上皇后様も上皇様と結婚される時の記者会見で「とてもご誠実で、とてもご立派で」と発言されていたと思う。
昭和の作家の石川達三もマキアベリズムの人間より、まっすぐで誠実な人間を愛した。
昔は恋人を作ったり結婚をする時には、「まず相手が誠実であるかどうかを見ること」と言っていたように思う。
少し前に何かの小説で「お母さんは何でお父さんと結婚したの」と娘に問われ、「よい人じゃないか」と答えた母に、娘が疑問をいだいた話があった。
「それだけ?」ということだったようだ。
でも本当に「それだけ」でよいのでしょうね。
カッコいいこと言えることを自分もやってきていないけど、誠実であることが大切だとあらためて思っている。
疑惑があった時も自分は誠実に対応した。
だから切り抜けることができたが、人生はおかしくなった。
誠実というものの力を、まったくわからない人達なのだと思う。
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