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2024年04月12日00:00

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一心同体、雌雄同体

飲み会の席などで『生まれ変わったら男になりたいか、女になりたいか?』
なんという話題をしたりしますが、男女それぞれに、
メリットもあればデメリットもあるでしょうね。


自然界には【雌雄同体(しゆうどうたい)】と呼ばれている生物がいます。
これは一般に、雄の生殖器官と雌の生殖器官の両方を
一個体に持っているものを言うわけでして、人間の場合、
基本的には【雌雄異体】という事になるわけですね。


雌雄同体の場合、雄の生殖器官と雌の生殖器官が別々に存在し、機能するわけですが、
雌雄同体の生き物としては【ミミズ】や【カタツムリ】が知られています。
となるとカタツムリなんかは、ラブホを背負って歩いてるみたいなものですね。


サンゴ礁に生息する
体長8センチに満たない【チョークバス】という小さな魚がいるんですが、
この魚はパートナーとペアを組んで、一日に20回も
性的役割を入れ代えて子孫を残す事に励んでいるそうですね。
要するに、日に20回も性転換を繰り返してるようなものですよ。


チョークバスのこの繁殖戦略は【卵の取り引き】と呼ばれていて、
卵を小さなまとまりに分けて産み、産卵期間中ずっとパートナーと性的役割を交代しあうんですね。


パートナーからの見返りを確実にするために、
片方が2回続けて卵を産む事は、ほぼないそうで、
こうした見返りへの配慮によって、パートナーとの協力関係を保ち、
浮気の誘惑を減らす事もできるんだそうですね。


彼らにとっては合理的な【夫婦関係】という事になるわけで、
魚でありながら【子育てへの男女共同参画】を
率先して行なっている第一人者と言えますよね。


ただこれ、雌雄異体である人間の感覚からしてしてみたら、ややこしい話ですよ。
人間もチョークバスのように性別が入れ替わるとしたら、好みの女性を見つけたとしても、
いつ口説いていいのか、タイミングが難しいですよね。


「この間さ、超可愛い女の子がいたから声をかけて口説いたんだよ。
話してて、やっといい感じになってきたと思ったら、相手が男に変わっちゃったんだよね。
一所懸命口説いてた苦労が水の泡だよ」
「バカだね、お前は。そんな時には臨機応変に、お前が女に変化すればいいだけだろ」
「ああ、なるほど!そりゃそうだね」
「・・・もっとも俺は、男同士でもいいけどね」
ますます話がややこしくなったりしましてね。


仮に女の子をナンパする事に成功して、素敵な一夜を共にする事ができたとしても、
朝目が覚めたら、頭のハゲたメタボのおじさんが隣に寝ていたら、
いっぺんに興醒めしちゃいますよね。


見事付き合っている彼女とゴールインする事になったとしても、プロポーズの言葉は、
「俺が君の子供を産むから、君も俺の子供を産んでくれ!」
だったりするのかもしれませんね。


微笑亭さん太
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