秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
と、やっと夏が去ってくれたようだ。ほっとする。
日本商工会議所の小林健会頭は20日の記者会見で、ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、個人的な見解とした上で「性加害という犯罪はジャニーズだけではなく、例えば未成年の女性に対する性加害が芸能界でなかったのか、メディアは調べる必要がある」と述べ、芸能界で横行しているとされるセクハラや性加害の実態を解明し、業界全体の問題として対処すべきとの考えを示した。
という記事を見て、そりゃもっともだ。この問題が起こった時から僕がずっと思っていたことをやっと記事になるような人が言ってくれたかと思ったが、ちらちら見るテレビのワイドショーなどではジャニーズ事務所の名称がどうのこうのと話はしても女性に対する性加害についての話は一言もない。日頃、女性の権利がどうのこうのと騒ぐ左巻きの連中からも全くこの話が聞こえてこないのはどういうことなんだろう。ここを掘り下げるとテレビの業界から逮捕者が続々出てしまって収拾がつかなくなってしまうからなのかと邪推する。
日本芸能従事者協会が俳優やモデル、歌手、メディア・映像制作の関係者らにインターネットで昨年実施した調査によると、セクハラを受けたり見聞きしたりした人は73.5%にのぼり、具体的には複数回答で「不必要に体に触られた」(35.5%)、「性的関係の強要」(25,4%)、「レイプ」(11%)などの行為があったとされる。
おいおい、10人に一人はレイプされてるってことだぜ。何の忖度だかわからないが、大人の世界って汚いって話だな。
今週の映画は「M3GAN ミーガン」(監督:バルディミール・ヨハンソン/出演:アリソン・ウィリアムズ、バイオレット・マッグロウ)を観ました。子どもを守るAI人形が引き起こす惨劇を描いたサイコスリラー。
なかなかインパクトの強いミーガンダンスもキレキレで、「ターミネーター」ばりの面白いシリーズ物が出てきたという感じがする。ラストの方はなんだかなあと腰砕けの感はあったが、2,3と続けていく伏線が見え見えで、これからの展開にも期待しよう。
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