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2023年12月18日22:10

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自宅で観た映画(あしたのジョー、DAGON、ドラッグ・チェイサー)

3本レビュー行きます。
3本とも初鑑賞。

12/13(水)
「あしたのジョー」(1970年)
主演 石橋正次 亀石征一郎 
監督 長谷部安春 
Amazonプライムで鑑賞。
東京のドヤ街にやって来た矢吹ジョーは、元ボクサー丹下段平にそのセンスを見出されて、
プロのボクサーとしてのし上っていく。
この作品を見たのも、現在アニメの「あしたのジョー」と特撮ヒーローの「アイアンキング」を丁度全話再見中なのもあっての鑑賞。
アニメの方はリアルタイム世代ではなく、再放送で見た方で内容は殆ど知っている。
その実写映画化で、主演がこの頃は大人気で「アイアンキング」で静弦太朗役を演じた石橋正次(巨大ヒーローのアイアンキングより実質上主役で巨大ロボや怪獣を倒すという特撮史上最強の生身の人間)
この本作はジョーと段平の出会いから対力石戦まで描くのだが、上映時間84分という短さで描くという暴挙に出る。
そのせいかあまりにも展開が早い、早すぎ。
長い展開だから話を端折るのかと思いきや、ポイント要所はしっかり抑えてているのは驚く。
本当はせいぜい2時間の上映時間で描くべきだと思うが、逆に返って見やすい。でも「あしたのジョー」のダイジェストを見てる感はする。
私のような特撮ファンからすると、石橋正次だけでなくキャスティングが豪華で、
力石徹が「シルバー仮面」の春日兄弟の長男・光一の亀石征一郎、
マンモス西が「ウルトラマンA」のTAC・今野隊員の山本正明、
白木葉子が「レインボーマン」の死ね死ね団・女幹部キャシーの高樹蓉子、
白木ジムのトレーナーが「ウルトラセブン」のウルトラ警備隊・キリヤマ隊長の中山昭二
と特撮的には豪華。
キャスティングに関したら、少々イメージが違う所もある。
マンモス西の山本正明なんかはまり役だと思うが、力石の亀石征一郎はイメージが違うような気はしたが後半に行くにつれて、逆に力石役をものにするような勢いを感じた。
全体的には粗削りで強引な展開ではあるが、アニメの実写化にしてはそんなに悪くない。
「あしたのジョー」の実写映画化はもう一本2011年にあるが未見。また機会があれば鑑賞する。

12/14(木)
「DAGON」(2001年)
主演 フランシスコ・ラバル 
監督 スチュアート・ゴードン 
Amazonプライムで鑑賞。
男女4人が乗ったヨットが嵐で座礁して、近くの港町へ助けを求めるが、
その町の住民は全員に何者かに支配された町であった。
「ZOMBIO/死霊のしたたり」や「フロム・ビヨンド」などカルト的なB級SFホラーの監督スチュアート・ゴードンが、これまたH.P.ラヴクラフト原作を映画化したホラー。
そんなにつまらなくないが、さほど印象に残らないのは何だろう。
人間の顔の皮を剝ぐというグロシーンはあったり、
町を支配するモンスターが出たり(と言っても登場シーンはほんの一瞬)
雰囲気はいいんだけど、冒頭の主人公の悪夢シーンでラストはこうなんだろうなぁ?
と容易に展開は読めたし。
80年代から90年代にこの手のジャンル作品で面白かった監督だが、
それで期待して鑑賞した割には、何かイマイチ乗れなかった。

12/18(月)
「ドラッグ・チェイサー」Running with the Devil(2019年)
主演 ニコラス・ケイジ ローレンス・フィッシュバーン 
監督 ジェイソン・カベル 
麻薬の運び屋をする2人の男と、それを追う姉を麻薬で殺された女性捜査官の復讐を描く。
内容は知らずでニコラスにフィッシュバーンが出てるから、
このポスターの雰囲気で、この2人が演じる麻薬捜査官の活躍を描くアクション映画?
かと思って見たら全く違った。
ニコラスとフィッシュバーンは麻薬の運び屋で悪役。
それを追う女性捜査官を描いた犯罪ドラマ(殆どアクションシーンは無い)
それでもストーリーや展開を振り返ると面白そうにも思うが、
この監督の見せ方がどうも下手なのか?盛り上がりそうにも盛り上がらない退屈な内容だった。
すばり、ニコラス主演映画ではかなりつまらない…
まぁ、作品を選ばずにやたらと出まくるニコラス映画だからそんなに期待はしてないけど、せめてつまらないなりにニコラスのテンション高いキレ演技とか見れたらいいが、それもない…
今回のニコラスは大人し過ぎてキャラ的にも全く面白みが無い。
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