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2023年04月25日11:47

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なんとなくでも西へ行ってしまうのが日本人の性

東海道五十三次の記憶が刷り込まれているのか
東京駅を出たら西へ向かってしまうのか
なんとなく国会に向かったのかわからないが
東と東北には浅草以外何もないから話題にならん?

9:30に出発なら今なら平和島くらいだろうと予想したら
ほぼそんなもんだった(笑
道草くって祐天寺ならまだいい方か
出発が遅い。
その時間に日本橋からならのんびり行って渋谷ハイキングで
道玄坂稲荷参りが一般の遠足コースだ
まさにその実証をしてる。
渋谷の山が整備されて丘になってるからその先に行けただけ
道玄坂稲荷はまだあるから行ってみればいい。
眠狂四郎が似たように朝からふらふら遠足に出かけて
人目に付かないからと隠密に襲われるところだ
今も人目に付きづらい(笑

無駄ではないと言ってるが、かなり時間を無駄にしたよ
昔の本を読めば大体感覚がつかめるのに
あえてそれを舗装路で実証しようというのだから
筋肉痛で終わって当たり前。

江戸時代は土だったからそこまで足は痛まないだろうが
草履だから、砂利でなくても足の裏に負担が来るだろう。足袋はかないと痛いはず

最近読んだ本では、やはり上方へ行く話で
道は東海道一本道だから、もう少し先へ行く。
電灯がないから5時か6時には旅籠に入るか野宿する
旅籠に入らないと火の入った食事は出てこない。
予約手段もないので飛び入りで一杯なら野宿だ
昼はだんご屋でちょいちょいと済ませないと遅れる。

早い人は朝6時に品川を出て夕方6時には小田原ぐらいまで行ったようだが
普通なら横浜で一泊、小田原で一泊、箱根越えで関所で半日足止め食らって
三島で一泊、駿府浜松豊橋名古屋、ここで伊勢参りで道草
首尾よく伊勢参りが終わったら彦根京都大阪と
概ねみんなそんな感じ

意外と京都は関東と近いのだ

絶対に日が出るとともに出発、
夕暮れには宿泊。野宿は山ではしない
という縛りがある
泥だらけだから風呂なしだと3日でホームレスルックになるし
(毎朝月代を剃って髪を結うから)
火の入った食事は出ない。
生米をボリボリかじることになる。
その辺に寝てたら追剥かオオカミや狂犬に食われるから(笑
戦でもない限り宿泊はできるだろう

この人の話を読んで思うのは
日本のインフラのすばらしさであることで
インフラとは何か?を考えてしまう。

この自動車と電車のために作られたインフラを支えるために
消費税や自動車税を払っているのに、
せっかくのインフラを使わず徒歩で歩き回らないといけなくなるほど
自分たちの生活が立ち行かなくなるのは
一体どんな理由なのだろうね。
豪邸買ったはいいが電気代と修繕費で冷蔵庫が空っぽな状態。

最初にこの品川〜横浜間の鉄道開通というインフラができたとき、
多くの反対運動がおこった。テロに近いレベル。
今まで1日で行っていた場所に、1時間も経たず着いちゃった。

これ大阪まで通したらはたご床屋ぞうり屋だんごやが全部潰れる
となったわけだが
今は見事に自動車用に踏み固められて間の
旅行インフラはなくなってスタバマックとスーパーマーケットになった

また鉄道のない時代に戻る体験をして、悪いとは思わないが
文献を当たれば大体わかることだ


「東京駅から歩き続けたら夕方どこにいるのか?」 約6万歩・39キロの行程で得たものが「感動した」「良いロードムービーに出会えた気分」と話題
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=7387559
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