かなり期待できそう。

NHK、2025年度前期朝ドラ「あんぱん」制作を発表 ヒロインはオーディションで決定
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2025年度前期朝ドラ「あんぱん」制作が発表されました。

実在の人物である、小松暢（1918-1993）とやなせたかし（1919-2013）をモデルとした作品で、脚本家はヒットメーカーの中園ミホ。

個人的に誰に朝ドラをつくってもらいたいかと聞かれたら、個人的に21世紀朝ドラ最高作品だと思っている「花子とアン」(2014年前期)の中園ミホを挙げたことがある(*1)ので期待度大です。

モデルになっている人物も「アンパンマン」のやなせたかし夫人なので、国民的知名度はバツグンのはず。
「アンパンマン」のファンだった人たちの視聴が期待できることを考えると、うまくやれば平均視聴率20%台復帰もあり得るかもしれません。

ちなみに、「花子とアン」の平均視聴率は22.6％で、現在とは単純比較はできないものの、当時としても良好な数字でした。
(21世紀平均視聴率最高の作品は「あさが来た」(2015年後期)の23.5%)

ヒロインはオーディションで決めるとのことですが、視聴率20%台も狙える企画ということを考えると、中園ミホが視聴率女優を指名する形がいいんじゃないかなぁと思えますが、若手有望株の女優を選ぶとしても後にCM女王になるくらいのスター性を持つ女優を選んで欲しいです。
(ネットでざっと調べたところ、視聴率女優トップは綾瀬はるかとのことですが、2年後は40歳なので朝ドラヒロインとしてはきついか？)

やなせたかしは「らんまん」のモデル・牧野富太郎と同じ高知県出身。1作置いて高知県出身の人物を選んだのは意外だと思いました。


個人的に2020年代の朝ドラは最初はいいものの、中盤以降作品の質が息切れという内容の作品が目立つと思っています。
「朝ドラを見るのはもう潮時かなぁ」と思ったことがありましたが、「らんまん」はドラマの質が高かった作品でしたし、「ブギウギ」も現時点では毎日見るのが楽しい内容です。

「らんまん」、「ブギウギ」がつまらなかったら朝ドラを見るのをやめようと思っていたので、朝ドラスタッフの方には、何とか「あんぱん」まで朝ドラに興味を持たせられる作品を作って欲しいです。


(*1)(一視聴者に分かる範囲では)降板時の経緯を見ると、少なくともNHKの朝ドラスタッフとは仲が悪そうなので現実的には無理だと思いますが、「エール」(2020年前期)原案の林宏司に朝ドラを作って欲しいと思っています。
また、個人的に好きな「てるてる家族」(2003年後期)、「なつぞら」(2019年前期)を手掛けた大森寿美男にも朝ドラを作って欲しいと思っています。