21年
アメリカ
監督:リー・ダニエルズ
主演:アンドラ・デイ
131分
得点:8
1940年代、人種差別の撤廃を求める人々が国に立ち向かった公民権運動の黎明期。
大ヒット曲『奇妙な果実』が運動を扇動すると危険視していたFBIは、当時絶大な人気を誇る黒人ジャズ・シンガー、ビリー・ホリディにターゲットを絞る。
母のリクエストで鑑賞。
思ったよりも見易くて良かったです。
ビリー・ホリディに関して無知なので、主演のアンドラ・デイのなりきり度はよく分からないのですが、ファンの母曰く「そっくり」だったらしい・・・。
ストーリーはタイトル通り、奇妙な果実の歌唱を巡る警察とビリーの闘いを描いているが、麻薬やアルコールに溺れてボロボロになっていく彼女を見ていると、彼女自身の人生との闘いだったようにも感じる。
当時の差別の酷さと、奇妙な果実という曲の持つパワーに圧倒された。
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