フェーズメーションでは、早めに受付で並んでいるのを見つけられた斎藤技術部長から、今年はソナス・ファベール/アマティ・トラディションの長兄、イルクレモネーゼでデモされることを聞いたので楽しみに来場しました。
イルクレモネーゼをしっかり鳴らせれば、我がアマティも当然に鳴らせるからです。
数年参考出品であった211真空管のパラシングルモノラルアンプもMA-5000の型番が付いて、いよいよ来春実売だそうです。
お値段は1千万円は切りたいということですので、900万台か800万台に。
開発最初のころは750万円くらいが目標も、すっかり物資が値上がってしまいましたからねえ。
シャーシのデザインも追い込まれましたね。
送り出しの目玉は、税込み148万円のダイヤモンドカンチレバーのPP-5000ですが、10万ちょっとのPP-200から値段順に付け替えていかれたことです。
イルクレモネーゼ、しっかり鳴っていましたね。
うちのTELEFUNKEN EL156PPアンプ同様のNFBなしの無帰還でもこういう実用から実質トップエンドのハイエンドスピーカーをリズムレベルから鳴らしてしまうのですね。
アコリバ石黒社長が、トランジスターは真空管の代用品と呟かれたように、音響用に開発された素子、正確には音響用も念頭にある送信管211の素性の良さで、うっとりする音に寝てしまいました。
トランジスターでは逆立ちしても、直熱三極管のこの音質は無理ですね。
かけられたレコードです。
鳴らしていませんでしたが、長野オーディオフェアでは鳴らされたこちらの300Bパラシングルは展示。
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