19年
メキシコ・アメリカ
監督:ルーク・ローレンツェン
主演:ホアン・オチョア
78分
メキシコで営利目的の救急隊を営むオチョア一家。
同業の救命救急士らと競い合って、今日も急患の搬送にあたっている。
この熾烈なビジネスの裏には、国が所有する救急車が、メキシコシティ人口900万人に対して、たった45台しかないという深刻な社会問題が隠れていた・・・。
民営化された救急車なんて、そんな世界がリアルにあるなんてまるで知らなかった。
本作はドキュメンタリーであるにも関わらず、ストーリー性があり、ナレーションも入らず、まるで劇映画を観るように観れる。
ドキュメント故のリアリティはこびりついた血を見れば分かる。
スリリングな救急車同士のチェイスなどを含め、忘れられない一本になりました。
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