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2024年01月08日09:09

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　今年は、特別な「七草がゆ」

令和六年一日　「能登半島地震」が発生してから一週間
八日発表では　死者は161人安否不明者は103人に及んでいる

　　　私達が結婚して　長男が三歳になるまで過ごした輪島の町

昨日のニュースでは　避難所に入りきれない方々11人は　長井町の農家の
ビニールハウスの中で　避難生活を送っているという

結婚当初　私達は暫くの間　長井にある蒔絵師北さんの親方の家でお世話に
なっており　田んぼが広がった輪島市長井地区には人一倍思い出がある

　　　春には　農家の生け垣の「藪椿」がとてもきれいだった山里
　　　
住まいとしていた駐車場二階の部屋の窓からは　雉のつがいも目えた

また　東北生まれの私が初めて食べたのが「ウグイ料理」　初夏には　山間
部の農家の人は　優しい色の「ササユリ」の花を朝市に出していた

５０年前もの知人友人の方々なのでﾈ　電話も固定番号しか分からないので
交信できるのは　まだまだ時間がかかりそうです

主人が漆の修行の為輪島入りを果たした後　大見謝氏や照喜名氏も輪島にや
って来て蒔絵や髤漆の研鑚を積み　お世話になった街でもある　

　　　　被災された方々には　心からお見舞い申しあげます


＊：＊：＊　　　　　　　＊：＊：＊　　　　　　　＊：＊：＊　

七日には　我が家でも「七草がゆ」を作って食べた

ﾁｮｯﾄ高値だったけれど　大きなパッック入りだったのでﾈ
元気がでそうだなあと　思って・・・

　　赤い　目ナズナ（菘）「蕪」と目スズシロ(清白)「大根」もあった

＜ほとけのざは　ヤブタビラコまたはコオニカタビラコを使用させて戴い
てます＞の断わり書き有り

ままならぬ日々とは言え　ある被災地では　元気を出してもらおうと　旅
館業だった方々が春の草を摘んで「七草がゆ」を作り　避難者の皆さんに
ふるまったっと言う　嬉しいニュース　

　　　私の心も揺れるハート温められましたﾖ
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