22年
日本
監督:永江二朗
主演:恒松祐里
81分
ネットロアとして有名な『きさらぎ駅』を題材にしたホラー。
2004年1月に異世界に行ったと思われる女性『はすみ』がネット掲示板にて助けを求めた――この都市伝説を大胆にアレンジ。
きさらぎ駅行きの電車に乗り合わせた人々が体験する、想像を絶する恐怖を描く。
冷やかしみたいな気分で観たけど、思った以上に面白かった。
まあハードル下げてたからってのもあると思うけど、近年のJホラーの中ではイチバンと言っていい。
それぐらいには楽しめた。
ハッキリ言ってオリジナルの『きさらぎ駅』は原案程度で、かなり改変してある。
監督自身『POVじゃなくFPSを意識した』という主観映像も、ゲームライクな本作との相性が良かった。
そしてどうにも『裏世界ピクニック』を想起してしまう仕掛けの数々。
この監督で実写化したら面白いかも。
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