長かったチュニジア旅行9日間を終えて無事帰宅しました。カタール航空のドーハ空港での乗継ぎで往路も帰路も5時間待ち。帰りは成田行きが3時間遅れ。猛暑と下痢で最後はフラフラでした。
旅の端緒は新聞広告で見た阪神航空のツアー。亡き父が関わったブランドでした。ホリエモンの策謀で親会社阪神電鉄が阪急に吸収合併され、阪急交通社の一部門となったが、今も健在で一安心。
チュニジアは北アフリカの地中海に面した小国。古代ギリシアやローマと競ったカルタゴやハンニバル将軍で有名。時差は8時間。でも着くまでに12＋5+6＝23時間と丸一日がかりのフライト。
長時間の旅より費用嵩むもののビジネスクラスを選んで正解。募集16人枠で参加者は12人＋添乗員1人。バス座席は広々。最高齢83歳男性で平均年齢70歳台の有閑高齢者主体のツアーでした。
49歳で昔バックパッカーだった添乗員は成田から往復同行。世界一周体験談や阪神の企画の様子を聞かせて貰いました。今回の見所は➀古代遺跡探訪、�▲ぅ好薀狎こΑ↓�リゾートホテル満喫。
2日目昼チュニスに到着。バスで南へ2時間のリゾート地スースへ。旧市街観光しリゾートホテル投宿。3日目：バスで古都ケロアンのモスク、エルジェムのローマ円形闘技場とモザイク博物館。
・・・日々の行程は写真を参照願うとして、連日赤茶けた石灰岩と白い大理石の古代遺跡に、城壁を持つ中世のイスラムモスクを見学。イタリア本国の遺跡よりも保存状態が良くてどこも立派。
ただ毎日が石材彫刻や建築のオンパレード。旅行前に「塩野七生のローマの物語」「森本哲郎の有る通商国家の興亡」を読んでなけりゃ遺跡の歴史的背景が判らず、タダ凄い凄いと感嘆するだけ。
むしろ地中海リゾートで賑わうスースやシディブサイドの街並みが、チュニジアンブルーで印象的。バスの昇降回数を減らし、もっと自由時間を増やしてリゾートホテルを満喫させて欲しかった。
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