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2023年09月05日01:45

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“ ホメオスタシス ”と“ オートファジー ”

学校で習いましたね?
“恒常性” いつも通りでいようとする身体機能、特質
体温を常に36℃に保とうとする、や、いつも通りの時間に目が覚める、みたいな
ものだと習った記憶があります。
最近なぜかその単語が気になっていました。

今日ちょっと時間ができたので、仕事のふりをしてネットで調べてみました。
すると面白い記事が出ていました。
“精神”にもその現象が起こる、と言うのです。

端的に言うと人は「変えると死ぬ」と言う本能からくる恐怖感を持っている、そうです。

とても思い当たることがあります。
子供の時の事です。
●眠らないと死ぬ
●食べないと死ぬ
●〇〇に行くと死ぬ(殺される)
●今食べたものに毒が入っていたので死ぬ
●今しゃっくりをした時に空気を飲み込んだので死ぬ

等々、根拠のない何かによく脅えていたのを思い出したのです。

人は自分にとって良く知っていること、都合の良いこと、楽なことが好きで
“変化”が嫌いなのだそうです。
とても腑に落ちました。

昼休みになったらほとんどの人がご飯を食べます。
家で作ってきたもの、通勤の途中で買ってきたもの、会社で用意してくれたもの、
お店に行って、、、

私は高校生の時に昼ご飯代を溜めてプラモデルやモデルガンを買っていました。
普通の小遣いでは買えない高価なものです。
ですが、“昼ご飯を食べない”ことでそれが手に入ったことに満足していました。

そして、近年になって“ オートファジー ”と言う現象に出会いました。
こちらも端的に言うと、“飢餓”によって体が劇的に活性化する、ような現象です。
つまり食事回数を減らし、飢えの信号を発信すると、体は危機を感じ、色々な身体
機能が活性化する、という現象です。
これを研究する日本の研究者がノーベル賞を受賞しています。

しかし、言うはやすし実行は難しいものです。
私がこれに挑戦し3年が経とうとしています。
理想は食事は1日一回か、16時間食べない時間をつくることです。

このメリットは
1,身体機能の活性化
2,消化器系が十分休息できる
3,全体的に摂取カロリーが減り身軽になる

今年は晩酌をして後は食べない、にしようとしたのですが、これが辛い。
数時間眠り、「まだ時間は取れるから、もう少しご飯を食べよう」と晩御飯が2度
と言う変な形態が出来上がってしまいました。

それが、かえって苦しい睡眠となり、嘔吐感がわいたりし、「これはいかん!!」と
やっと食事を減らすことができるようになりました。 まだ数日です。

ここでホメオスタシスが抵抗するのです。
変化を嫌うからでしょう。
でも、この数日ちょっとそれに打ち勝てた気がします。

その結果、一日の初めに食べる晩御飯の美味しいこと。
自覚が乏しかったのですが、とても空腹だったのでしょう。
食べるものがこんなに美味しいものか?!と思えるのです。
これは「幸福感」以外の何物でもありません。

ま、そんなほホメオスタシスとオートファジーの日々のお話でした。

                                 ∞























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