※上のスクリーンショットは、CyberBoard Player Program Version 3.02 によるものです。モジュールは菅野康人氏が作成されたものを利用させてもらっています。
最初のスクリーンショットはセットアップ時のものです。
まず、注目してもらいたいのは、ソ連軍の戦線の中央部に穴があることです。ZOCtoZOCが可能ですから、戦車移動フェイズにここへ部隊を浸透させ、両側の部隊を包囲殲滅します。
これはどんな作戦を採用するにしても必須の手順となります。
次にマップをおおまかに眺めてみます。
小さなマップですが、防衛線は北部・中央・南部の3つに分けられます。
中央は前述した穴がありますが、その背後は要塞で守られており、続けて攻撃するのは効率がよくありません。
北部か南部で突破を図ることになりますが、今回は遠回りながら地形的障害の少ない南部に攻撃の重点を置いてみます。
攻撃の重点を置くということは、このゲームでは最強の12−6ユニット3つをどこに配置するかということと同義です。
当然ながら、南部重点作戦においては南部に配置します。
1.マップ南端のユニットを2ユニットで攻撃。森林なのでオッズは5:1。確率5/6で除去。
2.その北のユニットを1ユニットで攻撃。オッズは3:1。かならず退却か除去。
3.さらにその北のユニットを8−6ユニットで攻撃。オッズは2:1。確率2/3で退却か除去。
上記すべてが成功すれば(確率5/9)、次の移動フェイズで河を渡ることができます。すべてが成功しなくても、河の手前まで前進できます。
2つめのスクリーンショットは渡河に成功した場合のドイツ軍の進出の様子、3つめのスクリーンショットはそれに対するソ連軍の防御です。
2つめのスクリーンショットではなす術がないように見えますが、Tula と Ryazan に登場させたユニットと、Moscow に登場させて鉄道移動させたユニットよりなんとか戦線を二重にすることができています。
次回は北部重点作戦について見ていきます。
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