女との待ち合わせ時間は15時。現在17時20分。かれこれ、2時間20分待たされている。しかし俺にとっては、その時間はどうってコトはない。何故なら、俺は我慢強い男」
(ここの流れを忘れたが)この我慢強い男、お金をオブジェに置いていく。

一人の女性(日村氏)。女性は、ヤクザな男と付き合っている。女性「私は、この男と別れるコトは出来ない。何故なら私は不細工だから、この人くらいしか付き合ってくれる人がいないの。」男は饅頭工場をクビになったらしい(笑)。金をせびる男に、金はないという女。男、オブジェの上にあった金を持って行く。

暫くして。我慢強い男が登場。不細工な女を見初める。男「俺は、この不細工な女と付き合うコトにした。でも、俺なら我慢できる。何故なら、俺は我慢強い男。」そして、この場所は、カップルが誕生する伝説の場所となる。

先ほどの素早く動く男、登場。ライターを持っていない男(設楽氏)。煙草を吸おうとするが、男はライターが見つからない。素早く動く男は、業を煮やして、ライターを買ってくる。が、その間に、ライターを持っていない男は、オブジェで火を付ける(オブジェをカチっと押すと火が点く)。
素早く動く男「てか、アレ何?」

文字で起こすと、キチガイの妄想劇みたいな文章ですね(笑)。何が何やらサッパリ分からないと思います。
で、私は、このコントがお気に入り。
物事色々が、とにかく早く展開して行きます。ちょっと、シティボーイズが、毎年ライブでラストに持ってくるネタに似てるかも知れない。色んな場面が展開されて、繋がっていくネタね。

・絵本
スクリーンに絵が映る。舞台上手に日村氏。日村氏は童話を読む。

とある島に男の子が住んでいた。その男の子のところにある日、瓶に入った手紙が届く。その手紙には『青い屋根の家に住んでいます。お話しましょう。クッキーを焼いて待っています。』と書いてあった。男の子は、この女の子に会いに行くコトにする。クジラさんの手助けにより、女の子が住む島へ着いた男の子。青い屋根の家を見つける。しかし、女の子は100年前に死んでしまった・・というコトを、猫さんから教えられる。瓶は、100年前に流され、100年経って、男の子の元へ辿り着いたのだ。ガッカリする男の子。
男の子は島へ帰り、ずっとその手紙の入った瓶を見ていました。

スクリーンが上がり、日村氏箱椅子に座る。目の前に設楽氏。

男(日村氏)が、青年(設楽氏)に、童話を話す。
男「働きありさんに尋ねました。『働きありさんはどうして働いているの?』アリさんは、答えました。“(答え失念)”兵隊アリさんに訊きました。『どうして、戦争しているの?』兵隊アリさんは、答えるコトが出来ませんでした。・・・この話をどう思う。』
青年「え?(回答を忘れたが、まるでチンプンカンプンな答えをする。」
男「全然違うよ!コレは、戦争の無意味さについて語っているんでしょ!キミはバカか?」
バカという言葉にキレ、メンチを切り合う2人。

暫くして落ち着き。男、再び青年に童話を語る。
男「ある少年の家の前に、大きな木がありました。その木からは、虫が飛んでくるし、少年は、その木が邪魔だなぁと思っていました。ある日、その木が切られるコトになりました。木の周りには沢山の人が集まりました。泣いている人もいます。木は倒され、そこには大きな道路が出来ました。少年は大人になりました。大人になった少年の家には、同じ木が植えられていました。・・・コレはどう思う?」
青年「えっと・・・。大きなモノを上手く倒すのは大変だなって・・・」
男「違うでしょ!コレは、今まであったモノの大切さは、失ってから気が付くっていう教訓でしょ?キミはバカかっ!」
バカという言葉にキレ、再び、メンチを切り出す青年と男。

男「昔読んだ、絵本。どうしても、理解出来ないモノがあるんだ。」
青年「素直に感じたままで良いんじゃないですか?」
男「イヤ。僕は、この道20年の絵本作家だよ!それじゃ駄目なんだ。」
青年と男は、再び、メンチの切り合いになるが、男「バカって言ってないじゃないか!何か、教訓があるはずなんだ。君のような素人に何が分かるって言うんだ!」
青年「・・・読者は皆、素人ですよ。」
男、何かに気づいたようなハッとした顔をする。
青年「じゃあ、まだ、出前の途中なんで。お皿下げちゃいますんで。」
男「ちょっと待ってくれ。又、出前の時、君に来て欲しいんだ。又、君に話を聞いて欲しいんだ。」
青年「じゃあ。」(家から出て行く)

青年が帰った方をじっと見つめ、男、ハッとした顔で「そうか!友達が欲しかったんだ!」

バナナマンのコントで好きなモノが又、一つ増えました(笑)。
最後のオチも綺麗なら、最初の出だしも美しい。「友達が欲しかった」は、コレ、最初の童話の教訓(というのかな)だよね。
因みに、最初の童話の絵は、設楽氏が描いたそうだ。

まず、好きなのは、説明台詞なしに、2人の役回りが分かるコト。最後の最後で、青年は、出前持ちで、作家の家に出前を届けに来た人物と分かる。

そして「友達が欲しかった」は、多分、絵本作家の現在の心情とも一緒だよね。誰かに話したかった・・という。話せる相手・・友達が欲しかったという。

青年のトンチンカンな答えも好き。って言うか、多分、青年の解釈も、コレはコレで合ってるんじゃないの?という部分。作品て、作者の手から離れたら、後は勝手に、読者なりが解釈して読む(感じる)モノだからサ。『木を切るの大変』ていう解釈でも良いんじゃね?っていう(笑)。
アリの話。青年は何て言ったっけなぁ。「お腹がすいた」だったか・・・。

メンチの切り合いの時、設楽氏が、どうやらアドリブだったのか、かなり長くやっていて、日村氏が笑ってしまいました。途中、顔がくっつきそうになるまで接近していた(笑)。

・Confunded
工事現場。警備員が2人。青年(設楽氏)は、音楽を聴きながら、中年男性の警備員(日村氏)と話をしている。
なので、青年警備員の方は、話が聞き取れず、違う言葉を発してしまう。その言葉にいちいちリアクションを取る、中年警備員。

日村氏のリアクションで構成された笑いです。とにかく、テンション高く、身振り手振りをする日村氏が可笑しい。しかし、私の記憶力が悪く、何て聞き間違えたか、あまり覚えてないっていう・・・(^_^;)。
途中、ボウイの『ニューヨーク・ニューヨーク』を唄う日村氏。

・赤えんぴつ
お馴染み。ひーとん(日村氏)とおーちゃん(設楽氏)のフォークユニット。
今回は、話始めが被ってしまい、ひーとんの「薬局のオバサン。結果、何を言いたかったんだろう?」と、おーちゃんの「ままかり」の話と、どちらをするかで揉めて喧嘩する。
おーちゃんは、ひーとんに話を譲るが、結果、ひーとんも、おーちゃんに話をさせようとして、「負けたから。負けたから。」となかなか話そうとしないおーちゃんと喧嘩。おーちゃん、いつも通り、椅子から転げ落ちる。
ひーとん助け起こそうとする。ひーとん「“ままかり”って何?“ままかり”って?え?鰯の酢漬けが“ままかり”なの?」

結果、仲直り。歌を唄って、笑顔で「サラバ!」

ひーとんの「薬局のオバサン。結果、何を言いたかったんだろう?」の話は、ひーとんが風邪を引き、薬局に薬を買いに行ったら、薬局のオバサンが「風邪には、薬もいいケド、栄養をとって、寝なさい」と言ってくれた。そして帰り際、「歯磨きしてね。」ひーとん「『歯磨きしてね』って何だろう?風邪引いたら歯磨きするって、あんまり聞かないよね。歯が汚かったのかな??」

おーちゃんが倒れた時、ひーとんが助けようとして、手を持ってあげるも、プラ〜ンとして全然力が入らない。その様子が可笑しい。

・Wind Chime
稽古場。演出家(設楽氏)と、脇役の役者(日村氏)がいる。
役者が演出家に相談に来る。演出家「相談って、アレ。オマエがバイト先の女子高生に痴漢したっていう・・あれ?」役者「違うっ!て言うか、何、その話?」
痴漢は誤解。母子家庭で、家計を助ける為にバイトをしている女子高生。その女子高生は、役者が中学の頃好きだった女の子に似ている。
その女子高生は「演劇に興味がある」と言ったので、役者がお芝居に誘ったら、それを誤解した母親が、警察に電話をかけてしまった。後に、母親から電話があり、「誤解してすまなかった。会って詫びたい」と言われるも、面倒臭くて断る役者。

本当の相談は、役者が近々、オシャレ雑誌『ホットハート』(だったか?)の取材を受ける。自分の人生は平凡なので、何か事件があった方が良いんじゃないか?と役者。演出家は、役者の思い出を掘り起こす手伝いをする。

役者には、中学時代、キンコと呼ばれるレディースの総長と喧嘩して、指を4本折ったという過去があった。
しかし、それは、キンコに「何見てんだよっ!」と切れられ、動揺して、机に指を挟んで折った・・という過去だった。
役者「俺、キンコに『何見てんだよっ!ヤリマン紹介しようか?』って言われて。俺“ヤリマン”で、ちょっと笑っちゃってサ。そしたら、キンコの奴が『こいつ笑ってるよ』って。で、俺『俺の悪口は言ってもいいケド、ヤリマンの悪口は言うな!』って」

骨折にキンコは関係ないと分かった(笑)ので、演出家は、別の思い出を掘り起こさせる。

役者は、中学時代、転校生の女の子(名前失念)に恋をし、その女の子と付き合った。しかし、ある日突然無視されだした・・という。日村氏「でも、その女の子、後で分かったんだケド、ヤリマンとか噂があってサ。俺、あんまり好きじゃなかったかも知れない。」

お化け屋敷に行った時、その女の子がウンコを踏みそうになったので、役者は、女の子を止めて助けてあげた。その代わり、自分が倒れて、ウンコまみれになった。演出家「それが(無視された)理由じゃねえの?」役者「いや、違う。だってその子に『日村君には、いつも助けられてばっかりだね』って言われたもん。・・それ1回しか助けてねえのに『いつも』ってのが謎なんだケド・・・。」

この無視された謎を解いてみよう・・というコトになる。

他の事件。ある日、町をその女の子と歩いていたら、キンコが原付に乗ってやって来た。キンコは「日村、オマエにコレやるっ!」とボウイのCDをくれた。が、その女の子と一緒にいるところを見ると、急に、女の子にビンタをした。日村(役者)は吃驚してアワアワする。が、すんでのところで、天の助け。幼稚園児の集団がキンコと女の子の間を通った。
(日村氏と設楽氏で園児の真似。手を繋いで「お兄ちゃん。お姉ちゃん。ど〜いて♪」をやる。可愛い・笑)結果、喧嘩には発展せずにすんだ。

又、ある日。ヤンキー2人に絡まれた。ヤンキーの一人に「命拾いしたなっ」と言われる。もう一人に「オマエの抹殺命令が解除されたんだよ」と言われる。日村氏「俺が知らないところで、勝手に抹殺命令出てたんだゼ。で、解除されてんの。」

それは謎だというコトでヤンキー絡みの事件の記憶を掘り起こす。

ある日。財布を落として探していたら、暴走族の集会に出会う。暴走族が集会をバラけた時、キンコが「又、オマエかよっ!」と言った。

日村氏の記憶にはキンコが必ず出てくる。あるコトに気が付く演出家。
演出家「キンコ、オマエのコトが好きだったんじゃねえ?」

ホワイトボードに書いて整理してみる。
キンコがボウイのCDをくれたのはバレンタインデー。キンコは日村のコトが好きだったので、日村と付き合っていた女の子が「ヤリマン」だという噂を流した。暴走族の集会は、実はその女の子をボコる為の集会だった。
「ヤリマンの悪口は言うな」、暴走族から守った・・という理由により、彼女はウンコの時、「いつも、守ってもらってばかりだね」と言った。
その後、その女の子とキンコの間に話し合いが齎された。
その話し合いは、日村氏と別れたら、もう2人に手出しはしない・・という話し合いだったのではないか。だから、彼女は日村を急に無視し、暴走族から「抹殺命令が解除された」と言われたのではないか。

日村氏「キンコひでえ奴だな!」

日村氏の電話が鳴る。相手は女子高生の母親。会って謝りたい。もう、そこまで来ている・・という。その女子高生は、苗字を横田さん・・という。その女の子の苗字も『横田』だった。もしかしたら・・という期待を胸に、日村氏は出て行く。

暫くして、日村氏、大慌てで戻ってくる。日村氏「母親。女の子じゃなくて、キンコだった。しかも、キンコ、スゲエ綺麗になってんの!」

リンクを張って、綺麗にまとめる、バナナマンの得意パターンですね。
コレ、あらすじだけですが、ちゃんと見ると、1本のお芝居を見ているような充足感が味わえます。

ただ。途中「あ、多分、キンコは日村氏のコト好きで、多分、冒頭の母親、キンコだ」とは分かってしまいました。
なので、私には「あ、その台詞、削っても良かったのに!ヒント多すぎ!」と思う部分もありました。ですが、分かっても、それが嫌にはならない。
というか、それをどう纏めてくるのか・・という楽しさがあるのです。それが、バナナマンのコントの妙だと言えるのかも知れません。(あと、演技の底力が利いているので、どう演技してくるのかな?とも思う)

途中の小ボケも楽しい。ホワイトボードに、設楽氏はウンコのいたずら書き(最終的には人の顔になる・笑)をし、ヤンキーの「抹殺命令が解除されたんだよ」は、映像コントの不良のように、何を言ってるか分からない(笑)。
幼稚園児の散歩の集団も可笑しかったです。

EDトーク。
いつも、準備でバタバタするのだが、今回は特に大変だったと。
設楽氏「初日と今日は別モノです。初日、何が吃驚したって、“赤えんぴつ”のコントで歌が唄えないの。歌詞が出てこないんじゃなくて、全く唄えない。」
日村氏「俺も助けたいんだケド、俺も唄えないから助けようがない・・・。」

“絵本”のコントも、ぶっつけ本番でやった為、初日は、映像と日村氏のナレーションの時間がズレて大変だったと。日村氏の読む速度を計って、映像を作ってもらったのだが、どうやら、作家のオークラ氏が、日村氏の最初の台詞をタイトルと勘違いしたので起こったミスらしい。
人が沢山出てくる場面がず〜〜〜っと映ってたり、ナレーションに長く時間がかかる手紙の映像が一瞬で消えてしまったり。日村氏「まだ、俺、手紙読んでるのに・・・(苦笑)。」
1日目に見た方に伺ったのですが、どうも変だとは思ったようです。タイミングがバラバラだったんだね。

初日は、客入れの音楽さえなく、皆に「i−pod持ってない?」と訊きまくり、急場をしのいだそうだ。(デジタル技術の発達により、i−podから直で音楽を会場内に流せるようになったらしい)
設楽氏「『パフュームでも良いですか?』って言われて・・・。ほら、あんまりアレだと、何か変な感じになっちゃうから・・・。何か適当なオシャレなのないのって・・・。」
パフュームなバナナも見てみたかった気もする。

楽日お馴染み。作家のオークラ氏挨拶。設楽氏に駄目出し・・というか文句。
オークラ氏「2週間前になって、設楽さんに『俺、まだ何もネタ出来てないんだけど』って言われて・・・(苦笑)。」

設楽氏曰く。そんなに仕事が入っていなかったので、稽古場に寝袋を入れて合宿した。かえって、それが余裕に繋がってしまい、駄目だったんじゃないか・・とのコト。

設楽氏「来年は、あと1週間、早く準備しよう!」
日村氏「毎年、それ言ってるような気がするよ。」

日村氏は、絵本のネタで、必ず箱椅子にぶつかっていたと。暗転中なので、舞台から落ちるんじゃねえか・・とか、スクリーンが上がるので、スクリーンにぶつかるんじゃねえかとか思って、それに気を取られ、結果、箱椅子にぶつかる。
日村氏「手に絵本持ってるじゃん。で、スクリーンに絵本がひかっかって(そのまま手を上に伸ばす)『あぁぁぁ〜』ってなりそうで・・・。」

日村氏は“赤えんぴつ”の時は、スタッフにぶつかっていたらしい。ギターをスタッフにぶつけたりもした。

物販がありましたが、トートバックがピンク10個の、黒10個しか作っていなかった為、すぐ売り切れる。
どうやら赤えんぴつのCDも50枚しかなかったので、すぐ売り切れたらしい。
なのに、切手はかなり余ったそうだ。物販の発注量を、何か間違えてる、バナナマンライブ(笑)。
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