これも印象に残った短編漫画です。
これは掲載された雑誌も覚えていてコミックトム、主人公は月子さんで、タイトルは「拝み屋さん」(平仮名なのか漢字なのかは覚えていなかったけど)というのも覚えていた。
コミックトムは潮出版社ですが、創価学会とかそういうわけではありません。
知り合いが買っていて読みました。
なかなか見つからず難儀しましたが、数カ月間の苦労の末にやまだ紫さんの作品であることを知りました。
「夢の迷子たち Les enfants reveurs.」(ビーグリー刊)」に収録されています。
やまだ紫さんは60歳の若さで亡くなっていて、すでに伝説になっています。
調べていて漫画の「御伽草子」を当時読んでいました。
「視える女性」を主人公にした作品で、離婚やいろいろことを経験しながら一種の悟りに到達し、野仏があればそれを拝み、美しい小川があればそれを拝む、いろいるな苦労を経験した女性が素朴な信仰とともに生きる。
その生き方に感動しました。
手塚治虫さんの「ブッダ」や、みなもと太郎さんの「風雲児たち」が掲載されている雑誌でしたが、私はこういう短編も好きでした。
ワンゲルで野仏とか道祖神とか大好きでしたので、これも大きな影響を受けました。
今もぜいたくを言わず、素朴な信仰を大切にする考え方を大切にしています。
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