新宿・笑博2024 ＃1 マシンガンズpresentsおじフェス

新宿・笑博2024 ＃1 マシンガンズpresentsおじフェスに行きました。
　
事前発表と出演芸人が何故か違っていたのですが、それでも面白かったです。マシンガンズの文学漫才シリーズ羅生門が久々に観られたし。

トークは配信がないからか、ほぼマズイことばっかり喋っていたような。特に金属バット(^_^;)。私はふとっちょ☆カウボーイ氏が久々に観られて嬉しかった。アミーパークライブへ行っていたから、一時は毎月のように観てたのに。そのふとっちょ氏、まさかの営業ネタをぶっこむ（笑）。
ふとっちょ氏がガンズに「ずっと友達だった人が売れて（ライブに）呼んでくれて嬉しい。」と言っててちょっとホロリとしてしまった。厳密にはふとっちょ氏は先輩だが、ずっと一緒にライブ出てたんだもんね。
Ｘに「シアターＤでやっていたスペシャルオールスターライブを思い起こさせた。」とあって、首が折れんばかりに頷いた。令和の世にオジサン芸人達のちょっと懐かしい青春の味がした。

※以下、もう少し詳しくライブの内容を書きますので（でも、もう結構忘れた…）、ネタバレNGの人はここでストップで！

新宿・笑博2024 ＃1 マシンガンズpresentsおじフェス
会場：紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
出演：マシンガンズ　金属バット　きしたかの　ふとっちょ☆カウボーイ　流れ星☆　
お品書き
・OP映像
・マシンガンズ チャットGPT漫才
・きしたかの
・ふとっちょ☆カウボーイ
・中MC
・流れ星☆
・金属バット
・中MC
・マシンガンズ 羅生門
・企画コーナー（良いところを被らず言ってみよう！）
・告知&発表

・OP映像
各々の写真が出て来る映像なのだが、金属バットの小林氏だけ何故か高校生時代の写真(^_^;)。あと、瀧上氏のブランコ乗ってる写真は何？！

・マシンガンズ チャットGPT漫才
マシンガンズ登場。「拍手が途中で鳴りやんだ！」とご立腹の滝沢氏。「しかも２回！こんなコトってある？」OP映像の写真をイジる２人。西堀氏「ちゅうえいはふざけてるっての分かるけど、瀧上のあれは何なんだ？」
このライブ、出演者が発表になる前に売り切れた。「皆俺らのコト好きだな！」とご満悦の滝沢氏。団扇を持ってるファンもいたらしく、団扇を出させる２人。西堀氏「…あのさ。言ったら出すって、皆どのタイミングで出すつもりだったの？」

ヤフー知恵袋のネタをやろうとすると笑いが起き、「ヤフー知恵袋も迷惑だは！名前言っただけで笑われるようになった！」と西堀氏。
ガンズの悪口を書かれる。「嫌いな上司に似ているからいなくなって欲しい。」「俺らがいなくなっても、その上司はいるは！」
変な質問をチャットGPTに訊いてみるコトにする。「柿が好きで毎日食べてしまい、下痢が止まらないのですが、好きなので食べてしまう。体に害はないのでしょうか？」「知らねえは！」GPTに訊く。『柿は柿渋があるので、食べ過ぎは体に悪い』「勉強になるは！」「福岡と広島の男は絶倫だと聞くが本当か？」「知らねえは！」「そうなの？西の方だから？」GPTへ。『絶倫という言葉は下ネタなので回答出来ないが、モンモン大学（？）の統計では性に満足してる県１位は鹿児島です（だったかな？）』「そうなのかよ！…てかモンモン大学って何？」この流れで、大阪も絶倫ってコトになっていた(^_^;)。こうやって、変な質問をどんどんチャットGPTに訊いて行きその回答にツッコむ。

このネタ無限に出来るよね。良いフォーマットを見つけたと思う。

・きしたかの
岸氏は趣味が変わっていると言う。岸氏「ドリカムが好きなんだ。」高野氏「そんなの日本国民皆好きだは！」「でも、吉田美和さんの方が好きなんだ。変わってるだろ？」「そんなの皆そうだは！」「え？皆好きなのは中村さんの方でしょう？コンサートでは皆中村さん見てる。」「そんな奴１人もいねえは！あの人がギターじゃなくてごぼう持ってても誰も気付かねえは！」「ギターじゃなくてベースね。中村正人さんは。」「え？あの人中村正人さんて言うの？」高野氏の方が滅茶苦茶酷いコトを言っている流れになり、岸氏「中村さんのコト嫌いなの？」「嫌いじゃねえは！…あれ？酷いコト言ってるな…嫌いなのかな…。」
岸氏は山下達郎も好きだと言うが。「僕は珍しいコトに山下達郎の音楽が好きなんです。」「皆そうだは！」「え？！皆顔ファンじゃないの？」「山下達郎の顔ファンなんて１人もいねえは！皆音楽の才能が好きなんだよ！天は二物を与えないの具体例だは、あの人は！」（申し訳ないが爆笑。具体例って(^_^;)）「竹内まりあもそうだ！」と言う高野氏。岸氏「え？オマエ山下達郎嫌いなの？」「嫌いじゃねえは！…あれ、酷いコト言ってるな…。嫌いなのかな…？？？」
トラブリューも好きという岸氏。「でも１曲しか知らないんですケドね。」当然ロードだと思う高野氏だったが「ピエロって言う歌で。」「何だよそれ！普通ロードだろ！」「…ロード？？」「何で知らねえんだよ！」岸氏は立て続けにピエロを歌い、高野氏はピエロを覚えてしまう。「脳のメモリーの無駄遣いさせんなよ！」

高野氏が「あれ？嫌いなのか？ああ、嫌いだは」と納得して行くという変化球もある漫才だった。

・ふとっちょ☆カウボーイ
１分ほど、影マイクで「ヘイヘイ〜。パーン！メタボリックパーン、パンパーン！」と言い続ける（笑）。出て来たと思ったら、客席に下りて走り回る。しかも２回目は扉から逃亡（笑）。「Ｔシャツ争奪じゃんけん大会をやります。」と。しかも２回（笑）。２回目は何故かじゃんけんをふとっちょ氏ではなく、様子を見に来た西堀氏がやる（笑）。「え？！俺がやんの？」勝ち残った女性がマシンガンズパーカーを着ており、ガンズファンだと分かると滝沢氏も呼ばれ、握手する。だが、Ｔシャツを渡すと、ガンズ２人に「とっとと帰れ！」最後、お腹モノマネあなごさんを披露。

まさかの営業ネタ！（笑）でも、凄く面白かったし盛り上がった。流石芸霊33年のベテラン。
・中MC
きしたかのとふとっちょ氏登場。「真面目にネタやった俺らがバカみたい」と高野氏（笑）。ふとっちょ氏曰く「ちゃんとフリップネタを用意して来たんだケド、思った以上に会場が大きくて。100人キャパのフリップを持って来ちゃったから、これじゃネタが見えないなと思って。」西堀氏が「こんななのに、竹ちゃん（ふとっちょ氏）、舞台袖で、真剣に集中してるの（笑）。」ふとっちょ氏、扉から逃亡したら、スタッフさんに「出ないで下さい。」とガチで注意されたそうな(^_^;)。
ふとっちょ氏は芸歴33年で50歳。きしたかのが驚く。高野氏「僕33歳です…。」岸氏「僕は34歳。」生まれた時から芸人をやっていた。ふとっちょ氏の見た目が若すぎて私吃驚。そりゃ、現役高校生芸人でデビューして芸歴33年ならそうなんだろうケド。きしたかのとタメでも信じる若さ。ふとっちょ氏の同期は「ミスチル」（笑）。きしたかのの同期はオズワルドで年齢も一緒とのコト。
西堀氏はふとっちょ氏を「竹ちゃん」と呼ぶが、この呼び方をするのは、彼の他にはエルシャラカーニせいわ氏と、じゅんいちダビッッドソン氏だけらしい。西堀氏「竹ちゃんは先輩なんだよ。俺らTVで観てたんだから。だぼぱん。」（懐かしワードで涙ちょちょ切れる）
高野氏がイジられまくり、その度にブチ切れるブチ切れマシーンと化す。「もっと優しく言ってくれ。」という要望に、「そうじゃないでしょう〜」的に優しく言ったら、新たなギャグみたいになった（笑）。

・流れ星☆
ふとっちょ氏に引っ張られたのか、ちゅうえい氏が客席に下り一発ギャグをガンガンやる。肘神様もやって、瀧上氏に「懐かしい」と言われる。瀧上氏は離婚した。２回目の結婚式の時も司会はちゅうえい氏がやると言う。「結婚式２です！」「２って付けないで。」結婚式の曲は何故かファミマの入店の曲。♪チャララララチャラ―ラララララ〜「まずはご祝儀返還！」「そういうシステムないから…。」「新郎、再入場！」「あんまり再入場って言わないね…。」ご祝儀発表が何故かなんでも鑑定団ぽく行われる。新婦の祖父。希望価格は30万。本当は…3000円！「あちゃー」という祖父。「あちゃーって自分で3000円包んだんでしょう？」「お食事はあちらのイートインスペースでどうぞ。」「イートインスペース？！コンビニかよ！」「ほら、さっき。」「あー！ファミマの曲！」余興は何故か新郎本人がやる。

冒頭、ちゅうえい氏がふとっちょ氏宜しく、エンジン全開で動き回ってたの面白かった。ふとっちょ氏の「パーン」ネタもやる（笑）。

・金属バット
マシンガンズのネタを受け「西の人ですから〜」と登場。友保氏「ここ駅前とは名ばかりの。結構歩かすな！東京あるあるやね。」喫煙所も地下駐車場にしかなく、そこに行ったらしいのだが、きしたかのも一緒になった。金属バットときしたかの。一緒に煙草を吸ってたら「良くない派遣バイトみたいになってた。ハゲ２人とロン毛とデブで。」（笑）
小林氏、撮影があるという。「ＴＶ？雑誌？」どちらも違う。新2000円札の肖像写真だと言う。友保氏「あれは偉人じゃないとなれへんで。」と言うも、「あれかな。料理酒でむっちゃ美味いカクテル作ったから、それが評価されたか…。」「すごいやん。10円で飲み放題やん。」でもこれは西成の一部の人しか支持しない。「ああ、じゃああれだ。あつまれ動物の森あるやろ。」「ああ、あつ森ね。」「あつ森をｅスポーツにしたから。」「どうやって？あれ、バトルの要素あった？狸に金借りて家具買うんやで？何やあれ？」「じゃあ、あれだ、三種の神器ってあるやろ」「あるね。草薙の剣と勾玉と鏡やったかな。」「もう１つ見つけて四種の神器にしたからや。」「凄いな。何見つけたん？」「クサナギの…」「あ、もう１つも草薙なんや。」「クサナギの…Ｇパン」「クサナギのＧパン？！それって、あの…」

配信がないと分かった瞬間、下ネタガンガン入れてた金属バット。ちょっとネットに書けないが、女子ガン引きのネタもぶち込む。「西ではウケたのに、東京ではこんなにウケへんとは。」と驚く友保氏。
あと、冒頭、流れ星イジリもしてた。「そのうち☆を書きだす。」や「名前がローマ字表記になる」等。

・中MC
金属バットと流れ星☆とガンズ登場。友保氏が瀧上氏の衣装を観て「そんな恰好でした？ダサいアメ車みたいな。」西堀氏「そんなコトないよな。恰好良いアメ車だよな！」（アメ車はアメ車なんだ(^_^;)）瀧上氏はやたら炎上する。セカンドの時も三四郎のネタを「あれはニッチなフランス映画だ」と言って炎上。ちゅうえい氏「しかも、あれ、書き込んだのいつだっけ？」瀧上氏「朝９時に書き込んでるの。ちゃんと寝て冷静になってから書き込んでる。」友保氏「ええ！酒飲んで酔ってとかじゃなく？！（苦笑）」瀧上氏「あ…でも、ネットだとイタイ奴っていう印象だと思うケド実際会うと良い奴…」友保氏「いや。西にも、瀧上兄さんはキチガイだって知れ渡ってますよ。」(^_^;)
瀧上氏がイジられまくり、結果、１人置き去りにされて、１人ぼっちでMCをさせられる。コール&レスポンスがあったのだが。「瀧上ー！」のレスポンスは「離婚ー！」だと判明。袖で金属バットとガンズとちゅうえい氏の野次（ガヤ）が凄かった。「何だそれー！」みたいなのとか。
金属バットはほぼ下ネタを言っていた印象だが、西だと笑うのに、東京は滑って「こんなに違うのか？」と。フェ○チオはダメなのか？と。真昼間の新宿（しかも高島屋）で「フェ○チオはダメなのか？」

・マシンガンズ 羅生門
西堀氏の「時は平安時代…」から始まる、文学漫才羅生門。まずは、西堀氏が芥川龍之介の羅生門を朗読。羅生門でボロボロの身なりの老婆が死体から髪を引き抜いていた。通りがかった男は「そんなむごいことを。」と咎めるも、「生きて行く為」と老婆。「ならば、わしがこれからやることも恨むな。」と、男は老婆から服を奪い去る。
「この羅生門の話。現代でもあると思う。」と西堀氏。Ａ子とＢ子。２人は親友だった。Ａ子に彼氏が出来た。しかし、その彼氏はＢ子と浮気をした。Ｂ子はその男を好きになる。ある日、Ｂ子はＡ子に問う。「ねえ。友達の彼氏を好きになっちゃったらＡ子ならどうする？諦める？」Ａ子は言う。「えー。好きなんでしょう？取っちゃう。あたしなら取っちゃうな。」「ならば、わしがこれからやることも恨むなと…」滝沢氏「わし？！声変えた方が…」「Ｂ子はＡ子の髪の毛を引き抜いた。」滝沢氏「何で！？髪の毛？？」Ｂ子はＡ子の彼氏に電話をかけ、髪の毛でマフラーを編む。「キモッ怖っ！」と普通にフラれるＢ子。

久々に観たケド、前観たのとちょっと変わっていたかも。途中ラップ調になったりとか。「龍さーん」とか。滝沢氏のツッコミというか合の手も良い。「何で？」とか「髪の毛？！」とか「声変えた方が…」とか、客の代弁だね。
文学シリーズは後２本あると思った。走れメロスとあと１本何だっけ？

・企画コーナー（良いところを被らず言ってみよう！）
芸人全員登場。まずは「マシンガンズの良いところを被らず言ってみよう。」各芸人コンビでガンズの良いところを言う。被ったら罰ゲームがある。

金属バット「俺らより２点だけ面白い」セカンドな。「未だに悔しい！」と金属バット。滝沢氏「未だに金属バットのファンからも言われる。根に持ってる。」その２点を入れた奴が今日のこの会場にいるのでは？と疑う金属。

ふとっちょ氏「滝沢君が普段も漫才の時と同じツッコミをする。」ある日、吉祥寺のおでん屋で一緒に飲んでいたのだが、おでんの出汁の味がせずお湯だった。滝沢氏、店主に漫才同様、身振りつきで「ただのお湯じゃねえか！」とツッコんでいた。おじいさんの店主だったらしいが。
ふとっちょ氏「ずっと友達だった人が売れて（ライブに）呼んでくれて嬉しい。」と言っていて、ホロっとしてしまった。本当にね。

きしたかの「声が大きい」だったかな。「芸人の基本」大きな声を出しておけば、大して面白くないコトも面白く聴こえると。滝沢氏は高野氏に会うと「声、大丈夫？」と声の話ばかりしてくると。高野氏「滝沢さん、変なもの飲んでるんですよ。黄色いドロドロした液体をジップロックに詰めて。あれを勧めて来る！」滝沢氏「あれは、蜂蜜とターメリックとシナモンを混ぜた物なの。喉に良いの。オマエ、先輩が勧めてるんだから、次は絶対食えよ！」高野氏「嫌だよ！俺の着てるジャケットの色みたいなんだよ！そんな物食べないよ！パワハラだよ！」

流れ星は何だったかな…。でも被らなかった。

次は「西堀の良いところ」
まず、金属「西堀さんがばあさんにも積極的に行くところ。」何でも、一緒に打ち上げでお酒を飲みに行ったら、店にいた女将（おばあさんだったらしい）のことを西堀氏は「可愛い。めっちゃ可愛い。」と言い出し、声をかけようとしていたと。小林氏「男らしい！」西堀氏「…それは良いところなの？」滝沢氏「女性を年齢で見ないのは良いコトだろ。」瀧上氏「イキはしなかったんでしょう？」友保氏「いこうとしてただけ。」
因みにその飲み屋。大きな柱があって、小林氏はその柱の影に隠れ、たまにひょこっと顔を出す感じで飲んでいたらしい。

ふとっちょ氏「昔より優しくなった。」昔、ライブの時、現在西口プロレスのレフェリーをやっているポーク林氏に「早く、ここまで登ってこいよ。」と言われ、西堀氏、ふとっちょ氏のところに来て「ねえ竹ちゃん。アイツ殺して良いかな？」と言われたと(^_^;)。私、笑い死に。ポーク林氏はじゅんいちダビッドソン氏の元相方ね。ミスマッチグルメ。その時より優しくなったと。

流れ星☆。「顔が可愛い」だったかな？西堀氏曰く「ちいかわに似てるって言われる。」ちゅうえい氏だったかな…「ちんぷいに似てる」と言っていた。

最後、写真撮影をOKにしてくれた。（金属バットにも許可を得ていた）
　
　

　
滝沢氏がめっちゃ良い笑顔だな。

　
　
集合写真。

・告知&発表
金属バットやきしたかのはライブがあるんだったかな。ふとっちょ氏は「蕎麦屋のバイトしています。」という報告だった（笑）。
告知の時、ふとっちょ氏が「パーン！」とやったら、高野氏が「うるせえよ！」と条件反射でツッコんじゃったのが凄く可笑しかった。西堀氏「今のは竹ちゃん可哀想だよ！一応先輩だぞ？」高野氏照れ笑い。


そして、最後、マシンガンズの単独ライブがあるという告知。タイトルが「最初で最後」確かにあれだけ単独ライブやるの嫌がってたのに(^_^;)。おそらくセカンドに出るので、そのネタ作りの為もあるのだろう。
ふとっちょ氏「俺、前説やってあげるよ！」良い人だな！先輩が前説って凄いぞ。

オジサン芸人たちが、本当に全員楽しそうだった。私は、ふとっちょ氏とガンズの昔からやってきた仲間モードにうるっと来てしまった。ふとっちょ氏はなごみ堂でもあるからね。私が好きな芸人水町タカオ氏の元相方でもある。
又、やって欲しい。その時は、是非、じゅんいちダビッドソン氏も呼んで欲しい（西堀氏と仲良し）。