犬の「演技」がすごい。助演犬優賞を差し上げたい。え?もうもらってるの?
3月26日続けてkino cinemas立川。20人くらい。
意外と言っては失礼だが面白い。
この家族なんなんだろうと思ってるうちに、だんだんわかってくる。
夫がフランス人、妻がドイツ人、なので(かどうか)家庭内公用語は英語。じゃあその子供は何語を使ってるのか。
こう言う設定がまず面白い。しかもそれをストレートに説明するのではなく、ストーリー上で、あるいは法廷でのやりとりでじょじょにわかってくる。
さらに法廷では、被告人の母国語がフランス語ではないことで、ある種の齟齬というかもどかしさもある。
全体にモヤモヤ感がぬぐいきれないのだが、それが不快ではない。むしろ映画を観る快感につながっている。
一体この事件はどういうことだったのか、何が本当に起こったことなのか。なんか裁判の傍聴人になったような錯覚を覚える。
どう着地するかを求めつつ観ているのだが、さあその着地点はどうだったのか。これでいいのか?
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