mixiユーザー(id:8306745)

2008年04月16日11:55

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待つ身は長く、日は高く

今日も元気にお仕事お仕事。

本日は納品で、日本最古の超高層ビルディングへ。
こちらのビル、歴史があるだけあって、今の視点から見ると
様々難ありであり。

納品の段取りは組む物のその通りには行かない事は
充分予想されます。

一応納品開始をお客様通達時間の30分前に設定するものの
焼け石に水。

そんな中、運送業者さんから連絡があり。
機械を運んできた4tトラックまで降りて向かいます。

「あ〜、ちょっと、搬送する人手が足りないんで、トラック見ていて
欲しいんですけれど」

確かにこの界隈はオフィス街+官公庁なので、時間貸し駐車場(しかも4tが入る!)
など皆無なので、致し方ありません。
いいですよ、と答え、ブツがフロアに上がったら連絡下さい、と伝えます。

「乗っていてもらっていいですか?」

この4tにですか?いいですとも。のんびり本でも読んで待っていますよ。

「で、道狭いんで、もし支障があったら動かしてください」

・・・・ん?
・・・兄さん、しれっととんでもない事言わなかったかい?
そもそも普通免許しか持っていない私が、この4tを動かしていいのか?

そんなに支障でそうなんですか?と不安を隠さず聞きます。
「ん〜、2t車までならすり抜け出来ますけど、もし4tが来たら
通れないっすからね」

で、どうすればいいんです?前に進めてやり過ごす?

「あ〜、そこの車寄せに逃げて、切り替えして逃げてもらえれば」

・・・無茶無茶要求レヴェル高いやんけ。
とてもじゃないが、4t車を初めて操って、そんなフレキシブルな
対応は出来そうにありません。

「じゃなければ納品作業を手伝ってもらうか・・・」

ん〜、それもあまり素人には手を出したくない領域の
お話だな。もし素人の手が入ってトラブったら、それこそ
本末転倒。

では、ここで私待機します。もし、通り抜け出来ない車が
入ってきたら、連絡入れます。で、向こうさんには平謝りに
謝っておくんで、戻って来て下さい。

「では、お願いします」

あ〜。憂鬱な時間だ。のんびり本でも読んで待つ、なんて
優雅な気分には程遠い。ドアミラーを凝視しながら、
何か車が曲がって来る度に、大型車でない事を祈る始末。

気が休まる暇もありません。

幸い、納品作業が完了するまで大型車が来る事は
ありませんでしたが、あの辺の方々の気の荒さも
良く知っているので、堪らない時間を過ごしました。

そんな車内で不安な時間を過ごしていると。
車内を一渡り見渡しながらかかりっぱなしの
ラジオを聞くくらいしか、時間の過ごし方は
見つかりません。
すると、助手席に置きっぱなしになっている漫画に
目が留まります。弓月光『甘い生活』。しかも最新刊。

・・・中々アレなチョイス。いや、面白いんですがね。
なんだろ。『バレーボーイズ』みたいな感覚で読んでいるのかなぁ。
ちょっと、読んでいる人に興味が湧きました。

『ふたりエッチ』じゃなくてよかった、と意味もなく思ったり。

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