皆様、お今晩は。5月3日(憲法記念日）の16時に、虎ノ門ヒルズステーションタワー45階にあるTOKYO NODEにて6月23日迄開催されている「ティファニー ワンダー」技と創造の187年」に行って参りました。その感想です。
まず最初に申し上げたいのは展示自体はとても素晴らしく、五つ星確定ですがいかんせん東京メトロ日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅から展覧会場までの動線が分かりずらいこと甚だしい。六本木ヒルズも動線が悪いことで悪評を買っていましたが、その教訓から何も改善していないなぁ……と言うのが不満の一つ。
もう一つは、完全事前予約制の上に「ティファニーワンダー」のアプリケーションソフトをスマートフォンに入れなくては為らず、本当に敷居が高いのであります。それが無いとチケット発券すら出来ない愚策。事前予約制は仕方ないとは言え「空きがあれば当日券で入場可能」位の抜け道は作っておくべきでしょう。正直言ってこの時点で心が折れたのは事実です。
愚痴はそこまでにして、これから行かれる方にアドヴァイスを少々申し上げます。展覧会はそこそこ混んでいますが滅茶混みはグッズ売り場でして自分が行った時には90分待ち。それも「LINE」のアプリケーションをスマートフォンに入れて置かねばならず結構大変です。ですからグッズ目当ての方は朝10時の回を予約されることを本当にお薦めします。
愚痴はそこまでにして素晴らしき点を挙げて行きます。今迄、ブルガリ、カルティエ、ショーメ、そして2022年に国立科学博物館にて開催された驚愕の大展覧会「宝石 地球がうみだすキセキ」何れも行っていますが、今回が有無を言わせぬ物凄さ。1500�屬硫饐譴謀玄┝�10室。出品作800点が殆ど全てが写真撮影可能と言うこれで2000円は安い！
と思った程の超充実の展示に痺れまくります。
展示物もジュエリーは当たり前としても、映画『ティファニーで朝食を』の原作者トルーマン・カポーティの生原稿やオードリー・ヘップバーン御嬢様の実際に着用されていたドレスやオスカー像。そして米国版オリジナルポスターや日本公開時のオジリナルポスターからティファニー創業者の御子息であり、ガレやラリックと並ぶアール・ヌーヴォーの大巨匠、ルイス・カムフォート・ティファニー先生が作られたステンドグラスで出来たランプや中国の黄漆や朱漆を交互に塗り重ねて一番上に黒漆を塗り、いわゆる屈輪(ぐり)文様を彫り表わしたものを、日本では犀皮(さいひ）とよんでいる名品もあり、一緒に鑑賞した御嬢様が「ここは上野か？」と発せられた程ヴァラエティに富んだ展示です。
余談ですが、御来場された皆様は本当にスマートフォンでの写真の撮り方を熟知されている方々ばかりでして、暗黒の展示室にガラスケースに入った黄金のネックレス等のジュエリーは、逆光が強すぎて自分には本当に撮れないのですが本当に皆様上手く撮っており「神業」と感心したのであります。
あと、此処だけの話。ストレート(異性愛者）の男子にはどうでも良い話でしょうが、会場スタッフのイケメン度が半端じゃ無く高くって、案内係の方々には萌えませんがセキュリティスタッフの屈強な御身体と雄臭い御姿には正直申して惹かれました。
会期は6月に入ってからは先ず予約が取れないでしょうから、5月中のご訪問をお薦め致します。
https://tiffanyexhibition.com/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR3EFHbncOmbFAp44lwoB6hWWqadhL_tUWO_SZmsXh4La3JkgpINvATvJAw_aem_AbiGdzhB9wFk0a5gzsZy6rkUsvYptDlRHm7aUPnysElWxFoCLlW0kJf29ChXdXDtRlJzrvaRAXlFPucDLF7nbV0D
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